レイ・デイヴィスとブライアン・イーノという二大レジェンドの寵愛を受ける現代英国最高のポップ・バンドが放つ最新作!

英国作曲家協会が主催する由緒正しき音楽賞アイヴァー・ノヴェロにおいて、インディーながら2年連続で最優秀楽曲賞にノミネートされる快挙でブレイクした実力派バンド、ザ・レジャー・ソサエティ。ポップ・ミュージックの歴史におけるクラシックを作るという強い意志に満ちあふれた2ndアルバム 『Into the Murky Water』から2年。待望の新作を届けてくれました。

あのブライアン・イーノやザ・キンクスのレイ・デイヴィスがファンだと公言し、2011年にはそのレイ・デイヴィス自身がキューレーターを務め たメルトダウン・フェスティヴァルにてバック・バンドに任命されるなど、巨匠からプレスまで多くのひとたちから支持されてきた彼ら。本作『Alone Aboard the Ark』はレイ・デイヴィスが所有するロンドンのコンク・スタジオにて6人のコア・メンバーによってレコーディングが行われました。製作に約7ヶ月の時間 をかけ、楽譜の音符ひとつひとつから楽器やアレンジのひとつひとつまでに神経を巡らせ、「完璧なポップ・アルバム」を目指した前作から一転、よりシンプル なアレンジとライヴ・レコーディング中心の製作や、トランペット(マムフォード&ザ・サンズの作品に参加しているニック・エトウェル)やサックスなどブラス隊の参加によって、彼らに対する”オーケストラル・ポップ”というタグ付けを覆す、非常に強靭で揺るぎないロック作品に仕上がっています。

これまでのホーム・レコーディングから初のスタジオ・レコーディングへの変化、特にコンク・スタジオの設備がもたらした輝かしいサウンド・クオリティー。持ち前の甘美なメロディーと鮮やかなハーモニーに加え、確固たるフィジカルまでを手に入れたザ・レジャー・ソサエティのプロフェッショナリズ ム。前作がフリート・フォクシーズやグリズリー・ベアなど評価の高い同時代のバンドに対する英国からの回答だとすれば、本作はザ・キンクスやザ・ホリーズ などの系譜につらなる正統的「英国らしさ」をザ・レジャー・ソサエティ的手法で追求した最高のポップ・アルバムと言えます。

※国内盤のみライナーノーツ・歌詞対訳つき

※ウェブ購入特典:レーベルサンプラー&デモ音源6曲入りカセットテープ『Whatever Happened To The Tokyo Crows』

01. Another Sunday Psalm
02. A Softer Voice Takes Longer Hearing
03. Fight For Everyone
04. Tearing The Arches Down
05. The Sober Scent Of Paper
06. All I Have Seen
07. Everyone Understands
08. Life Is A Cabriolet
09. One Man And His Fug
10. Forever Shall We Wait
11. We Go Together
12. The Last In A Long Line