George Clanton
“100% Electronica”
ジョージ・クラントン
『100パーセント・エレクトロニカ』
¥2,300+税
IPM-8080
2017年11月19日リリース
国内CD
レーベル : Inpartmaint Inc.
全曲とびっきりのシンセポップ!
ニューウェイヴ、チルウェイヴ、ヴェイパーウェイヴの酸いも甘いも打ち出す、NYの注目レーベル”100% Electronica” そのはじまりになった大傑作がCD化
『100% Electronica』はGeorge Clantonが2015年に発表した1stアルバムであり、彼のレーベルの名前でもある。それ以前のチルウェイヴ最盛期には”Mirror Kisses”としてインターネット上を騒がせ、ヴェイパーウェイヴが形作られていったときには”Esprit 空想”の名前でまたインターネット上を騒がせた人物。そして本名での今作は、全方向からとびっっっきりに楽しく夢があるシンセポップだった。
それと前後してレーベルのも開始。アンビエントでありファンクであり、過去の大量消費カルチャーなイメージとともにどこまでも低ピッチで溺れていく”Esprit 空想”や、ティーンの頃から活動していた”Mirror Kisses”という彼自身の音楽をはじめ、トランス心で妖しく歌う”Negative Gemini”、Mexican Summerからのアルバムも素晴らしかったカナダのサイケ兄弟”Tonstartssbandht”といった現在のアーティストはもちろん、このレーベルが支持されるもう1つの理由は、隠れた名盤を勇敢に、愛情をもって再発しているところ。おなじくヴェイパーウェイヴ方面から人気の”S U R F I N G”や、そのヴェイパーの連中がこぞって聴き惚れスクリューし倒した”Software”の伝説的アンビエント「Digital-Dance」、やりたいから再発やったという元はRough Tradeから出たAOR / ニューウェイヴ都会盤”Microdisney” – 「Everybody Is Fantastic」など、本当に良いところを突いてくる。
そんなレーベルのオーナーによるアルバムがこれ。New OrderやTears For Fearsら80年代の影響ありつつ、100%のポップな感性を発揮して終始テンション上がりっぱなし。ヴェイパーウェイヴといえば既存の曲をサンプリングして作るところ、自身の作品である『100% Electronica』だけを素材にしたという”Esprit 空想”名義の新作『200% Electronica』にあわせて、InpartmaintからCDでリリースです。ボーナスとして9曲を追加収録、100% Electronicaステッカーつき!
Track List
01 Never Late Again
02 Keep A Secret
03 Did I Flounder?
04 Purity
05 Wonder Gently
06 Bleed
07 Warmspot
08 It Makes The Babies Want To Cry
09 Innocence
10 Kill You In Bed
11 Make You Cry
12 Innocence (Alternate)
13 Kill You In Bed (Alternate)
14 Persuasion
15 Never Late Again (Alternate)
16 Did I Flounder? (Alternate)
17 Notice Me
18 Bleed (Alternate)
19 It Makes The Babies Want to Cry (China Remix)
*11〜19 Bonus Track