『A Path To Open Air …』(2014)がロングセラーを続ける、北ドイツの音楽家トビアス・ヴィルデンのアコースティック・ギターによるソロ・ギター作品。都会の雑踏の中に見つけ出した何気ない煌めきや、繊細な美しさと詩的な響きに心奪われる珠玉のギターアルバム。

 

昨年、初のジャパン・ツアーを成功させたドイツ人音楽家トビアス・ヴィルデンが2014年にbandcampで発表したソロ・アコースティック・ギターアルバムを初CD化!彼の作品に共通する「旅」をテーマにしながらもこのアルバムでは「都会」にフォーカスを当て、都会の人々と空間の関係性からインスパイアされた楽曲たち。トビアスならではの視点で都会の雑踏の中に見つけ出した何気ない美しさを閉じ込められた珠玉のアコースティック・アルバム。日本盤CDは4曲のボーナストラックを追加収録し、アートワークも新たなものをトビアス本人がデザインしました。
 
「『In Transit』はスチール弦のアコースティックギター1本で作ったソロ・ギターアルバムです。このアルバムもこれまでの作品同様、たくさんの旅からインスパイアされたものなのですが、今回は「都会」をテーマにしています。薄暗い路地や屋根の上にかかった朝靄など、都市生活の日常場面で出くわしたシーンが曲自体の主題になっていて、新しい場所への希望に満ちた到着(M-1「Horizon」)から始まり、都市生活からの自由な出発(M-13「Exit(The Flight)」)で終わる小さな物語になっています。都市環境の道標や、都会の空間と人々が築き上げた関係性の記録の中にあるいろいろなこと。作曲は数種類の異なるオルタネイト・チューニングを用いて、これまでのアンビエント的なアプローチを残しました。しかし過去の作品よりも少しテンポが早く、よりダイナミックなアルバムになりました。」(Tobias Wilden)

 

Track listing:
 
1. Horizons
2. Transparent City 3. New Eyes
4. Portrait In The Dark
5. Endless Streets
6. Compass
7. In Transit – Part 1
8. In Transit – Part 2
9. Turning Point
10. Flashback
11. Through the Haze
12. Neon Desert
13. Exit (The Flight)
14. On The Edge *
15. The Night Cafe *
16. Return In Winter *
17. Intentions *
 
*Bonus Tracks for Japan Only