escalade
“fanta-REAL”
エスカレード
『ファンタ-リアル』
¥2,750(税込)
harm-003
2022年12月16日リリース
国内盤CD
レーベル:harmelodic music
★メール便送料無料★
90年代のインディーロック、ポストロックと英国シューゲイズが結合した音響にこだわったescalade。日本在住のマルチ・インストルメンタリストのグレッグ・サリバンによるセカンド・アルバム「fanta-REAL」。
来日してから早16年が経ちます。シカゴ音響派のメッカであったトータス、ジョン・マッケンタイアのSoma Studiosで仕上げたデビュー作の「ODO」を旅日記と例えると、新作の「fanta-REAL」はタイムカプセルと言えるでしょう。2006年からレコーディングを始めたのですが、当時は東京をベースにしながら、3人のユニットとして全国的にライブ活動をしていました。
その後、別の活動に集中するために8年間作業を保留、2018年に福岡の HeaconStudioで作業を再開。2022年コロナロックダウン中にようやく完成した大作です。生演奏とビンテージのエレクトロニクスを合わせた豪華なアレンジを表現しました。主な最終作業はDIYレコーディング雑誌「TAPEOP」の編集長、Larry Craneが経営する米ポートランドにあるJackpot!スタジオで行われました。Larryとは日本のコーネリアス、Tenniscoats、ステレオラブのPress Playの取材を含めて、ライターとして大学生時代からの長い交友関係があります。
ファースト・アルバムと同様、ゲスト出演も多くあります。2007年のUKツアー中にはロンドンにあるステレオラブのコアメンバー、AndyRamsayのPress Play Studiosで3日間作業を行いました。Andyのシンセやドラムの打ち込み、Joe Waltersは管楽器の演奏で参加しています。そこで’Air Park’のミックスを担当したのは伝説的なUKロックのエンジニアPaul Tiplerです。Paulはその後最終マスタリング作業も行いました。コーラスボーカルには、福岡の仲間のミワサチコさんと、長年エレクトロニック・ポップで有名なGutevolkの西山広野さんもタイトル曲のFanta-Realに登場しています。
最近の関連リリースは「レコード・ストア・デイ・ジャパン」に参画すべく、「fanta-REAL」制作の合間にファーストアルバム「ODO」より12インチシングル「elation code」を発売しました。またサイドプロジェクトのlux diffusionとして、thrill jockeyのオムニバス「F is for Flakes」にも参加しました。
Track listing:
1. Instant Persuasion
2. Shallow End
3. Middy
4. Fanta-Real
5. Countermeasures
6. Gentle July
7. Oblivions
8. Air Park
9. Once the Summer’s Gone
10. Curvature
escalade
エスカレード
米ニューヨーク出身東京在のソングライター/音響エンジニア。高校生時代の90年代のインディーロック/ポストロック/IDMの同時流行ブームをリアルタイムで経験し、自身の作曲も取り組みはじめた。エクスペリメンタル音楽やドローン系の演奏も表現し出して、10代から地元の仲間たちとの宅録やライブ活動も開始。
地元エリアの活発的な音楽文化の影響を受け、周辺のレコード屋secret soundsやTrashなどで、アンダーグラウンド文化を深く知る。
ニューヨーク大学の音響部で音響エンジニアとプロダクションの義実を学び、アナログ・シンセの原理やエレクトロニックミュージックも勉強しました。部活としてはパーカッション部と現代音楽部での出演も。NYU音響部の録音スタジオのスタッフとして働き、フランス・リヨン市でレコーディング・スタジオのインターンシップも自習。
1996年ー99年の間に流行る前の時代のブルックリン区で活動していたRubber Babyのペースでバンド活動しました。同じ頃から大学時代の初期の実践のレコーディングプロジェクトとして、escaladeは1997年に開始しました。
卒業後、国内外の旅生活しながら、2001年よりハワイ、ロス、シカゴ、そしてニュージーランドでバンド活動を行い、escaladeのデビュー作の録音を開始しました。トータスのジョン・マッケンタイアのSoma Studiosでデビューしてシングル「X’s&O’s」はミックスし、UKのLEAF関連のCuckundoo Recordsからリリース。
2003年に来日し、福岡市のart space tetraの運営メンバーとして、数多くのライブや音響の活動を行なう。そこで、アルバム「ODO」の制作を福岡市のスタジオ・ヒーコンなどで制作を継続。2005年に再びシカゴのSomaStudioでジョン・マッケンタイアが5曲をミックス。2009年「ODO」を発表。
2009年より、セカンドアルバムの「fanta-REAL」のレコーディングを開始し、別の作家・研究活動に集中するため、制作は10年ほど休止となり、2018年冬から再会して、米ポートランドのJackpot Studiosで本制作やミックスの下準備を進める。3年後、コロナロックダウンのおかげで、一見完成不可能だったセカンド・アルバムが完成した。
2022年 RECORD STORE DAYにアナログレコード「Elation Code EP」をリリース。
・escaladeの今までのリリース・
シングル:「X’S & O’s」10インチ・アナログ盤 (harmolodic music)
シングル:「X’S & O’s」7インチ・アナログ盤 (Cuckundoo Records)
アルバム:「ODO」CD (harmolodic music)
シングル:「elation code」(harmolodic music)
アルバム:「fanta-REAL」(harmolodic music)
https://escalade.bandcamp.com/
https://www.instagram.com/escalade_greg/
https://www.youtube.com/channel/UCFG3MdpLjPyZxh0CfAqKyHQ