Marihiko Hara & Polar M
“Dance”
マリヒコ・ハラ & ポーラー・エム
『ダンス』
¥2,300 +税
AMIP-0091
2016年9月25日リリース
レーベル : mu-nest
◎日本流通盤のみボーナス・リミックス2曲のDLクーポン付き
ダンス作品や俳優・桐谷健太の楽曲までも手掛ける、京都在住の実力派アーティスト原 摩利彦とPolar Mが、各方面から称賛を浴びた前作『Beyond』から3年、最新作『Dance』を完成。ピアノとギターの美しい旋律と繊細なテクスチャーが織り上げた音のタペストリーで描き出す、洗練を極めたエレガントな”ダンス”。
各方面から称賛を浴びた前作『Beyond』から3年、京都在住の実力派アーティスト原 摩利彦とPolar Mの2人によるコラボレーション最新作『Dance』が完成。
前作『Beyond』のリリース後、互いのソロ活動と並行しながら、Marihiko Hara & Polar Mとして日本や韓国やマレーシア、日本のたくさんの場所を巡り、演奏を行った。二人での演奏を重ねるたび、互いのサウンドにどのように寄り添うかという感覚が養われていき、その経験は複雑に入り組む彼らの世界観をより一層奥深く優雅に織り合わせていった。
2016年はじめ、あるダンス・パフォーマンスのために新しい曲を制作する依頼を受けて行なった共同制作がこの新作『Dance』の生まれるきっかけだった。才能あるダンサーたちとの相互作用を経て、彼らは”ダンス”の意味を探し始めた。そして、自分たちの日常のすべてが”ダンス”なのだと徐々に気づき始める。季節が変化するリズム、生命のサイクル、時間のかすかな動き、言葉の重さ、感情の変化など、自分たちの生命から生まれるすべてのものが”ダンス”なのであると。本作では今まで以上にデリケートなサウンドを用いて、彼らなりの”ダンス”を趣のある解釈で優美に表現している。
前作に引き続き、ポスト・クラシカル、フォークトロニカ、アンビエント、そしてわずかなジャズのエッセンスを本作でも感じることができるが、前作よりもギターがピアノと同格の存在感を放ち、それゆえに、音のテクスチャーやメロディーの動きにより豊かな多様性が生まれ、非の打ち所がないほど洗練を極めた美しい音のタペストリーが織り成されている。
また、前作でもフィーチャーされたフィリピンのコンテンポラリー・ダンサー、ミア・カバルフィンが本作でも印象深く美しいスポークンワードでアルバムのタイトルトラックに参加。マスタリングはミュージシャンでサウンドデザイナーでもある畠山地平。アートワークの写真はアーティスト/プログラマーとして世界で活躍する古舘健。デザインはnight cruisingのSeitaro Nishiokaが担当。
国内流通盤特典はレーベルメイトFlicaとPoplamb(a.k.a. Pawn / Hideki Umezawa)によるリミックスDLクーポン付。
Tracks:
01. Duo
02. The Season Changes
03. Ray of Light
04. Monologue
05. Dance
06. Ocean of Night
07. Beryl
08. Asia
09. Gone Gone Gone
10. On The Silent Way
Marihiko Hara
原 摩利彦
音楽家。京都大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修士課程中退。質感/静謐を軸に様々な形態の作品を制作する。アルバム『Flora』(night cruising, 13)、室内楽曲『Night-filled Mountains』(京都芸術センター,14)、サウンドインスタレーション『Copyright #1 : Showcase』(芦屋市立美術博物館, 16)を発表。坂本龍一氏との即興セッション(NHK-FM, 14)も行う。ダムタイプ高谷史郎プロジェクト・メンバーとして『ST/LL』(音楽:坂本龍一との共同制作)、『CHROMA』に参加。ダムタイプとしてインスタレーション作品『MEMORANDUM OR VOYAGE』、『Trace/React』(東京都現代美術館,14)を発表。また、ダミアン・ジャレ+名和晃平『Vessel』、野田秀樹『東京キャラバン』、カワイオカムラ『コロンボス』など、舞台や映像作品の音楽も担当。
www.marihikohara.com
Polar M
ポーラー・エム
京都在住のミュージシャン/ギタリスト。ギターサウンドを中心に、繊細ながらも強い情感をもったサウンドスケープを展開。深く静かな、そして壮大な世界を追求する。これまでにアルバム『Hope Goes On』(2014)、『Nothern Birds』(2011)等を発表。クラブやアートスペースでのライブを始め、映画館での無声映画『月世界旅行』上映ライブや、招聘された「Icon Ceramic Festival」(韓国・利川)での野外演奏など、数多くのライブ・パフォーマンスを行う。また映像作品やCMへの楽曲提供や、「サウンド&レコーディング」誌にソフトウェアAbleton Liveに関する執筆をするなど、幅広く活動している。音楽家・原 摩利彦と共に、ユニット”Marihiko Hara & Polar M”としても活動し、アルバム『Beyond』(2013)を発表。2015年にはマレーシア公演や、振付家ロサム・プルテンシャド・ジュニアのダンス作品の音楽を共同制作も行った。
www.polarm.net