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Radical FaceニューEP『Touch the Sky』
ニュー・アルバムのレコーディングを終え、おそらくそう遠くない未来にリリースされることが期待されるRadical Face。
彼のオフィシャル・サイトでもかなり前からアルバムについて言及しているので、すでにご存知のかたも多いことでしょう。前作『Ghost』で「家」をテーマにした彼が、前作リリース以降、興味を持って取り組んできたのが「家族」というテーマです。1800年から1950年代までの「ノースコート家」という架空の一族の物語が綴られ、2009年から実際のレコーディングが始まり、40曲以上が生まれたようです。
そして、それらのマテリアルは3枚のアルバムに分けられることに。もうすぐリリースされる新作は、そんな三部作の1作目で、1800年代の「ノースコート家」の最初の2世代がテーマ。『The Family Tree: The Roots』というタイトルが冠せられています。2作目は『The Branches』 で、完結作は『The Relatives』らしいです。コンセプト・アルバムしか作れないBen Cooperの過去最大の暴走が期待できそう。
そして、今回、新しいEP『Touch the Sky』をiTunesのみでリリース。本作は、前作と新しい三部作との架け橋として位置づけられています。実際、収録された6曲のうちの3曲は以下のとおり、前作収録曲の別ヴァージョン。
1. Welcome Home (Touch The Sky EP Version)
2. Glory (Acoustic Version)
3. Doorways
4. A Little Hell
5. The Deserter’s Song
6. Welcome Home (Reprise)
新曲について言及すべきなのだろうけど、何より「Glory」のアコギ弾き語りヴァージョンがすばらしすぎる。完璧主義者のBen Cooperがあえてアコースティック・ヴァージョンをリリースしたことの意味を深読みしてしまうけど、3分40秒すぎの初めて聴いた彼の生々しい歌声に心が震えます。新曲3曲も当然のように良曲ですが、『Ghost』の延長線上にある雰囲気。おそらく、Benの性格からするとEPの曲をアルバムに収録することは考えにくいので、アルバムのアウトテイクなのでしょう。こんなすごいクオリティなのに。
ニュー・アルバム『The Family Tree: The Roots』は三部作の1作目なので、あくまでも壮大な物語の序章。「less produced」とウェブに書いてあるように、ピアノとアコースティック・ギターを中心とした、よりシンプルでミニマルなものになり、ストーリーテリングに重きを置いたシンガー・ソングライター作品になりそうです。
これから数年にかけて定期的にRadical Faceの新作が届けられることを考えただけで、しあわせな気持ちになります。どんなにつらいことに直面したとしても、ぼくは少なくともこの三部作を全部聴くまではがんばって生きていけそう。ほんとうに。
iTunes: Radical Face – Touch the Skyダウンロード・ページ
Radical Face myspace
関連記事:Radical Face 「Ghost」
Cam, Gram and G.A.M. – Party Til Your Body Stops【フリー・ダウンロード】
結構前のネタですが、ブログで紹介していなかったので、いまさらですがご紹介。Cam the WizzardとSubtitleことGiovanni Anthony Marks、そしてFactorことGraham MurawskyによるプロジェクトCam, Gram and G.A.M.のアルバム『Party Til Your Body Stops』がUGSMAG.COMでフリー・ダウンロードできます。
Camの迫力ある低音ラップとSubtitleのふにゃふにゃラップが絡む、『Party Til Your Body Stops』というタイトルのわりにはあんまりパーティーすぎない哀愁のダンスミュージック。Factorのビートは珍しくエレクトロ寄りです。
アートワークはThe Chihcaronesの作品でおなじみのGhostshrimp。
以下のリンク先にてDLください。
UGSMAG.COM : Cam, Gram and G.A.M. – Party Til Your Body Stops
Kütu Folk Records (The Band) – 6 Live Songs フリー・ダウンロード
先日、sosoの『tinfoil on the window』をライセンス・リリースしたフランスのレーベルKütu Folk Records。レーベルの中心的な所属アーティストであるThe Delano Orchestra、St. Augustine、Leopold Skin、Pastry Caseが12月に行ったライヴ・レコーディングがフリー・ダウンロードできます。
1. ST. AUGUSTINE – RAINY COUNTRY
2. THE DELANO ORCHESTRA – EVERYTHING IS DONE
3. LEOPOLD SKIN – LONESOME & COLD
4. PASTRY CASE – A FISH
5. ST. AUGUSTINE – COLLIDE
6. THE DELANO ORCHESTRA – OUTRO
DLはこちらから:http://kutufolk.com/downloads.html
最近、またThe Delano Orchestraがマイブームです。ニュー・アルバムは10月だとか。楽しみ。
「How to Care」。名曲だと思うんですけど。
↓
The Delano Orchestra – How to Care
p*dis online shopオープンしました!
インパートメントのウェブショップ「p*dis online shop」が6/9にオープンしました!!
実はこれ、ぼくがひとりで半年くらいかけてこつこつと作ってたもので、最近hueやliricoがリリースが少ないのも、そのせいなんですよ・・・ということにしておいてください(笑)
タイトル数が4000近くあって、登録作業中はなんども死にたくなりながらも、こうしてオープンできたのも、すべてはワールドカップのため。これで心おきなく今夜の開幕にのぞめます。これから毎晩2試合をこなすには、長いシーズンのおわりでフィジカル面は疲労困憊で最悪なフィットネスですが、メンタル面は最高なので、きっと問題ないでしょう。
というわけで、ウェブショップ。ただいまオープニングセール中。hueやliricoの商品や、他の関連商品もすべて10%オフです!6/20、ワールドカップでいうとF組とG組の2戦目ぐらいまでなので、ぜひこの機会をご利用ください!
The Leisure Society受賞ならず
The Leisure Society – Save It For Someone Who Cares (Live in Berlin)
先日こちらでご紹介したThe Leisure Societyですが、昨日、Ivor Novello Awardsの授賞式がおこなわれ、ノミネートされていた最優秀楽曲賞の受賞はならなかったようです。残念。ことしはリリー・アレンの前に敗れた模様。まあ、順当な結果でしょうね。
現在レコーディング中の2ndアルバムは来年はじめにリリースとのこと。3年連続ノミネート&初受賞の快挙なるか?このバンドの続報はひきつづきお知らせしようと思います。
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