Archive for the ‘Cavemen Speak’ Category
Speed Dial 7 ニュー・アルバム『11』フリー・ダウンロード
Zucchini Drive / Cavemen SpeakのTom De Geeterのソロ・プロジェクトSpeed Dial 7。デビュー・アルバムのリリースからわずか半年で2ndアルバムをリリースしました。
前作のリリース・ツアー後に彼がハマった70年代のレコード・コレクションからのノスタルジックなサンプリングとビートで形作った本作は、よりハードになった印象を受けます。
ゲストはM Sayyid (Anti-Pop Consortium)、Mike Ladd (Infesticons)、Pip Skid、Birdapres、Nomad、Elissa P、MarcusGraap (Zucchini Drive)と前作参加メンバーの他、Dead Oceansからアルバムをリリースし、今年解散してしまったニューヨークのエクスペリメンタル・ノイズ・ロック・バンドThese Are PowersのAnna Barieが参加しています。
個人的にThese Are Powersはボアダムズ・フォロワーなサウンドでGang Gang Danceと被る印象を持ってたので、Anna Barieのクールなラップが予想外でかっこよかったです。リズムがより多彩でよりノイジーなビート。そんななかでもやはりNomadの存在感がものすごいです。
Marathon of Dopeのウェブサイトでフリーダウンロードできるので、ぜひ聴いてみてください!
Speed Dial 7 ニュー・ヴィデオ『Poker Faces II』
Zucchini DriveのTom De Geeterのソロ・プロジェクトSpeed Dial 7のニュー・シングル「Poker Faces II」のミュージック・ヴィデオ。
ニュー・アルバム『11』収録。今回はPip Skid、Nomadをフィーチャーしています。
Speed Dial 7 ft. Mike Ladd & M Sayyid
先日こちらでご紹介したZucchini Drive / Cavemen Speakのトムのソロ・プロジェクトSpeed Dial 7の続報です。
デビュー・アルバム『Short Rich Apocalypse』は、Marathon of Dope(デジタル)とVlas Vegas Records(ヴァイナル)から10/12にリリースされるとのこと。アルバムにはNomad、Elissa P、Passage、K-the-i???、Bleubird、MarcusGraapなどが参加。現時点で聴かせてもらったなかではPassage参加のトラックがすごくいいです。
Mike Ladd (Infesticons)とM Sayyid (Anti-Pop Consortium)をフィーチャーしたアルバム収録曲「Sattelites」の先行試聴がはじまっています。
PVも届きました。
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あのGunpornのPVをちょっと思い起こさせるヴィデオになってます。この曲で単純にアルバムの方向性を判断できないぐらい、いろいろな要素がミックスされたアルバムになりますが、シングルとして持ってきたこのトラックのパワフルさ、トムのヴォーカリゼーションの変化を感じながら、アルバムの到着を待っていてもらいたいと思います。
Zucchini DriveのTomのソロ=Speed Dial 7!
先日ベスト・アルバム『Season Finale』をリリースしたCavemen Speakの中心人物にして、Zucchini Driveの片割れであるTom De Geeterのソロ・アルバムが間もなく完成予定!
ここ1年はレーベルMarathon of Dopeの運営に力を注いできた彼が2年をかけて進めてきたはじめてのソロ・アルバム。プロジェクト名は「Speed Dial 7」だそうです。
Cavemen Speak、Gunporn、The World After 4/02 = Zucchini Drive、Nuccini!と、彼が関わってきた数々のプロジェクトにおいて、これまではヴォーカルに重点をおいていた彼がこのソロ・プロジェクトではプロダクションにも力を注いでいます。
2008年に病気など個人的な問題がきっかけで自身の音楽に対するアプローチを考え直す時間を得たことがこのソロ・アルバムへとつながっているようです。ベルギーのバンドHitchのギタリストで、Zucchini Driveのアルバムに参加する友人のMich Decruyenaereや、ベルギーのポストロック・バンドSalvadorのドラマーPieter Blanckeの力を借りて作り上げるサウンドは、これまでの彼の作ってきたサウンドとは違い、60年代サイケデリック・ロックやフォーク、アフリカ・バンバータに影響を感じる80年代ヒップホップやエレクトロファンクなど多様な要素が混ざり合った、よりグルーヴィーな作品のようです。
Marathon of DopeのウェブサイトでSpeed Dial 7のアルバムを作るに際して、影響を受けた曲のリストをあげているので、参考になるでしょう。
Afrika Bambaataa – Renegades of funk
Rare Earth – Hum along and dance
Devo – Gut feeling
The Commodores – Assembly Line
Dennis Coffey – Scorpio
Beach Boys – Wouldn’t it be nice
The Meters – Handclapping Song
Fleetwood Mac – The chain
The Jimi Hendrix Experience – If six was nine
The Pixies – Caribou
Fleedwood Mac – Stand back
Stephen Stills & Manassas – So begins the task
Frank Zappa – Tryin’ to grow a chin, Baby snakes & Jones crusher
ぼく自身、アルバムのうちの4曲のデモを聴かせてもらっただけですが、彼の独特のヴォーカルも加工されていてとても新鮮でした。Zucchini Driveの最新作『Shotgun Rules』のエレクトロ路線のヒップホップ・サウンドをよりジャンルレス、ボーダーレスにしたようなかんじだと思いました。とてもおもしろいです。そのうち1曲は、NomadとElissa P(Christopher Willitsの次のアルバムにヴォーカルで参加しているそうです)のデュエット曲がいいかんじ。
リリースは10月になるそうです。
Marathon of Dope : Notes on Speed Dial 7’s Upcoming Release
Cavemen Speak 『Season Finale』ダウンロード・スタート!
先日ご紹介したCavemen Speakのベスト・アルバム『Season Finale』。6/15にリリースと言っておきながら、もうすでにリリースされてます(笑)
Marathon of Dopeのウェブサイトにてフリー・ダウンロードすることができます!未発表曲の「I saw your face before」はたぶんアルバム『Wooden Cast』あたりの音源でしょうか。通して聴くとやはり『Tell All Residents』以降の成長がはっきりと感じ取れます。
先日はちょっと湿っぽいことを書いてしまいましたが、あれから考えたんです。「Season Finale」だからと言って、これがおわりだとは限らないな、と。季節はめぐります。ぼくはCavemen Speakの「next season」を待ちつづけますよ。ずっと。
Marathon of Dope: Out soon: Cavemen Speak – Season Finale (mod008)
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