オーストラリアの山火事とタマスからのメール
今月の始めから起きたオーストラリアのビクトリア州で大規模な森林火災により現在までに200名もの方々がなくなったという悲惨なニュースのことはみなさんもご存知だと思います。火災の一部は放火によるものだというのは本当にひどい話です。ビクトリア州はタマス・ウェルズの実家のあるところでもあり、彼の両親のことを思わず考えてしまいましたが、家は海側にあり火災の起きている場所からはかなり離れているため、タマスの両親も友人もみんなだいじょうぶだということを聞いて安心しました。おそらくタマスと知り合わなければ、このニュースについてここまで気にすることもなかったんだろうな、と考えると不思議なものです。亡くなった方々のご冥福をお祈りいたします。
この件に関してタマスから「もしかしたらぼくが悪い運をビクトリアやミャンマーに持ち来んだんじゃないかって思うんだ」というようないかにも本気で悩んでいるようにとれるメールが届いたので、ぼくは真剣に「バカなことを言うな、じゃあ、もし日本で大地震が起きたら、そのときはきみが2回訪れたせいで悪い運を持ち込んだからだとでも言うの?」というようなかんじで返信しました。どうやらそれは冗談だったようで、ちょっと安心しましたが、確かに彼の周りであまりにも多くのことが起きるため、ぼくもいろいろと書いたものの、冗談でもそういうことは言うべきではないなと本気で反省しています・・・。
ぼくの必死のはげましに驚いたのか、「自分が破滅的な影響力(disastrous impact)なんて持ってるなんて本気で思ってるわけないよ!」と否定するさまがなんだかおかしかったので、「もしきみが破滅的な影響力を持ってるなら、きみの音楽を毎日聞いているぼくには一生彼女なんてできないしね!」というジョークで返しました。いまやふたりのあいだのお決まりのネタです。タマスがほんとうはどう思っているかは果たしてわからないけど、時としてジョークは救いになりうるのです。
改めて、今回亡くなった方々のご冥福をお祈りいたします。
Tags: Tamas Wells
This entry was posted on 2009年 2月 18日 at 23:34 and is filed under diary, Tamas Wells. You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 feed. You can leave a response, or trackback from your own site.