Archive for the ‘Lirico’ Category
Radical Face先行EP『The Bastards: Volume One』フリー・ダウンロード【9/6まで】
10/6にリリースされるRadical Faceのニュー・アルバム『The Family Tree: The Roots』のイントロダクションとなる3曲入りEP『The Bastards: Volume One』のフリー・ダウンロードが開始されました。
下にあるウィジェットから9/6までフリー・ダウンロード可能です。おそらくアルバムのアウトテイクだと思いますが、こんなものフリーで配布されたら他のミュージシャンはたまったもんじゃないだろうな、という好内容。ぜひいまのうちにゲットしてみてください!
*終了しました*
Liricoニュー・リリース:Radical Face『The Family Tree: The Roots』詳細
お待たせいたしました。Radical Faceのニュー・アルバム『The Family Tree: The Roots』の詳細をウェブにアップしました。10/6発売です。
詳細:http://www.inpartmaint.com/lirico/lirico_title/LIIP-1512.html
前述のとおり、「家族」をテーマにした「The Family Tree」三部作の1枚目です。ホームスタジオにこもって練りに練った作品であり、エレクトリック・プレジデントとはまた気合いの入れ方がまったく違う気がします。ほんとは去年の夏くらいには出る予定だったわけですからね。待たせすぎです!
本作もほぼひとりで作っていますが、ピアノ、アコースティック・ギター、フロアタム、そして声という4つの楽器だけを使用するという制限を自らに課しています。バンジョーやストリグンスが入っている曲もありますが、それは「その曲がその楽器を必要としたから」とのこと。
そんなミニマルな編成も言われないと気づかないと思います。Radical Faceが得意とするレイヤーにつぐレイヤーによって、深みのある壮大な楽曲が立ち並びます。
パッケージはBen Cooperこだわりのハードカヴァーのブックタイプの豪華仕様!オリジナル盤と同じ仕様、というかいっしょにプレスをするので全く同じです。原盤レーベルのBear Machine Records(Ben Cooperの自主レーベル)といっしょにLiricoのクレジットも入るというかたちです。
ボートラはありませんが、今回、LiricoのサンプラーCDを特典で作ることにしました!いまざっくり選曲してみましたが、なかなかすばらしいです(笑)
Radical Faceがヴォーカルで参加しているmiaouともども、よろしくお願いします!
あと、こちらでおそらくはアルバムのアウトテイクだと思われる「We’re on our way」がフリーでダウンロードできます(要メアド)
Radical Faceがmiaouニュー・アルバムにゲスト・ヴォーカルで参加!!
Liricoの姉妹レーベルThomason soundsから9/8にmiaouの3年ぶりのニュー・アルバム『the day will come before long』がリリースされます!
そのなかで1曲Radical Faceがゲスト・ヴォーカルで参加しています。ぼくが両者の橋渡しをしたので、実際にこうして形になってとてもうれしいですし、しかもこんな名曲にできあがってるなんて!タイトルは「Lost Souls」です。上に試聴つけました。
ぼくの記憶ではRadical Faceがヴォーカルだけで他人の曲に参加するのははじめてだと思います。心なしか歌い方もじぶんの曲とはすこしちがう気がしますね。得意のレイヤード・ヴォーカルはmiaouやレコーディングエンジニアの方を驚かせたと言いますが、クライマックスはまるでヨンシーのようですらあり、ぼくの心を天上へと連れていってくれます。miaou x Radical Face。こんなにもすばらしい化学反応を起こすとは!ちなみにこの曲のヴォーカル素材のレコーディングは3月の震災の前後に行われています。もしかしたら、ベン・クーパーのなかで哀悼の意図もあったのかもしれないですね。
アルバムには他にepic45がヴォーカルとギターで参加。この曲「Endings」もやばいくらいの名曲です。また、ミキシングとマスタリングをオーストラリアのquaことCornel Wilczekが担当。彼は以前、miaouのリミックスを手がけたことがあります。ポストロックからエレクトロニカ路線に舵を切りながら、その視線の先に世界をとらえたすばらしい作品にしあがっています。
いつかmiaouとRadical Faceの共演を夢見てますよ。ぼくは。
Tamas Wells来日公演開催延期のお知らせ
9/29と9/30に開催を予定しておりましたタマス・ウェルズの来日公演『Lirico 5th anniversary 「白鳥の歌なんか聞こえない」』ですが、アーティストの都合のより、誠に申し訳ございませんが開催を延期させていただくこととなりました。
タマス・ウェルズが在住しているミャンマーのビザに関して予期せぬ問題が起こり、ちょうどアジアツアーが行われる予定だった期間、ミャンマーを離れることができなくなったことが原因です。なので、タマス・ウェルズ自身というよりは、国の事情によるものですので、誠に申し訳ございませんが、ご理解いただけますようお願い申し上げます。
タマスからのメールには「楽しみにしてくれていたファンのみなさんにはとても申し訳なく思っています」とありました。代替の日程はこれから改めて調整していきます。できれば年内に実現できればと考えていますので、決定次第、改めてお知らせいたします。
よろしくお願いいたします。
Lirico 大崎晋作
Tamas Wellsニュー・ミュージック・ヴィデオ「Thirty People Away」feat. ドニ・ラヴァン!
9月にアジア・ツアーを控えるタマス・ウェルズの新しいミュージック・ヴィデオが届きました。アルバム『Thirty People Away』のタイトル・トラックで、監督はタマスのドキュメンタリー映画『the houses there wear verandahs out of shyness』を撮ったファブリツィオ・ポルペッティーニ。
なんといっても注目は出演している俳優ふたり。ひとりはレオス・カラックスの映画『ポンヌフの恋人』『汚れた血』『ボーイ・ミーツ・ガール』という「アレックス三部作」などでおなじみのフランス人俳優ドニ・ラヴァン。もうひとりはオーストリア人映画監督ミヒャエル・ハネケによる2009年のカンヌ国際映画祭パルムドール受賞作品『白いリボン』で見出された注目の18歳のフランス人女優ロクサーヌ・デュラン。まさかタマス・ウェルズのヴィデオに映画俳優が出演するとは思ってみなかったので驚きです。
ヤンゴンで実際に起きた爆撃事件をモチーフにしたタマス・ウェルズのリリックからインスピレーションを得たポルペッティーニが選んだテーマは「パニック(Panic)」。パニックの語源となったギリシア神話のパーンの化身とも言える男をドニ・ラヴァンが演じ、彼に魅入られパニックになるジョギング中の少女をロクサーヌ・デュランが演じています。
パリの郊外で撮影した美しい映像はとても魅力的ですが、ドニ・ラヴァンの演技は随所に「アレックス」を感じさせ、どこかレオス・カラックスへのオマージュとも言えなくもない作品になっていると思います。
なお、今回のヴィデオの発表とともに、タマス・ウェルズはフランスの新レーベルArtisans du disqueと契約。アルバム『Thirty People Away』がフランスでもリリースされます。ヨーロッパ進出の第一歩です。うまくいくことを願っています。あとはアメリカ・・・ほんとアメリカ人はなにやってるんでしょう。
今回のヴィデオでタマス・ウェルズを知らなかった映画ファンにも彼の音楽を聴いてもらえるようになれば理想ですね。
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