hue and cry

Radical Face
「The Family Tree」MAP

 

 

 

 
Family Portrait

「The family Tree」のはじまり。シリーズのすべての楽曲と物語はここに端を発する。ウィリアム・ノースコートによるナレーション。彼を出産による母の死や、父の破綻とのちに起こる死、そして若くして母の役割を務めなければならなくなった彼の姉ヴィクトリアについて歌われている。

ウィリアムは彼の父のように短気で、感情的で早まった決断をおこなうことで知られていた。彼はかわいげがあって魅力的だったが、気まぐれだった。このテーマは彼の家系を通じて続いていく。

ヴィクトリアは当時の女性としてはあまりに知的で、風変わりだったので、まわりのひとたちから怪しまれていた。彼女は静かで哀愁を漂わせて、じたばたしたりしなかった。多くのひとが彼女を魔女だと思うか、あるいはこの世のものではないと思った。彼らは正しかった。彼女の血統は奇妙で、一見不可能とも思える特徴に満ちていた。

・ウィリアムをたどる:Black Eyes
・ヴィクトリアの血統をたどる:Severus and Stone, The Dead Waltz
 

 
Black Eyes

この楽曲は「Family Portrait」のナレーターであるウィリアムの大人になってからをたどっている。酔っ払った彼はこどもたちと夜に出ていった妻に対して激怒した。ウィリアムは町に飛び出し、彼女を見つけ出し、「正そう」とする。彼は陰気で、酔っ払っては人にからむような人間になっていた。彼の父親にそっくりな。

・ウィリアムの血統をたどる:A Pound of Flesh, Always Gold, All is Well (it’s only blood), All is Well (goodbye, goodbye)
 

 
The Moon Is Down

トム・カーソンはヴィクトリア・ノースコートの隣人だった。トムはヴィクトリアと同じ町で育った。彼はいつも彼女のことを愛していた。こどもの頃から。でも彼はじぶんの気持ちを明かすことはなかった。その代わりに、彼は彼女のことを見守り、彼ができる方法で彼女を助けた。

・トムを含む他の楽曲: The Dead Waltz, The Mute, We All Go the Same
 

 
Names / A Pound of Flesh

ウィリアムの長男ユダはある男を殺してしまったあと、家へと帰っている途中。この男は彼の家族をあざ笑い、彼のプライドを踏みにじった。そしてユダは公然と白黒つけると誓った。ユダは彼を殺すつもりはなかったが、彼はキレてしまったのだ。ユダはいま殺された男の家族から逃げている。

・ユダをたどる:Ghost Towns
 

 
Ghost Towns

「A Pound of Flesh」でのユダの行動は彼につきまとっていった。彼が殺してしまった男の家族たちは復讐に燃えていた。彼の愛するひとたちを危険にさらさないために、彼は逃げまわって生活し、決してひとところに長くは住まなかった。彼はいつも故郷と愛するものたちを恋しくおもう。しかし彼はもう戻れないと知っていた。

・ユダの血統をたどる:Reminders
 

 
The Dead Waltz

ヴィクトリアの娘アビゲイルは不思議な性質を遺伝で引き継いだ。彼女は夢遊病時に水のうえを歩く。この楽曲は隣人のトムによって語られる。彼はヴィクトリアに、アビゲイルの足に鈴を結ぶように言う。そうすれば彼女がベッドから出て家を離れるとき彼が気づくことができるから。トムはわかっていた。町の住人のだれかがアビゲイルが「とりつかれた」ことを発見したら、彼らは彼女を魔女として燃やしてしてまうだろうと。

・アビゲイルの血統をたどる:Sisters, Southern Snow
 

 
Severus And Stone

「Family Portrait」の姉、ヴィクトリア・ノースコートは未婚だが3人のこどもがいた。父親がだれかはわからない。末っ子の女の子の名前はアビゲイルだった。彼女には双子の息子たちがいた。この作品はストーンによって語られる。彼は10歳のときの冬に兄が死んだ物語を語る。

・ストーンをたどる:Holy Branches, Kin, We’re On Our Way
・セヴェラスをたどる:Old Gemini
 

 
Kin

「Family Portrait」のウィリアムの三男ヴァージル・ノースコートはいとこのストーンから輸血を受けた。ストーンの不思議な血が彼の血と混ざり合ったことで劇的な変化が起こる。彼はまわりにいる死んだ親類の声がきこえるようになったのだ。この性質は彼の家系を通じて続いていく。

ヴァージルの血統をたどる:The Crooked Kind
 

 
Always Gold

これはウィリアム・ノースコートの息子たち、ロバートとカイルの物語だ。ウィリアムのこどもたちは「Black Eyes」のなかで彼から引き離された。ロバートとカイルはウィリアムのもとを離れたあと、妹と母と叔母といっしょに暮らした。ロバートはいつも家にいていろいろ心を配る人間だった。一方でカイルは活動的で無鉄砲でたまに出て行っては必要なときしか家に帰らなかった。

ロバートの血統をたどる:Mountains, Letters Home, Letters Home (Aftermath)
カイルをたどる:Chains
 

 
Mountains

「Always Gold」のナレーターのロバートの息子ティモシーによって語られる。ティモシーの兄のクリストファーはクリスマス休暇で軍隊から家に帰ってきていた。猩紅熱で母が亡くなってから3年後のことだった。クリストファーが軍務中に射殺されるまでに彼らがいっしょに休日を過ごしたのはそれが最後だった。

ティモシーの血統をたどる:Summer Skeletons
クリストファーをたどる:Letters Home


 

 
 

 
Holy Branches

この楽曲はストーンのその後の人生初をたどっている。孤独に暮らし、ただひまをつぶすために働いている。ストーンが彼の兄セヴェラスが死ぬのをみたとき(双子として彼らがシェアするつながりゆえにそれは可能だった)、セヴェラスは次の世界へと旅立つことを阻止されてしまった。だから彼はストーンの頭のなかで第2の声として生き続けていた。30年後、ストーンはいまだに生存者の罪悪感にさいなまれている。彼はセヴェラスが生き残るべきだった、ストーンにとって人生は無駄なものだと感じている。この強迫観念がセヴェラスを頭のなかに閉じ込めさせつづけ、先に進めないでいる。

ヴィデオの解説:セヴェラスはストーンが起きているあいだは彼に手が届くことはない。ストーンの罪悪感はセヴェラスが通過できない壁である。このヴィデオは、彼を怖がらせる記憶を具現化したゴーストのようなものたちによって導かれて家のなかを夢遊病で歩きまわるストーンをあらわしたもの。セヴェラスはストーンの夢遊病のからだを使って、彼らの古い家に残されたセヴェラスを思い出させるあらゆるものを回収する。特にポケットナイフと日記帳を。手の切り口から流れる黒い液体は罪悪感を表現していて、彼らの親類たちみんなの写真やアクセサリーで覆われている木のしたにストーンがこれらすべてのものを埋める場面でヴィデオはおわる。
 

 
The Mute

隣人のトムはヴィクトリアに本当の気持ちを伝えることはなかった。そのかわりに彼は彼にふさわしい女性と結婚して、ひとりの息子を得た。その子はしゃべることができなかった。トムは息子をどう扱っていいのかわからなかった。彼はたまに息子がしゃべれないのはじぶんが別の女性を愛したことに対する罰なのだと感じていた。「口の利けないもの」=フィリップは結局のところ疾走する。
 

 
Reminders

これは「Ghost Towns」のユダの非嫡出の息子アベルをたどっている。彼はユダに会ったことはなく、母は売春婦だった。彼は知的だったが、信用問題を課した若年期は不安定だった。彼は自分にとって何らかの意味がある行動を示しはじめるあらゆるひとを遠ざけた。この楽曲は彼が恋に落ちた恋人への手紙で、彼はじぶんに近寄らないでくれと伝えている。

・アベルをたどる:From the Mouth of an Injured Head
 

 
Summer Skeletons

「Mountains」のティモシーの息子ジムによって語られる。彼は10歳のときに親友のベイリーと過ごしたある夏の日を回想している。

・ジムとベイリーをたどる:Baptisms
 

 
The Crooked Kind

「Kin」のヴァージルの息子フレデリックによって語られる。父や幼い弟のように、彼は定期的に死んだ親類たちの声が聞こえる。また彼は父や彼らのg不思議さに困惑している。彼はなるべく普通にみえるように努め、彼らとの関係を隠そうとしている。しかし、彼が成長して、弟がじぶんよりも同じ問題にうまく対処するのを見るにつれて、彼はそれを潔く受け入れた。

・フレデリックの血統をたどる:Secrets (cellar door)
 

 
Chains

「Always Gold」の無鉄砲な兄カイルの人生は一度も軌道に乗ることはなかった。彼は最終的に南部へ移住した。家からあまりに遠いため、定期的に弟のロバートのもとへと何度も帰ることはなかった。彼が間違った人々と知り合いになるまで時間はかからなかった。密輸で捕まってからは、彼は鉄道で働きながら、ほとんどの人生で刑務所のなかと外を行き来した。これは家にいる彼の弟にあてた手紙だ。
 

 
From the Mouth of an Injured Head

「Reminders」のアベルは建設の仕事中に頭を負傷する。彼が逃れた恋人は毎日病院を訪れる。もどかしいものの、記憶喪失によって彼は新しいスタートをきる。彼の悩みの種はいまや消え去り、彼はみずからに身を任せて彼女と恋に落ちる。

・アベルの血統をたどる:Nightclothes
 

 
Southern Snow

「The Dead Waltz」のヴィクトリアの娘アビゲイルには3人の子どもたちがいた。ガブリエルとケイトリンとアナベルだ。ガブリエルがこの曲の語り手。アナベルは森に足を踏み入れ行方不明になった姉である。ケイトリンは10代で家を飛び出し、いとこたちと暮らした。

・アナベルをたどる:Midnight
・ケイトリンをたどる:Sisters
 

 
Letters Home

ロバートの息子チェイス(「Mountains」で兄としても登場した)は病院のベッドから家に手紙を書いている。彼は腹部に銃弾を受け、悪い状態を残り越えれるかどうかわからなかった。彼は手紙を書くあいだに運命と和解するが、その後、まもなく死ぬ。

・チェイスをたどる:Letters Home (Aftermath)
 

 
The Gilded Hand

アルテミス・トゥームという名の科学者であり反社会的人間である男は錬金術に執着している。彼はノースコート家の何人かがもつ「奇妙な血」の痕跡を発見する。工業都市の近くに工場をもち、これらのものたちを探し出し、その工場で人体実験をおこなっていた。家族のもとを逃げ出すか、家族に捨てられるかしたたくさんの生まれつき奇妙な人々。彼はたくさんいるストリートキッズに注目していた。気が触れたものをみつけては人体実験をおこなう。多くのものたちは二度とみつからなかった。ふつうのものたちは工場に残り、働かされた。

・The Gilded Handの物語をたどる:The Road to Nowhere
 

 
We All Go the Same

この曲はヴィクトリアの隣人トムの最後の曲だ。ヴィクトリアが死んだあと、妻が彼のもとを去ったあとに書かれた。彼は妻を恋しくおもう。じぶんが妻にとってよき夫ではなかったことを理解しながら。なぜなら彼はヴィクトリアに固執していたから。


 

 
 

 
Secrets (Cellar Door)

アビゲイルの孫ベラ(父は「Southern Snow」の語り手)はユダの孫(『The Crooked Kind』のフレデリックの息子)の隣人となる。この曲のなかで彼らの秘密は明らかになる。それは彼らはふたりとも死者とふれあうことができるということだ。
 

 
Rivers in the Dust

『Summer Skeletons』『Baptisms』のベイリーはジムの妻が西へ移住するのを手伝っている。ダストボウルの真っ最中、ジムはその前の年にガンで亡くなった。ベイリーと彼の死んだ友人の妻カルメンは家を失い、ともにカリフォルニアへと旅をしている。カルメンは最初はベイリーのことを不快に思っていたが、西へと向かう困難な旅のなか、彼らは恋に落ちる。
 

 
Everything Costs

この曲はもともと「Sisters」の若い姉妹たちについてのものだった。でも、アルバムの制作中にぼく自身の家族に深刻な不和があり、他のできごとのあいだに、ぼくはこどもを養子にして引っ越しをしないといけなかった。ぼくはじぶんをこの架空の家系にこんなに直接的に織り込むつもりはなかった。だけど、ことのなりゆきでこうなった。この曲はいまやぼく自身の主観だ。
 

 
Midnight

「Southern Snow」でガブリエルは彼の妹が「森に足を踏み入れ行方不明になった」ことに触れていた。これは彼女の曲だ。彼女は家族のほかのだれよりも生まれながらにして変で、文明とは程遠いところに居心地を感じた。彼女は動物とともに過ごすか、ひとりで過ごした。しかし、雑草のように、彼女がみつける家でいつも彼女の噂が吹き出る。この曲は白血病で死にかけている少年をたどる。彼は奇妙な力を魔女が森のなかにいるという噂を聞いた。そして最後の努力で彼女に助けを求めて探しにいく。彼女は姿をあらわし、彼の話を聞く。しばらくの熟考してから、彼の肉体にかじりつき、彼の血からガンを吸い取った。彼は救われたが、彼女は新たな森を探さなければならなかった。彼女の安全とやすらぎのために。
 

 
The Ship in Port

「Servants and Kings」のリチャード・アップルゲイトがこの曲でも語り手をつとめる。戦争から家に戻ってきた彼はもううまく適応できないことに気づく。しかし彼は家にとどまり、代わりに家族から期待されていることをした。彼は詐欺や臆病者のような気持ちに苦しむ。別の男レイモンドと仲良くなるまで。レイモンドはリチャードがほんとうに信じるもののために生きるように説得する。

 

 
Third Family Portrait

ジュヌヴィエーヴと彼女の夫は「West」で海岸まで辿りつけなかった。彼らはコロラドに定住し、そこで家族をつくった。彼女の夫は末の息子が生まれたのち、感染症で亡くなった。その息子ワイアットがこの曲の語り手である。彼らは家をあとにし、ジュヌヴィエーヴと彼女の夫が何年も前にはじめた旅をおえた。彼らはカリフォルニアに落ち着く。

 

 
The Road to Nowhere

アベルが「From the Mouth of an Injured Head」で頭を負傷するまえ、一度も会うことのない息子の父親となった。彼の非嫡子パトリックはザ・ギルデッド・ハンド(The Gilded Hand)によって実験のために集められた。パトリックは遠縁のアビゲイルのように夢遊病者で、眠りのなかで奇妙なことが彼に起きる。彼は眠りから覚めたとき、しばしばちいさな部屋の壁に彼自身の手で書かれたメッセージがあることに気づく。それらはいつも現実のものとなる。ある朝、ザ・ギルデッド・ハンドが死んでいるのをみつける。彼の手には血がこびりついていた。まったくの偶然にも、工場のこどもたちみんなを解放し、デフォルトでリーダーとなる。

 

 
Old Gemini

「Severus and Stone」でのできごとから70年後、レスリー・コービンという女性がヴィクトリアとこどもたち(アビゲイル、セヴェラス、ストーン)がかつて住んでいて、いまは使われていない家を購入する。ある日、ガーデニングをしていると彼女のくわが鉄の箱にあたる。ストーンがそこに埋めた日記だった。その何年も前、セヴェラスはストーンが生き残りの罪悪感をやわらげ、ついにこの世を去ることができるように、ストーンが眠っているあいだにセヴェラスを思い出させるあらゆるものを埋めさせた。そのアイテムのひとつがセヴェラスの日記で、レスリーは思いがけずそれを発見した。彼女はそれを読み、若い少年の賢さに感銘を受けた。彼は母や弟よりもずっと前に死ぬことを知っていて、そのことをとてもはっきりと書いていた。

 

 
Bad Blood

「The Family Tree」プロジェクトの最後の曲はぼく自身のことだ。これはぼくの当初の意図とはちがうが、2015年に起きた人生のできごとが、数々の古く、ダークな記憶を再び運んできてスポットライトを当て、ぼくはじぶんの過去について再び見直すことになった。このプロジェクト全体を通して多くのパーソナルな要素が織り込まれているが、この曲は直接的にぼく自身の家族の歴史についてふれている。本来のプランは大げさなステートメントでおえるつもりだった。だけど、人生はめったに直線上には進まないし、プランは変更される。ぼくはそのことを非難しないことを学んだ。これがぼくの着地点だ。この旅に後悔はない。


 

 
 

 
Sisters

アビゲイルの3人娘の次女ケイトリンは14歳のときに家を出た。彼女は家族の異常さが悪いものだと信じ、新たに発見された宗教にそぐわなかった。だから彼女は海岸沿いに住む彼女のいとこの家族アップルゲート家のもとに移り住んだ。結局彼女は結婚し、ふたりの娘を産んだが、奇妙な血統に対する被害妄想は時間とともに大きくなっただけだった。この曲は彼女の長女によって語られる。そのころ、彼女たちの父はふたりの叔母とともに暮らすために母のもとから彼女たちを連れていった。

・参照:The Dead Waltz, Second Family Portrait
 

 
Baptisms

「Summer Skeletons」のふたりの少年ジムとベイリーは大人になってからもまだ友達同士だった。ベイリーがこの曲の語り手。いまだに彼は多くは話さないが、家の近くの小川の脇に座って釣りをするとき、友達を安心させるために最善をつくす。

・ベイリーとジムをたどる:Summer Skeletons, Rivers in the Dust
 

 
Servants and Kings

この曲は「Second Family Portrait」で言及される兄、リチャード・アップルゲイトをたどる。彼は両親の願いに反して第一次世界大戦のときに軍隊に徴兵された。彼は仲間の兵士に恋をした。そのひとの態度はちいさな町の宗教的教育のなかで彼がこれまでに会っただれとも似ていなかった。リチャードはヨーロッパから戻ってから彼に二度と会わなかった。

・リチャードをたどる:Second Family Portrait, The Ship in Port
 

 
All Is Well

ウィリアム・ノースコートの娘ジュヌヴィエーヴによって語られる。彼女は恋人が西海岸で仕事をみつけたときに家を出た。しかし彼らが未婚でいっしょに暮らしているという噂が小さな、信心深い街で出回り、彼は彼女の名誉を守るためにためにナイフを持ってけんかをおこなった。パート1(It’s Only Blood)では彼はちいさな家のベッドルームで血を流している。パート2(Goodbye, Goodbye)ではその余波のジュヌヴィエーヴをたどる。彼女は家を燃やし、消える。

・ジュヌヴィエーヴをたどる:West, Third Family Portrait
 

 
Second Family Portrait

アップルゲイト家(「Sisters」の母ケイトリンを迎え入れた家族)の末っ子ネイサンによって語られる。この曲は彼の統合失調症との苦闘を描写する。テキストは母によって精神科病院に収容させられたネイサンが書いた日記からきている。

・この家系をたどる:Servants and Kings, Sisters
 

 
Letters Home (Aftermath)

ロバートは彼の息子チェイスの死体を受け取る。彼は胃に銃弾を受け、生き残れなかった。

・参照:Letters Home
 

 
We’re on Our Way

「Severus and Stone」のストーンの最後の曲。彼は息子のように扱う若い徒弟に話しかけている。これは彼がセヴェラスの思い出を消し去り、世界における現在の場所を承認したのちの人生の晩年のことである。

・参照:Severus and Stone, Holy Branches
 

 
West

この曲はジュヌヴィエーヴと彼の二人目の夫をたどる。彼らはゴールドラッシュのあいだ、西へと旅をする。彼らはキャラヴァンが襲われたことでカリフォルニアにはたどりつかなかった。そのかわりに彼らはコロラドの山に家を築いた。彼らは何年も家族と音信不通になる。

・ジュヌヴィエーヴの血統をたどる:All Is Well, Third Family Portrait
 

 
Small Hands

この曲は「Sisters」の続編としてはじまったが、いくつかの重くパーソナルな人生の出来事のあと内容が変わった。ぼくの最愛のひとたちに対する手紙となった。

・参照:Everything Costs, Bad Blood
 

 
Nightclothes

「Reminders」「From the Mouth of an Injured Head」のアベルにはふたりのこどもがいた。その少年エイヴリーがこの曲の語り手だ。彼と彼の姉、そして彼らがこどものときにしたことの記憶を中心に展開する。彼女が突然死んでしまう前のことだ。

・参照:Reminders, From the Mouth of an Injured Head
(姉のハンナ・クーパーに捧げる)


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