耳を澄ませば、ふと日常の中のひとかけらから広がっていく普遍的な音。
失いたくない愛しい風景。
WATER WATER CAMEL 田辺玄を録音・ミックス・マスタリングにむかえ、田舎の古い学校で録音された、ピアノと歌によるセカンド・フル・アルバム。バロックにも通じるピアノによる力強いメロディの風の上に、木管楽器のような歌声がふんわりと奏でられていく……コマーシャリズムとはかけ離れた凛と佇む音世界は、ヴァシュティ・バニヤンにも通じるジャンルを超えた絶妙さ。
*木造校舎での録音を彷彿とする、ずっと愛着を感じていけるような特別な木製のパッケージ。 (初回限定)
<西森千明・プロフィール>
2004年に1st work「fragments」、2007年に2nd work「仄灯」をリリース。これまでに、渚十吾の作品にコーラスで参加、ライブでは、トウヤマタケオ、haruka nakamuraなどとの共演を重ねる。曲創りが好きだからこそ、自分の音楽にまっすぐと向き合い、時が満ちたら録音するという、マイペースな活動ながらも、数々のライブやコンピレーションに参加し活動中。クラシック音楽の演奏家としても活動する。また、自身の結成した”archipelago” (スティールパン・コントラバス・ピアノ&歌)や、カシオトーン5台の”portable tone orchestra” (メンバーは関西を代表する個性派鍵盤演奏者たち:シンドウユカ・井上智恵・生駒祐子・miki・西森千明)での活動も行う。