hue and cry

The Leisure Societyニュー・アルバム『Alone Aboard the Ark』本日発売!

ザ・レジャー・ソサエティの2年ぶりとなる3rdアルバム『Alone Aboard the Ark』が本日リリースされました!

前作『Into the Murky Water』リリース後、メルトダウン・フェスティヴァルでのレイ・デイヴィスとの共演時に彼が所有するコンク・スタジオでリハーサルをしたことが、本作のレコーディングをコンク・スタジオでおこなったきっかけとなりました。

完璧主義的に作り込んだ前作からの反動や、チェリストの脱退の影響、製作のプロセスの変更など、いろいろな要素が本作でのサウンドの変化を導いているといえます。これまで、リーダーでソングライターのニック・ヘミングと彼のパートナーでプロデューサー的立場だったクリスティアン・ハーディを中心に作り上げる方法論から一転し、バンド全員での共同作業でひとつの作品を作り上げ、その結果、より深くなったそれぞれの絆がザ・レジャー・ソサエティのサウンドをより強固なものへと変化させています。

アルバムの詳細はこちらのリンクをご覧ください。
http://www.inpartmaint.com/lirico/lirico_title/LIIP-1516.html


The Leisure Society「Fight for Everyone」ミュージック・ヴィデオ

こちらは先行シングルにもなった「Fight for Everyone」のミュージック・ヴィデオですが、レイ・デイヴィスがあの名曲「You Really Got Me」を書いたという古いピアノやヴィンテージ・シンセが使用されています。コンク・スタジオでのレコーディングもまた何かを示唆していると言えるかもしれませんが、60年代後半から70年代のUKロックの雰囲気を求めて、プロトゥールズを使ったデジタル・レコーディングではなく、あえて2インチのオープンリール・テープにアナログ式にレコーディングする方法をとっており、また往年のUKバンドを端々に感じさせる歯切れのいいタイトな演奏によるダイレクトなバンド・サウンドからは、前作で感じさせた自信の他にエンターテインメント性を感じることができます。

こちらは3月におこなわれたフランスとドイツのテレビ局アルテのためのショーケース・ライヴの映像(約1時間)。ヴァイオリン奏者のマイク・シデルは新曲のほとんどでエレクトリック・ギターを弾き、フルート奏者のヘレン・ウィテカーもシンセを担当するなど、これまでのライヴとは明らかに違うことがわかるはず。

本作は聴き込めば聴き込むほど味がある作品だとおもいます。相変わらず、イギリスのメディアでは高い評価を得ており、セールス面でもきっと成功を収めることでしょう。日本での状況も少しでも海の向こうに近づかせることができるようにしたいです。そして、いつか来日を!!

なお、Liricoウェブサイト(p*dis online shop)でご購入の方には特典として、Liricoレーベル・サンプラーのダウンロード・カードと、本作収録曲のデモ・トラック6曲を収録した限定カセットテープ『Whatever Happened To The Tokyo Crows?』をおつけいたします。まだ少し残っていますので、お早めに!

★p*dis online shopで購入:http://www.inpartmaint.com/shop/the-leisure-society-alone-aboard-the-ark/

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