Quique Sinesi
“cuentos de un pueblo escondido~隠れた村の物語”
キケ・シネシ
『クエントス・デ・ウン・プエブロ・エスコンディード~隠れた村の物語』
¥2,190+税
RCIP-0174
2012年7月22日リリース
レーベル :Rip Curl Recordings
今年、カルロス・アギーレとのデュオ・ツアーで待望の初来日を果たし、衝撃のパフォーマンスで日本のリスナーを魅了したアルゼンチンを代表するギター奏者キケ・シネシ。
2005年にリリースされた、入手困難だった名作ソロ・アルバムが遂に国内盤リリース!アルゼンチン・フォルクローレを、独自の演奏法と解釈で美しくも静かに聴かせる、独奏による小品を17曲収録。独創性溢れるキケ・シネシの世界を堪能しつくせる1枚!
Tracks
01. Voces Tempranas(早朝の歌声)
02. Candombe Del Arco Iris(虹のカンドンベ)
03. Canción Hacia Vos(君に捧げる歌)
04. Tormenta De Ilusión(幻想の嵐)
05. Contramarea(引き潮)
06. Espacio Azul(青の空間)
07. Dos Soles(2つの太陽)
08. Despertando De Otro Sueño(別の夢から目覚めて)
09. Yorugua(ジョルグア)
10. Imágenes Naturales(自然の情景)
11. El Abrazo(抱擁)
12. Alta Paz(至上の平和)
13. Terruño(恵み)
14. El Colibrí Entre Susprios(花影のハチドリ)
15. Manantial De Luz(光彩の泉)
16. Tanguísmos(タンギスモス)
17. Llama Viva(生ける炎)
Quique Sinesi
キケ・シネシ
1960年、ブエノス・アイレス生まれ。アルゼンチンでもっとも重要なギタリストの1人と称され、タンゴとフォルクローレをベースに、クラシック、ジャズ、即興などの意匠を取り入れた演奏スタイルは唯一無二。7弦ナイロンギターをメインに、チャランゴ(南米アンデス地方のフォルクローレに使われる小型の弦楽器)、ピッコロ・ギター(通常のギターの約半分のスケールの、高い音域のギター)、そしてアコースティック・ギターを自在に弾き、豊かなイマジネーションと、確かなテクニックに裏付けられたその音色は、瑞々しい情感と精緻な表現を併せ持つ。
14歳ですでにプロとして活動を始め、20代前半でバンドネオン奏者ディノ・サルーシ・カルテットのギタリストとしてヨーロッパ・ツアーに抜擢されて以降、アストル・ピアソラ・バンドのピアニストだったパブロ・シーグレル、アルト・サックスの巨匠チャーリー・マリアーノ、マルチ・リード奏者マルセロ・モギレフスキー、ペドロ・アスナール、ルーベン・ラダ、フアン・ファルー、そしてもちろんカルロス・アギーレなど、アルゼンチンから欧米まで多数の音楽家と共演し、作品を吹き込んできた。
ソロイストとしても、数々の大きな国際ギター・フェスティバルに参加。1989年発表の初ソロ・アルバム『Cielo Abierto』、98年の名作セカンド『Danza Sin Fin』を始め、これまでに5枚の作品を発表している。