Duval Timothy
“Meeting with a Judas Tree”
デュヴァル・ティモシー
『ミーティング・ウィズ・ア・ジューダス・ツリー』
¥2,860(税込)
IPM-8139
2022年12月23日リリース
日本限定CD
レーベル:Carrying Colour / Inpartmaint Inc.
Kendrick LamarやMount Kimbie、Nosaj ThingsにVegynなど、数々のアーティストとのコラボレーションで、より注目を集めるロンドン/フリータウンを拠点とするマルチアーティスト Duval Timothy。最新作にして最高傑作と呼ぶべき圧倒的音世界が日本限定でCD化。
2019年から2022年の間、主に南ロンドンの自宅スタジオとフリータウンのCarrying Colourスタジオ、ロザーハイズにあった旧警察署スタジオ、スポレートにある”Casa Mahler”で録音された本作は、Moog Grandmother、ダブルベース、エレキギ ター、Juno-Gなどの楽器がフィーチャーされ、携帯電話 やZoomレコーダーでフィールドレコーディングを行い、様々な鳥、昆虫、猿、コウモリ、植物、木、石の音声を収録しています。
“様々なピアノで録音しました。フリータウンのアップライトは、湿気によりハンマーのフェルトが剥げ、生木が弦を打つとハープシコードのような音がするんです。”
収録曲”Up”と”Drift”におけるピアノ録音の一部は、マーラー財団の「Mahler, The Song of the Earth」プロジェクトの一環でDuvalがスポレートのマーラー&ルウィット・スタジオに滞在していた2021年4月に作曲・録音されたものである。レジデンス期間中、Duvalはグスタフ・マーラーの生涯と作品、特に”Das Lied Von Der Erde(大地の歌)”という、自然、許し、友情、死というテーマに関わる広大な歌曲集について学び、作品を制作していました。
“この作品を制作している間、私は自身にとって自然環境が何を意味するのかを探りたかったんです。 植物や天然素材と触れ合うために、私は自然の中へ何度も足を運びました。サウスロンドンの日常 的な散策、バース周辺の丘陵地帯での母親との散歩、フリータウンでのハイキング、スポレートの丘 やガーナ、そしてシエラレオネの自然保護区など、これらすべての状況で、自然を身近に感じられる 素晴らしい事例を見つけることができました。”
ヴァンクーヴァーを拠点に活動する中国出身の注目アーティスト Yu Su や、盟友のVegyn、そしてFAUZIA、Lamin Fofana、Kiran Kaiなどの新進気鋭まで瑞々しいコラボレーションが作品に奥行きを与え、ピアニストとしての魅力やサウンドアーティストとしての跳躍だけでなく、人間的な感動や共感を感じさせる滋味深い作品となっています。
Tracklisting:
1. Plunge
2. Wood ft. Yu Su
3. Mutate
4. Up
5. Thunder ft. FAUZIA
6. Drift ft. Lamin Fofana
Duval Timothy
デュヴァル・ティモシー
サウスロンドン出身のマルチ・アーティスト。UKのロンドンとシエラレオネのフリータウンを行き来し活動。2017年に自身の音楽やグッズをリリースするアパレル&ライフスタイルブランド / レコードレーベルである Carrying Colour を設立。2022年にはKendrick Lamarによる最新作”Mr. Morale & The Big Steppers”の楽曲制作に大きく関わったことでより広い層から注目を得ている。