hue and cry

Factor 『Famous Nights and Empty Days』

ご存知、Factorの1年半ぶりのニューコンピ
『Famous Nights and Empty Days』が7/23にリリース。


当初は2枚組の予定だったが、結局全21曲で1枚組に抑えた本作は、とりあえずFactor入魂の一作と言っていいだろう。noyz319グッジョブなキラキラしたアートワークが実に素晴らしい。しかも16ページの豪華ブックレットという気合いの入りよう。

以下、トラックリスト。

01. Kirby Dominant – Famous Nights and Empty Days
02. Matre, Joe Dub, Akuma, Existereo, Awol One, Barfly, and Chaps – Happy Hour
03. Def3 – I Can’t Put My Finger On It
04. Benny E – Struggle
05. Joe Dub – So Fresh
06. Matre – Cracks In Cement
07. Nolto – Loman’s Lament
08. Kay the Aquanaut – Bridge City
09. Chance Won – Before the Storm
10. Candy’s .22 feat Epic – Out of the Loop
11. Die the Hunter – Winter’s Fall
12. Epic – The City
13. Cam the Wizzard – Real Magic
14. Barfly – Hard Stuff
15. Existereo – We Don’t Fight Fair
16. NoBS Allowed feat Jade Black – One Day
17. Vizion – I Be Here Now
18. Forgetful Jones and The Gaff – Transcend
19. ira lee – die
20. Akuma – R.I.P.
21. M.Phasis – Crumbling Down

参加MCのメンツを見ると、side roadクルー+最近仲の良いshapeshifters周辺+α。注目はやはりKirby Dominant。前作『Height』は例外だけど、やはりKirby Dominantが1曲目を飾るというFactorルールは健在。「Kirbyとの曲はいつも自然と1曲目に決まってしまう」と来日したときに話していた。

他にはこの間のライヴでも披露されたDef3「I Can’t Put My Finger On It」やCandy’s 22 feat.Epicも素晴らしいけど、個人的なベストはEpic「The City」。このひとのMCはもはや迫力というか鬼気迫るものを感じさせる。みんなに愛されるカナディアン・ヒップホップ界の「アニキ」。僕が聞いているのはマスタリング前の音源なので、マスタリングされたらまたかなり音が違ってくるので、僕の評価はあてにしないで、自分の耳で確かめてください。

ちなみにNoltoとIra Leeはhueコンピに収録された2曲を。Noltoはここ最近大学が忙しいようで、曲作りもままならないようだったけど、最近は作っているのかな。

side roadの今後のリリースは、Benny E and Factorのアルバム『BennEFactor』が8月後半/9月上旬リリース予定。あとはAwol One and FactorのEPもレコーディング中でこれは秋?とりあえずそんなかんじ。

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