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オーストラリアのFleet Foxes=The Middle East
本日ご紹介するのはオーストラリアのクイーンズランド出身の7人組バンドThe Middle Eastです。クイーンズランドというと、そうです。スコット・マシューが生まれた街ですね。これまでにEP(『The Recordings of The Middle East』)をリリースしているのみですが、今後が注目されるバンドです。
先週、ブリズベンで行われたBIg Soundというオーストラリア音楽の見本市に出席したぼくの上司が彼らのライヴを観て、とてもすばらしかったとのこと。上の「Blood」という曲のヴィデオはオーストラリアのMTVなどでも繰り返し流され話題になっているようで、ライヴでこの曲が演奏されたときはかなりの反応だったようです。
コラージュを用いたアニメーションは物語性があって幻想的。悲しげな歌詞の内容を反映したような美しさに心が奪われるようです。親密なアンサンブルからブラスやコーラスを用いたクライマックスまでの楽曲の展開力に才能を感じます。ほんとうにすてきなヴィデオなので、大画面で観ることをオススメします。The Middle East。名前を覚えておいても損はないと思いますよ。
ちなみに彼らのEPはAmazonで買えます。iTunesでも買えた気がしますが、いまはなぜか買えなくなってますね・・・。
たまにはサッドソングじゃないのも聴きます
Slow Club – It Doesn’t Have To Be Beautiful
UKシェフィールドの男女デュオSlow Club。数ヶ月前にリリースされたMoshi Moshiからのデビュー・アルバム『Yeah So』から、「It Doesn’t Have To Be Beautiful」のPVです。
アルバムの内容はそこそこですが、この曲はものすごくいいですね。楽しい曲で作業するのにちょうどいいので、何度も聴いています。
ヴィデオのハンドメイド感も好感が持てました。というか最高ですね。やぼったいルックスも好きです。長回しで撮られたこの作品は、同じ手法で撮られていたEmmy The Greatの「First Love」のヴィデオを思い出します。適当なようで、リハに時間をかけてそう。最初かなりどうかと思ったレベッカちゃんがヴィデオの最後にはなぜかかわいく見えるという不思議!見事です。男のほうは最初から最後まで冴えないですが(笑)
まあ、”It Doesn’t Have To Be Beautiful”というのにはまったく同意しかねますがね。できることなら美しく生きたいです。
Dakota Suite ライヴ@エレヴェーター
Dakota Suite – A Darkness Of Moons
スコット・マシューの来日公演を来週に控えていますが(絶賛予約受付中!)、今月の終わりにはDakota Suiteの来日ツアーまであるという、夢のような7月でございます。ぼくはクリス・フーソンとエヴァートンの話をする担当としてツアーに関わっていくつもりです。一緒にフィル・ジャギエルカを讃え合ったり、移籍しちゃいそうなレスコットについてどう思うかとか、ぶっちゃけウェイン・ルーニーは憎き裏切り者?みたいな話をしたいですね。・・・と話が逸れました。
以前、クリス・ガノの映像をご紹介しましたが、オーストリアの「They Shoot Music – Don’t They」という、インディー・アーティストのライヴ映像を紹介するサイトがあります。基本的にアコースティックでマイクも使わないで撮影していて、撮影場所がいつも変なんです。
その「They Shoot Music」にDakota Suiteが登場しました。撮影場所はウィーンのホテルのエレヴェーター(笑)クリスの歌はエレヴェーターの雰囲気を一変させる力があるんだなーと思うとなんだかおかしかったです。このときは声がつらそうなかんじでしたけど。
スコット・マシューでも同じようなことをやってみようかな。自由学園明日館の庭とかで。
Chris Garneauのお友達紹介〜Jenny Owen Youngs編
Jenny Owen Lewis – If I Didn’t Know
昨日はGregory and The Hawkをご紹介しましたが、今日は彼女と同様にクリス・ガノのニューアルバム『El Radio』に参加しているニューヨークのシンガー・ソングライターJenny O.ことJenny Owen Youngsをご紹介します。クリスやGregory and the Hawkのメレディスとは親友同士の彼女。クリスの『C sides EP』のなかの「Black Out」にヴォーカルで参加していました。ちなみに同EPの「The Runt」と「It’s Almost Christmas」ではメレディスちゃんが歌っています。このEPはツアーで売られたものでしたが、iTunesでも購入できます。
Jenny O.の2ndアルバム『Transmitter Failure』は5月にNettwerkからリリース済み。ウェルメイドなプロダクションは彼女のキュートな魅力を最大限に引き出しています。同じ名前のJenny LewisとかCat Powerとかと同じくらい人気が出てもおかしくないでしょう。クリス・ガノも彼女たちに負けないで!
グラスゴーのニック・ドレイク
フレーミング・リップスのライヴを観るためだけにサマソニに行かないといけない衝動に駆られたのは、ふいに聴きたくなった「Do you reallize?」のせい。この曲の「Do you reallize that happiness makes you cry」というリリックに共感しすぎています。幸せでも不幸せでも悲しくなってしまうのは困ったものですね。で、リップスは関係ないですが、そんな厄介な気分にぴったりなのが、グラスゴーのギタリストGareth Dickson。最近のお気に入りです。
彼はヴァシュティ・バニアンのツアーメンバーで、フアナ・モリーナのアルバムにも参加していたりします。うっかり見逃したヴァシュティの数年前の来日公演のときも来ていたのかな?『Collected Recordings』というタイトル通りの選集を最近リリースしました。
まんまニック・ドレイクなフラジリティーは、死の匂いが濃厚というか、彼岸感たっぷり。
Gareth Dickson – La Bamba
こちらは「ラ・バンバ」の素敵なカバーのライヴ映像です。しかし、やたら音がきれいですね、これ。
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