その豊潤な響きに新鮮な驚きを隠せない、アルゼンチンのフォルクローレ新世代からまたもや注目の才能が出現。国境を超えて汎南米的に協調し共振する音楽家たちの今を伝える、素晴らしいアルバム。素朴でナチュラルな音色と都会的なハーモニー、ジャズやクラシックからの強い影響と斬新なアレンジ…すべてが融合した傑作が日本のみでCDリリース決定!

スピネッタ、ペドロ・アスナールからエルメート・パスコアール、エドゥアルド・マテオ、ビオレータ・パラなど、南米各国の作曲家による古典~現代の曲を、ジャズやクラシックなどアカデミックな要素と伝統的フォルクローレの要素を融合し、現代のポピュラー音楽として新たなかたちで結実させる…そんなコンセプトのもと結成されたバンドがこのオホ・デ・アグア。
6人のメンバーによる綿密なアンサンブルは、アンドレ・メマーリ以降の室内楽的なブラジル音楽に近いタッチと、アカ・セカ・トリオのような高度なアレンジに裏打ちされた素朴な響きを併せ持ちます。全12曲中4曲収められたメンバーのオリジナル曲もどれも素晴らしく、この世代の音楽的充実を象徴する作品と言えます。

 

 

■トラックリスト
01. A estos hombres tristes
02. Platonico
03. Al dolor de mi gente
04. Otro mundo
05. Viento
06. Cidade Lagoa
07. 10 de Octubre / Arauco tiene una pena
08. Short Cut
09. 10 de Abril
10. Olivo
11. Manifiesto
12. Tras de ti