hue and cry

Archive for the ‘Lirico’ Category

Tamas Wellsインタヴュー for “Metropolis”

来日公演を来週(!)に控えたタマス・ウェルズの最新インタヴューが日本のイングリッシュ・マガジン「Metropolis」のウェブに掲載されました。Metropolisの許可をいただき、日本語訳をこちらに掲載します。おもしろい内容なので、ツアー前にぜひお読みください!

(さらに…)

Chris Garneauニュー・アルバムのレコーディングがスタート!

クリス・ガノが2009年の2ndアルバム『El Radio』につづく3rdアルバムのレコーディングにようやくとりかかるというニュースが飛び込んできました。昨年、日本に来たときはことしのはじめには完成すると聞いていたのですが、むしろまだレコーディングはじまってなかったのかと(笑)

次のアルバムはレーベルを離れ、セルフ・リリースになるのですが、そのレコーディング費用を捻出するために、いまアメリカのインディー・アーテイストのあいだで人気のPledgeMusicを利用して寄付を募っています。アーティストはファンに対してプレゼンを行い、ファンはそのアーティストをサポートするためにお金を払う。そしてその額に応じてアーティストからの特典を得ることができるというもの。音楽がお金になりづらいこの時代において、現代のパトロン制度のようなものだと言えるでしょう。

クリス・ガノの例で言えば、$10で「mp3」、$20で「アーリーデモCD」、$50で「オリジナル俳句」(いらん)、$75で「ライナーに名前を入れれる」、$100で「NYのライヴのチケット2枚」、$200で「ライヴ招待+ディナー」、$500で「エグゼクティヴ・プロデューサーになれる」、$1000で「ミュージック・ヴィデオ出演」と、これを考えるほうも大変だなと思えてしまう特典の数々。

肝心のニュー・アルバムは彼のプレゼンのヴィデオによると「冬や雪などにまつわるこどもの頃の記憶に基づいている」とのこと。日本でのライヴのときにも「冬がだいすき」だとMCで話していたのを思い出します。レコーディングはおそらく来年の春までに終わるでしょうし、リリースは来年の夏くらいでしょうか。たのしみに待ちましょう。そして、もしよければ彼のために寄付してあげてください。

Chris Garneauへの寄付はこちらから:http://www.pledgemusic.com/projects/chrisgarneau

 

 

 

Lirico 5th anniversary sampler

Lirico 5th samplerについて書くのは忘れていたので書いておこうと思います。
おかげさまでぼくが予想していたよりも評判がとてもいいRadical Face『The Family Tree: The Roots』の国内盤のボーナスとしてLiricoの初めてのサンプラーCDをおつけしています。

内容は以下の通りです。どの曲がどのアルバムに収録されているかというのを記せなかったので、それもあわせて。

01 The Leisure Society – Into The Murky Water (from “Into The Murky Water” (LIIP-1510))
02 Tamas Wells – The Northern Lights (from “Two Years in April” (LIIP-1504))
03 Scott Matthew – Upside Down (from “Scott Matthew” (LIIP-1505))
04 Radical Face – If You Come Back To Haunt Me (from “Once a hue, Always a hue” (HUIP-1038))
05 Factor – Home Again (feat. Nomad) (from “Chandelier” (HUIP-1040))
06 Woodpigeon – Death by Ninja (A Love Song) (from “Songbook” (LIIP-1501))
07 Tamas Wells – Broken By The Rise (from “Mark on the Pane” (LIIP-1502))
08 Scott Matthew – German (from “There Is an Ocean That Divides…” (LIIP-1506))
09 egil olsen – Yeah I Know (from “I Am a Singer/Songwriter” (LIIP-1503))
10 Tamas Wells – Vendredi (from “A Plea en Vendredi” (IPM-8009))
11 My Broken Frame – Miss Moon (from “Saddest Songs” (DDIP-3024))
12 Scott Matthew – Sinking (from “Gallantry’s Favorite Son” (LIIP-1511))
13 Nomad – The Weekend (from “Cats and Babies” (HUIP-1042))
14 Tamas Wells – True Believers (from “Thirty People Away” (LIIP-1509))
15 Chris Garneau – Over And Over (from “El Radio” (LIIP-1507))
16 Elva Snow – Hollywood Ending (from “Elva Snow” (LIIP-1508))
*6曲目のWoodpigeon「Death by Ninja (A Love Song)」と7曲目のTamas Wells「Broken by the Rise」ですが、盤面のトラックリストの記載が逆になっていました。こちらで訂正してお詫び申し上げます。

ぼくにとってリリースした作品はこどものようなものだというのは昔書いたことがありますが、だとしたらこのサンプラーはファミリーポートレイトのようなものでしょうか。Radical Faceに関していい評判を目にするのもうれしいですが、このサンプラーを褒めてくださることはある意味ではそれ以上にうれしいことです。なぜならこれがレーベルとしての誇りを凝縮したものですからね。じぶんで言うのもなんですが、このサンプラーめちゃくちゃいいんです(笑)

Liricoサンプラーとか言っておきながら、hueの作品からもこっそり選曲していますが、ファミリーポートレイトに親戚の子が写り込んでるってかんじですかね。それはhueとLiricoをつなぐアーティストであると言えるNomadのうたをLiricoしか知らない方に聴いてもらいたかったからなのです。彼のことも気に入ってくれるといいな。

3週間後に迫ったタマス・ウェルズの来日公演でも入場者プレゼントとしてこのサンプラーCDを配る予定です。よろしくお願いいたします。

Radical Faceインタヴュー掲載『THE RAY』ウェブ版が公開!

Radical Faceのインタヴューがフリー・マガジン『THE RAY』最新号に掲載!ウェブ版も先日公開されました。
なんと巻頭ページに掲載いただいてほんとうれしいです。インタヴューの内容もすごく興味深いもので、ベン・クーパー自身、「いつものインタヴューより思慮に富んだ質問でとてもいいインタヴューだったね」と称賛しています。

まだの方はぜひ読んでみてください。下記のリンクからダウンロードできます。

THE RAY Vol.013_2011.10.23

The Leisure Societyニュー・ヴィデオ「Dust On The Dancefloor」

The Leisure Society 『Into The Murky Water』よりニュー・シングル「Dust On The Dancefloor」のミュージック・ヴィデオが届きました!

未発表曲を収録したEP『Out Of The Murky Water』をボーナスディスクとして加えたアルバムの再発盤はもうすぐ入荷予定です。

The Leisure Society – Into The Murky Water

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