Directorsound
“This Side of Summer”
ダイレクターサウンド
『ディス・サイド・オブ・サマー』
¥2,200 +税
YAIP-6046
2019年8月16日リリース
レーベル : Yacca
★日本国内のみCD化
イギリス人1人宅録オーケストラDirectorsoundが前作より3年ぶりとなる、通算7枚目のアルバムをリリース!
はじめての子供の誕生に対する喜びと愛を綴った、穏やかでスウィートな箱庭アコースティック・シンフォニーによる、音のラブレター。
イギリス・ドーセット出身ロンドン在住のマルチ奏者ニック・パーマーによる音楽プロジェクト、ダイレクターサウンド。前作から3年ぶりとなる本作は、2016年8月に誕生したニックの初めての子供のために制作されたアルバムです。前作『Into the Night Blue』ではスウェーデンの音の魔術師 ”Musette”ことヨエル・ダネルらを迎えて録音しましたが、本作は再び1人オーケストラのスタイルで制作されました。
2016年の8月、ロンドンの病院で子供が無事に誕生した後、36時間寝てない状態だったニックは少し休憩しようと朝の5時頃に公園を散歩していました。その朝日が昇る中、このアルバムの最初のモチーフを思い浮かび、その後2年の月日をかけて子供のために作曲と録音を続けアルバムを完成させました。録音の作業は子供を起こさない様に夜遅い時間に行っていたそうです。
ギター、ピアノ、アコーディオン、バンジョー、ウクレレ、ツィター、オートハープ、ブズーキ、パーカッションなど、たくさんの生楽器を1人で演奏し(*Ian Halfordがドラムで数曲参加。)、古いジャズや映画音楽、エキゾチカ、ハワイアン、フォークなどの要素が1曲の中に万華鏡のように混在するダイレクターサウンド特有の箱庭アコースティック・オーケストラ的サウンドとロマンチシズムは健在ながらも、今までよりもレイドバックした、穏やかでゆったりと流れる曲調の楽曲で構成されています。はじめての子供の誕生という複雑さも含む喜びの記録であり、もっとも特別な時間へ宛てたラブレターのような作品です。
日本国内のみCD化。
Tracks:
1. Overture 6:03
2. Dogs Sleep on Boats 8:14
3. This Side of Summer 8:58
4. Walpurgis Night 8:20
5. Sunday Avenue 13:51
Directorsound
ダイレクターサウンド
イギリス・ドーセット生まれ、ロンドン在住のマルチ奏者、ニコラス・パーマーのソロ音楽プロジェクト。2001年にThe PastelsのGeographicレーベルからリリースした、デビューアルバム『Redemptive Strikes』が称賛を浴び、その後スウェーデンTona SerenadやイギリスSecond Languageなどのレーベルから、汎ヨーロピアン・フォーク、ハワイアン、エキゾチカ、サイケデリックの要素がすべて包含された楽曲のアルバムを数枚発表。2016年6月にはスウェーデン人アーティストMusetteことヨエル・ダネルらを迎え録音したアルバム『Into The Night Blue』をリリースし、非常に高い評価を得る。ソロ活動の他、2012年には盟友Plinth名義で知られるMike Tannerとのサイドプロジェクト”The A. Lords”で、伝説の英国アシッドフォークシンガーMark Fryとのコラボレーションアルバム『I lived in Trees』をリリースした。2019年8月、7枚目となるソロアルバム『The Side of Summer』をYacca / Inpartmaint Inc.よりリリース。