Alva Noto
“Kinder der Sonne”
アルヴァ・ノト
『キンダー・デア・ゾーネ』
2023年5月12日リリース
◆AMIP-0324 国内流通盤CD ¥3,080(税込)
◆N-054-2 輸入2LP ¥5,980(税込)
レーベル : NOTON
現代エレクトロニック・ミュージックの先導者であるドイツ人サウンドアーティストAlva Notoが手がけたサイモン・ストーン演劇作品のサウンドトラック。リスナーを感情の緊張と解放の音の旅へと導くミニマル・アンビエント作品。
ウィーンのブルグ劇場アンサンブルによって上演されたサイモン・ストーン作の演劇作品「Komplizen」のためにアルヴァ・ノトが制作したサウンドトラックを、自身が主宰するレーベル<NOTON>よりリリースする。
アルバムのタイトル『Kinder Der Sonne』は、1905 年のロシア革命を背景に書かれたマクシム・ゴーリキーの戯曲『太陽の子供たち』に由来している。ノトがサウンドトラックの制作に携わるのは、坂本龍一との共作した2015 年の『レヴェナント』以来の仕事となり、今回はスクリーンではなくステージに雰囲気のある音で彩りを与えた。
冷たさと暖かさの両方を感じさせるフィーチャリスティックなデジタルサウンドや幻のように儚げなピアノのフレーズを最小限ながらも複雑に配置し、まるでゆったりと海を渡るかのような流動性とロマンティックな要素も包含した神秘的かつ崇高な音の世界が構築されている。リスナーを感情の緊張と解放の音の旅へと導くミニマル・アンビエント作品。
CDパッケージは縦18cm x 横12.5cmの特殊サイズ紙ジャケ仕様。
Track list :
1. Kinder der Sonne – Intro
2. Verlauf
3. Die Untergründigen
4. Sehnsuchtsvoll
5. Ungewissheit im Sinus
6. Kinder der Sonne – Reprise
7. Unwohl
8. Sehnsuchtsvoll – Reverso
9. Ungewiss
10. Aufstand
11.Die Undergründigen – Redux
12. Virus
13. Son
14. Nie anhaltender Strom
Carsten Nicolai(Alva Noto)
カールステン・ニコライ(アルヴァ・ノト)
1965年、旧東ドイツのカールマルクスシュタット生まれ。ベルリンを拠点にワールドワイドな活動を行うサウンド/ビジュアル・アーティスト。音楽、アート、科学をハイブリッドした作品で、エレクトロニック・ミュージックからメディア・アートまで多彩な領域を横断する独自のポジションを確立し、国際的に非常に高い評価を得ている。彼のサウンド・アーティストとしての名義がアルヴァ・ノトである。ソロ活動の他、ミカ・ヴァイニオ、池田亮司、ブリクサ・バーゲルト(アインシュツルテンデ・ノイバウテン)、ビョーク、イギー・ポップなど注目すべき様々なアーティストたちとのコラボレーションを行い、その中でも坂本龍一とのコラボレーションにより、ここ日本でも一躍その名を広めた。2016年には映画『レヴェナント:蘇りし者』(アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督)の音楽を坂本龍一、ブライス・デスナーと共同作曲し、グラミー賞やゴールデン・グローブ賞などにノミネート。また美術の分野においては2015年8月より西武渋谷店エントランスに『chroma actor』が展示されている。2017年3月には市原湖畔美術館にて大規模な個展『Parallax』が開催された。2018年、Alva Noto関連の作品をリリースするレーベル<NOTON>を再始動。