hue and cry

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Scott Matthewニュー・アルバム『Unlearned』6/29リリース!

メランコリック・バラードの道を極めつづける世界でもっともロマンティックなシンガーソングライター、スコット・マシュー。約2年ぶりとなる4thアルバムが6/29にGlitterhouseからリリースされます。前作『Gallantry’s Favorite Son』のリリース直後から言われていたように、今回はポップ・ミュージックの歴史に残る名曲をカヴァーしたカヴァー・アルバムとなりました。

トラックリストは以下のとおり。曲名の後ろに書かれているのがオリジナル・アーティストです。

01 To Love Somebody (The Bee Gees)
02 I Wanna Dance With Somebody (Whitney Houston)
03 Darklands (The Jesus And Mary Chain)
04 Jesse (Roberta Flack)
05 Smile feat. Neil Hannon (Charlie Chaplin)
06 Help Me Make It Through The Night feat. Ian Matthew (Kris Kristofferson)
07 No Surprises (Radiohead)
08 L.O.V.E (Nat King Cole)
09 Love Will Tear Us Apart (Joy Division)
10 There’s A Place In Hell For Me And My Friends (Morrissey)
11 Harvest Moon (Neil Young)
12 I Don’t Want To Talk About It (Rod Stewart)
13 Total Control (The Motels)
14 Annie’s Song (John Denver)

日本でも演奏したレディオヘッドの「No Surprises」、チャップリンの「Smile」やニール・ヤングの「Harvest Moon」といったライヴの定番曲の他、彼が敬愛するモリッシーからジョイ・ディヴィジョンまでスコット・マシューらしいセレクトだと言えるでしょう。

レコーディングやライヴには欠かせないユージン・レムシオの他、モリッシーの元ドラマー、スペンサー・コブリンやマリソル・リモン・マルティネス、クララ・ケネディなどスコットの古くからのミュージシャンが参加しており、よりシンプルなアレンジで1stアルバムに近い親密な雰囲気を醸し出しています。ニール・ハノン(ディヴァイン・コメディー)とのデュエットの他、実夫イアン・マシューとのデュエットなんて隠し球まで飛び出します。

彼の手にかかればあらゆる曲がオリジナルとはかけ離れたメランコリック・バラードとして歌われてしまうことで評判ですが、本作はまさにヴォーカリストとしての真価を発揮した作品と言えるでしょう。カヴァー・アルバムと言えどもある意味ではスコット・マシューのニュー・アルバムとして聴けてしまうくらい、切なくて美しい作品で涙なしには聴けません!

1st『Scott Matthew』の帯にのせたコピーをいま改めて書いておきます。

「メランコリーとともに生きるすべてのひとへ」

6月下旬に入荷予定です。


Scott Matthew – To Love Somebodyミュージック・ヴィデオ


Scott Matthew – No Surprises (Froggy’s Session)

p*dis online shop: Scott Matthew『Unlearned』商品ページ

Scott Matthewがニルヴァーナをカバー

スコット・マシューの数あるカバー・レパートリーにニルヴァーナが加わりました。

ニルヴァーナの『Nevermind』の発売20周年記念ボックスセット発売にあわせてドイツのMusikexpress誌が「A Tribute To Nevermind」を企画。雑誌の付録として作られたコンピレーションCDにスコット・マシューが参加し、「Territorial Pissings」をカバーしています。彼のカバーはいつもオリジナル曲とかけはなれたメランコリック・バラード調になってしまうのですが、今回もそうとうなものです。

Scott Matthewオフィシャル・ヴィデオ「Sinking」

先週ニュー・アルバム『Gallantry’s Favorite Son』がリリースされたスコット・マシュー

アルバムにも収録されている「Sinking」のベルリンでのライヴ映像がオフィシャルのヴィデオとして公開されています。深みのある色みと編集によって曲の世界観、雰囲気を見事にとらえています。

個人的には「In the End」や「Language」に並んで彼のうたのなかでも屈指の名曲だと思います。意識してるのかわかりませんが、アルバムの音源でははじまりが「In the End」と同じなんですよね。スコット自身にとってもアルバムでいちばんのお気に入りのようです。

「ぼくは沈んでいく/同じ空気を吸うことを/切望しながら」というラストのリリックが震えるほど美しくて沁みるのです。たったの3分です。ぜひ聴いてみてください。

http://www.inpartmaint.com/lirico/lirico_title/LIIP-1511.html

Scott Matthewライヴ・フルセットが期間限定ストリーミング公開中

6/9に3rdアルバム『Gallantry’s Favorite Son』をリリースするスコット・マシュー

5/28にウィーンで行われたライヴ映像が現在ドイツのラジオ局FM4のウェブサイトで公開中です。6/8までの期間限定のよう。

Herzensangelegenheiten mit Scott Matthew – fm4.ORF.at

ニュー・アルバムからの曲を中心に、「Abandoned」「In the End」など、1st、2ndの名曲から、バート・バカラック、レディオヘッド、ニール・ヤングのカバーまでを含む全20曲!!ぜひ、チェックしてみてください!

編成はスコットの他、盟友ユージン・レムシオ(ベース/ピアノ)とサム・テイラー(チェロ)のトリオで最近はこの編成がメインのようですね。とてもリラックスした雰囲気ですが、やはりスコットのヴォーカルの説得力はとんでもないですね。そのパフォーマンスに対して、最後には観客全員がスタンディングオベーションで応えています。また日本にも呼びたいなぁ。

『Gallantry’s Favorite Son』はただいまご予約受付中。むしろきょう入荷したので、6/9発売ですがすぐに発送しちゃいますよ!

Scott Matthew『Gallantry’s Favorite Son』詳細ページ

Scott Matthew plays “Sweet Kiss in the Afterlife” on giged.net

scott matthew plays “sweet kiss in the afterlife” on giged.net from giged.net on Vimeo.

ベルリンのgiged.netに新作『Gallantry’s Favorite Son』のリリースを控えるスコット・マシューが登場。タイトルにもなっていることばが歌詞に含まれる「Sweet Kiss in the Afterlife」をこどもの声が響く公園にてウクレレで弾き語っています。

冒頭の「誰かにとって間違いでも/ぼくにとっては生き方/光をはなつなにかを/待つことはやめて」という一節は彼の簡単ではない生き方を表しているようでとても感動的です。ここにきて彼のうたに慈愛が増しているような気がします。メランコリーとともに生きること、それを肯定できるなら彼のうたはきっと一生寄り添ってくれるでしょう。アルバムは6/9発売!

Scott Matthew 『Gallantry’s Favorite Son』詳細ページ

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