インコグニート別動隊=シトラス・サン2年ぶり新作は“アシッド・ジャズ”の特性となるソウル/ジャズファンク名曲カヴァー+グルーヴィなインスト・チューンでリスナーの腰を揺らしてやまない!
10 人以上の大所帯となってしまうインコグニートより機動力高く、かつ“ アシッド・ジャズ” スタンスがより明快、つまりソウル/ジャズファンク名曲カヴァーをしながら、オリジナルはインスト曲メインのプロジェクト、シトラス・サン。
ジャズファンク~ガラージ&ロフト・クラシックである永遠のフロア大定番、ロニー・リストン・スミス「エクスパンションズ」をアルバム・タイトルに冠した最新作は、もちろん当曲のシトラス・サン部隊による「イマのジャズ」テイスト・カヴァーと、アシュフォード&シンプソンによるペンでマリーナ・ショウのテイク
(’68)が知られる名曲「カリフォルニア・ソウル」のカヴァーを収録。アルバム・ゲストとしてジムが再登場! 時に極太グルーヴ、時にメロウなオリジナル・チューンと硬軟織り交ぜた、紺碧の空とコバルトグリーンの海に囲まれたビーチ、ビーチに向かう車内でかけっぱなしにしたい!
Tracklist
1. Expansions
2. A Lust For Life
3. California Soul
4. Diamond In The Sun
5. Stay You
6. Amando O Velho Mundo
7. Hard Boiled
8. Hey Now
9. Future Visions
10.Back To Wonderland
11.Thinking Of You
12.Closer To The Sun (Japanese Exclusive Bonus Track)
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CITRUS SUN
シトラス・サン
自らもギタリストであるブルーイが、ウェス・モンゴメリー直系でさりげなく超絶な親指ピッキング奏法でアリア製フルアコを鳴らす英国ジャズ界の至宝、ジム・マレンへのリスペクトから2000年にスタート。2010年代に入りプロジェクトが活性化し、2014年にセカンド『ピープル・オブ・トゥモロー』を発表後、ジャズ系フェスでの引きが強く、2015年から2018年まで4年連続で来日ツアーを果たしている人気プロジェクト。
インコグニート部隊からは鉄壁ボトムラインのフランシス・ヒルトン(b)、フランチェスコ・メンドリア(ds)、天才鍵盤主のマット・クーパー(key)、“ヤング・アル・ディ・メオラ”と言えそうなフランシスコ・サレス(g)、そしてマスター=ブルーイ(g)がレギュラーで、曲によって数名の“コグズ”が加わる。
インコグニート 創始者であるブルーイによる、インコグニートの主要メンバー大半で構成された8人構成のバンド、シトラス・サンの4作目を発表する。
最新作『エクスパンションズ&ヴィジョンズ』はタイのクラビとロンドンで録音された。新たに書き下ろされたインスト曲と、ロニー・リストン・スミスの70sジャズファンク/パラダイス・ガラージ/ロフト・クラシック「エクスパンションズ」と、アシュフォード&シンプソンによるペンでマリーナ・ショウのテイク(’68)が知られる名曲「カリフォルニア・ソウル」のカヴァーがある。
シトラス・サンはブルーイの、英国のギター・ヒーローであるジム・マレンへの愛から始まったプロジェクトで、ジムは『ピープル・オブ・トゥモロー』(’14)、『ライド・ウィズ・ザ・ウインド』(’18)に続き再び数曲にフィーチャーされている。インコグニート からはマット・クーパー(key)、フランシス・ヒルトン(b)、フランシスコ・サレス(g)、フランチェスコ・メンドリア(ds)がレギュラー起用されている。
シトラス・サンとインコグニートとの大きな違いは、大半がインストで度肝を抜くファンキーさを伴う。ブルーイ曰く「新作の大半はタイ西海岸南部にあるクラビでのジャム・セッションに端を発する、これまでのアルバムと同じアプローチを取ったよ。島々へのボートでの旅やリビーチでゆったり過ごす昼間は、夕方からのレコーディングでバンドのクリエイティヴィティがとめどなく溢れ出るための、最もリラックスして臨める方法さ。のどかなロケーションはレコーディングを行うに必要な前向きな気持ちとインスピレーションすべてをもたらすのさ」。