ASPIDISTRAFLY
“Altar of Dreams”
アスピディストラフライ
『オルター・オブ・ドリームス』
2022年2月25日リリース
◆AMIP-0277 国内流通盤CD ¥3,080 (税込)
<特殊パッケージ・ボックス仕様(16.5 x 16 x 1.7cm)/ 36Pブックレット / ステッカー付属>
◆デジタル配信
2022年3月中旬
◆KI-033CS 輸入カセット / オープン価格
2022年6月10日リリース
◆AMIP-0278 国内流通盤LP ¥4,620(税込)
<カラーヴァイナル(アザレア・ピンク)/ 12Pブックレット / ポスター(29×29cm)×4枚 / ステッカー付属>
レーベル : KITCHEN. LABEL
シンガポールのデュオASPIDISTRAFLYが前作より10年ぶりとなる待望の3rdアルバムをリリース!日本の80年代アンビエント・ポップやサウンド・コラージュを、魔法のように美しいアコースティック・アンサンブルと融合した、全く新たなインスピレーション溢れる意欲作。haruka nakamura、一ノ瀬響、ARAKI Shin、SUGAI KENがゲスト参加。
牧歌的でエレガントなアンビエント・フォークアルバム『A Little Fable』で、ここ日本でも多くのファンを獲得したシンガポールのシンガーソングライターApril Leeと、KITCHEN. LABELを主宰するプロデューサーのRicks AngによるデュオASPIDISTRAFLY(アスピディストラフライ)が待望の新作を完成。『Altar of Dreams』(夢の祭壇)と題された本作では、彼らの過去10年間の経験を活かしながら、フランスの写真家Serge LutensやDora Maarらの幻想的なイメージ、日本の80年代アンビエント・ポップ、ミュージック・コンクレート、そしてバルトークの哀愁に満ちたストリングスの間を行き来するかような、豊かなサウンド・パレットで、全く新しいインスピレーションに満ちたヴィジョンを生み出している。
全9曲、合計35分弱の本作には、詩的な叙情性、宇宙的な内観、豊かなストリングス、シュールレアリズム、優しさ、質感など、ASPIDISTRAFLYの特徴が全て備わっている。オープニング曲 「How to Meet a Marblewing 」での、初期のインターネット・サウンド、映画、アニメ、90’s J-POPを融合させたサウンド・コラージュは、新たな方向性としてアルバム全体に深く浸透している。続く「The Voice of Flowers」は、Aprilの深みのある美しい歌声をフルート、クラリネット、テナー・サックス、ピアノ、ストリングスによる魔法のようなアンサンブルが包み込むドリーミーなフォーク・シンフォニー。この楽曲にはharuka nakamura、ARAKI Shin、千葉広樹がゲスト参加し、アルバム全体のストリングス・アレンジは一ノ瀬響が担当。「Interlude: A Ceremonial Ode」(M-6)とタイトルトラック「Altar of Dreams」(M-7)は、モデルの山口小夜子が主演した1980年代の資生堂の広告に影響を受けたという。また、タイトルトラックは、かつてAprilに現実逃避をもたらした「明晰夢」(自分が夢を見ていることを認識したり制御できる状態)から生まれた楽曲で、その静謐な美しさの裏には、未知の世界に直面した時に明晰夢の制御が働くかのごとく、くすぶる緊張が覆い隠されている。続く「Silk and Satins」(M-8)は、前途の明晰夢の現象を直接分析したもの。日本古来の美を投影する電子音楽家SUGAI KENとのコラボレーションにより異次元の音世界を作り出している。
破壊、神秘、不確実性、希望、夢などを一度に表現しながらキラキラと輝く本作には、鮮明な夢と記憶を通して見る世界を再構築することに10年間費やしてきたASPIDISTRAFLYの新たな希望が満ち溢れている。
Tracklist:
1. How to Meet a Marblewing
2. The Voice of Flowers
3. Interlude: Chrysalises and Larvae
4. Companion to Owls
5. Moonmilk
6. Interlude: A Ceremonial Ode
7. Altar of Dreams
8. Silk and Satins (Feat. SUGAI KEN)
9. Quintessence
ASPIDISTRAFLY
アスピディストラフライ
2003年に結成されたシンガポールを拠点に活動する、ヴォーカリスト/コンポーザーApril LeeとプロデューサーRicks Angによる男女ユニット。これまでに2枚のアルバム『I Hold A Wish for You』(2008)、『A Little Fable』(2011)をリリース。 小瀬村晶、haruka nakamura、青葉市子など多数の日本人音楽家とのコラボレーションも行う。ASPIDISTRAFLY以外では、Aprilはアートディレクターとして、デザイン、写真、ファッションの分野で活躍。Ricksは「KITCHEN. LABEL」レーベルを運営し、haruka nakamuraや冥丁らの良質な音源を洗練された美しいアートワークの特殊パッケージデザインとともにリリースしている。
www.instagram.com/aspidistrafly