NY在住ヴォーカリスト/コンポーザー須田宏美率いるNew Project、4thアルバム”Gift”
静寂な湖面に水紋をかたどるように紡がれる叙情的な言葉とメランコリックなメロディー、内包する情熱をしなやかに歌いあげる私的な質感
NY在住ヴォーカリスト/コンポーザー須田宏美率いるNew Project、4thアルバム”Gift”。バークリー時代から演奏を重ねているメンバー、佐藤浩一(pf)、則武諒(ds)、日本ツアーを始めたときから何年も共にしてきている馬場孝喜(gt)や安田幸司(b)と共に須田のオリジナル曲を中心に新しいプロジェクトを始動。これまでボストン、ニューヨークでアメリカのメンバー、Romero Lubambo(gt)、Anne Drummond(fl)、小川慶太(ds)、Juilan Shore(pf)などとオリジナル曲やブラジル音楽のレコーディングを重ねてきたが、今回初めて恒例となったジャパン・ツアーメンバーとアルバムを制作した。須田のオリジナル曲を中心にギターの馬場が共同プロデューサーや主なアレンジを担当、佐藤もヴォーカライズの曲のアレンジをし、則武がグルーブを提案した”Negai”、安田が今回唯一であるカバー曲、”Both sides, now”のアレンジを担当したりと恒例となったジャパン・ツアーメンバー全員で作り上げた作品。オリジナル曲が数々の国際的なコンテストで受賞するなど、ソングライターとしても高い評価を得ている須田。須田のアコースティックなワールドミュージック、ジャズサウンドにロックのテイストが加わったNeo Jazz Rock。”Uzu”は馬場が須田のために書き下ろし、須田が歌詞を付けた楽曲。Joni Mitchellの“Both Sides Now”は、須田のソングライターとしての原点回帰のカバー曲。ジャズ、ブラジル音楽、ワールドミュージックなどをバックボーンに紡がれるサウンド。国際的にも評価されている須田の普遍的なテーマで叙情的に綴る日本語歌詞とストーリー性の高い壮大な音のおりなす世界。
JAPAN TOUR
8月倉敷ペニーレーン(Duo)
9月1日甲府桜座
9月2日大阪ミスターケリーズ
9月10日モーションブルーヨコハマ
■Track listing:
1 Both Sides, Now (Joni Mitchell) (4:34)
2 Gift (Hiromi Suda) (3:37)
3 Negai (Hiromi Suda) (2:32)
4 Ato to Saki (Hiromi Suda) (7:20)
5 Yume (Hiromi Suda) (5:37)
6 Uzu (Music by Takakayoshi Baba/Lyrics by Hiromi Suda) (3:03)
7 Hajimari (Hiromi Suda) (2:27)
Hiromi Suda
須田宏美
Hiromi Suda(須田宏美)
Vocalist/Composer
Brazilian/ Jazz
HP: www.hiromisuda.com
NY在住ヴォーカリスト/コンポーザー
NYに拠点を置き、Blue note NYをはじめとするジャズクラブなどで演奏してい る。ま
た、ヴォーカリストとしてだけでなく、国際的なソングライティングのコンテストで
受賞するなど作詞、作曲家としても評価を得ている。NYに拠点を置く傍ら、日本での
ツアーも毎年、精力的に行い東京、横浜、大阪、名古屋、日立、水戸、甲府などのジャ
ズクラブやコンサートホールなどで演奏している。
バークリー音楽院のworld scholarship(奨学金)を獲得し、Berklee College of
Musicに入学する。
2007 の夏、3ヶ月間ブラジル、リオデジャネイロのEscola Portatil de Musica
でCelsinho Silva や Jorginho SilvaにパンデイロをAmelia Rabelloにショーロのヴォー
カルスタイルを学ぶ。またSuely MesuqitaにMPBやSambaスタイルなどを学び、Julia
Vidalにポルトガル語を学ぶ。リオデジャネイロ滞在中、ブラジリアンギタリスト
のPedro Bragaとレコーディングを行う。
ブラジルからアメリカへ帰国後、ボストンを中心に活動する choro democraticoとい
うショーロのグループや Fernando Brandao(Fl.)と13回ブラジル独立記念祭やRyles
Jazz club、マサチューセッツ大学などで演奏する。また、自らのバンドで ボストン
を中心に演奏活動する。
バークリーを卒業後、NYに拠点を移す。バークリー時代からのメンバー、パーカッショ
ニスト小川慶太と共にNYを中心に様々なプロジェクトに参加。2008年CD”Hiromi
Suda” を発表。Hiromi Suda groupで、Blue Note NY, Zinc bar, Cornelia street
cafe, Rockwood music Hall, Shapeshifter Lab, Nublu, Long Island City Jazz
FestivalやLive at Gantries、ワシントンDCのケネディーセンターなどに出演。ま
たClarice Assadのグループなどに参加。The Stone ,Barbesなどで共演する。
2012年1月、2nd アルバム”Sou”をAvatar studio NYでレコーディングする。
プロデュー
サー/ギタリストにアストラッド・ジルベルトをはじめとした
ブラジリアンアーティ
ストから、ジャズスターたちとの多彩な共演を経た
Romero Lubambo(ホメロ・ルバン
ボ)をむかえ、オリジナル曲とブラジリアンの曲をAnne Drummond(フルート)、Julian
Shore(ピアノ)、小川慶太 / Keita Ogawa(パーカッション/ドラム)、Yasushi
Nakamura(ベース)のNYの実力派とレコーディング。2012年8月29日、2ndアルバ
ム”Sou”をハピネスレコーズより発売。東京、横浜、大阪、名古屋、日立、水戸、甲府
とCDリリースツアーを行う。同年10月にニューヨークのThe Cornelia Street Cafe
でCDリリースコンサートを行う。
2013年8月、オリジナル曲を3曲収録した”Rain Dance”をリリース。Blue note NYでリ
リースコンサートを行う。恒例の日本ツアーも毎年精力的に行いMotion Blue
Yokohama, Jz brat sound of Tokyo, Jazz inn Lovely, Mister Kelly’s, Left
Alone, 桜座などのジャズクラブやコンサートホールなどで演奏している。また、ミニ
アルバム”Rain Dance”に収録されているオリジナル曲、”Mizu no Utsuwa”(水の器)
が18th USA ソングライティングコンペティション2013の “honorable mention
award”(奨励賞)を受賞、また11th インターナショナルアコースティックミュージック
アワード2014ファイナリストにも選ばれる。2ndアルバム”Sou”の収録曲”Bird Call”
が2013インターナショナルソングライティングコンペティション(Jazz部門)で約1万9
千の応募の中からセミファイナリストに選ばれる。2ndアルバムのタイトル曲”Sou”
が19th USA ソングライティングコンペティション 2014ファイナリストに選ばれるな
ど、作詞作曲でも評価を受けている。2015年3月、ワシントンDCで行われたイベリア音
楽祭にアジア人唯一のヴォーカリストとして自身のバンドで演奏する。 現在、NYを
中心に演奏活動、また作詞作曲にも力を注いでいる。
・18th USA ソングライティングコンペティション2013で奨励賞を受賞(“水の器”)
・19th USAソングライティングコンペティション2014ファイナリスト(“Sou”)
・11thインターナショナルアコースティックミュージックアワード2014ファイナリス
ト(“水の器”)
・12thインターナショナルアコースティックミュージックアワード2015ファイナリス
ト(“Hajimari”)
・2013 インターナショナルソングライティングコンペティション(ISC)セミファイナ
リスト(“Bird Call”)