Delano Orchestraニューアルバム
以前、こちらでご紹介したフランスのバンドThe Delano Orchestraですが、2ndアルバム『will anyone else leave me?』が先日リリースされました。リリースは盟友Pastry Caseのレーベルkutu folk recordsから。
すばらしかった1stからよりもダイナミックさが増した印象を受けます。ただしサウンドがどんなものに変わろうともヴォーカルのDelanoのウィスパー・ヴォーカルには全く変化は見られません。彼らのmyspaceで数曲聴けるので、実際に自分の耳で確かめてください。女声コーラスが入った「How to Care」はとてもいい曲だと思います。まさにフランスのSparklehorse。
このDelanoという人はMatt Elliottとかと同じような後ろ向きさを感じるので、ぼくとしては共感が持てます(笑)リリックの内容が気になるところですが、曲のタイトルからしてネガティヴです。今回なんて、「something is gone」「everything is gone」「will i die」「endless night」とかですから・・・。
ちなみに後ろ向きで言うと前作の「kill me twice」がだいすきです。このなんとも言えない暗さとバンジョーの軽さが絶妙。2ndはちょっとバンジョーの音が少なめなのが残念かな。
The Delano Orchestra – Kill Me Twice
ちなみに、手縫いの糸による装飾をほどこした特製紙ジャケはとてもユニークで、データじゃなくてちゃんとCDとして持っておきたい一枚。p*disへの入荷は来月下旬になると思います。
関連記事:Delano Orchestra ~繊細すぎてよく聴こえないライヴ・オン・ザ・ボート
Tags: Delano Orchestra
This entry was posted on 2009年 5月 29日 at 16:15 and is filed under music news. You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 feed. You can leave a response, or trackback from your own site.