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Tamas Wellsライヴ・アルバム『Signs I Can’t Read – Live at sonorium』発売!

ツアーレポートがまだ未完成ですが、タマス・ウェルズのライヴ・アルバム『Signs I Can’t Read – Live at sonorium』があした1/12に発売されます。

タイトルの通り、2010年、永福町のsornoriumで行われた来日公演のライヴ・レコーディングを収録したもので、先月の来日公演のライヴ会場で先行販売しました。

元々、こういう形でリリースすることはまったく考えていませんでしたが、PAをやっていただいたFly soundさんからいただいた音源がすばらしかったので、タマスと話し合いを重ね、昨年のツアーに合わせてのリリースをひそかに進めていました。

Fly soundさんのミックスを元に、オーストラリアでさらにミックスやエディットなどポスト・プロダクションを行い、取捨選択の結果、12曲を収録。演奏されたのはぜんぶで22曲だったので厳選された半分ということになります。選曲はタマスにすべて任せています。「タマス・ウェルズのアルバムは12曲以下、35分以内でないといけない」というルールでも存在するのかと勘ぐっていましたが(笑)、どうやら収録されなかった曲は何かしら理由があるようですね。

タマス・ウェルズ自身が「人生でさいこうのライヴ」と絶賛したあの奇跡の夜は、あのとき目撃したたったの90名弱のもので、残念ながらこのライヴ・アルバムはそれを完璧に再現できているわけではもちろんないですが、それでもぼくはけっこういい線いってると思います。

ちなみにタマス・ウェルズの音楽のいちばん近くにいる奥さんのブロンはこのライヴ・アルバムがいちばんすきらしいですよ。ジョークなのか本気なのかは定かではないですけど(笑)

生々しい息づかいや、熱気が伝わりそうなサウンドの触感はライヴ・アルバムならではの魅力です。ハンドナンバリング入り限定500枚。タマス・ウェルズを愛するすべてのひとへの贈り物のような作品のつもりで作りました。

静かな伝説にふさわしい届け方として、一般CDチェーン店やamazon以外の専門店とLiricoのウェブショップのみで販売することに決めました。Liricoのウェブショップでご購入いただくと送料をサービスいたします。

また、この作品は従来のライセンスによる国内盤ではなく、Liricoとタマス・ウェルズの共同リリースとなります。

- Tamas Wells『Signs I Can’t Read – Live at sonorium』詳細

(さらに…)

Christmas gift from Lirico! Tamas Wells秘蔵映像

海外のアーティストやレーベルがひとり、またひとり、連絡がとれなくなっていく時期です。

タマス・ウェルズのツアーレポートに取りかからないまま、年を越すことは避けたい、という気持ちだけはありますが、そのかわりといってはなんですが、Liricoからのクリスマス・プレゼントのようなものをご用意しました。

タマス・ウェルズが2008年の来日時にぼくの実家でひっそりと行ったセッション映像をお蔵出し。
クオリティの低さは目をつぶっていただけたら幸いです。畳のうえで演奏する機会は彼らにとってはそうはないでしょう。
YouTubeではなくtumblrにあげたのは、特に意味はないですがせっかくなのでこっそりと。

Tamas Wells – From Prying Plans Into The Fire (Live at a living room)

ちなみに実はもう1曲あるのですが、誰かさんがバンジョーを思いっきりミスってるんで、そちらは秘蔵のままにしておきます。

Tamas Wells来日公演プレイリスト selected by Lirico

タマス・ウェルズ来日ツアーの後記は今週末にでも書こうと思っていますが、その前に、いくつかお問い合わせいただいたので、ライヴの開演前や終演後に流した曲のプレイリストをご紹介いたします。

いちばん反応があったのはクリス・ガノのエリオット・スミス・カヴァーでしょうか?
終演後は昨年とおなじく、クリスマス・ソングを選びました。

いろいろ考えて選んでるので、その考えをじぶんから話すのもなんか恥ずかしいことですが、誰も気づいてくれなかったので、ひとつだけ。
Radical Faceの「Mountains」を最後にしたのは3月のツアーのこともあるけど、この曲の歌詞が「see you again」でおわるからです。
ええ、「また会いましょう」というぼくからのメッセージでした。次のタマス・ウェルズのツアーかラディカル・フェイスのツアーか・・・
まあ、誰も気づいてくれなかったですけど!

【開演前】
Dustin O’Halloran – Opus 23
Don Peris – Ravel Pavane
Goldmund – Amazing Grace
Sufjan Stevens – Amazing Grace
Woodpigeon – So Hold
Chris Weisman - The Winning Blues
Heather Woods Broderick – Turned
Chris Garneau – Between the Bars
Gregory and The Hawk – Boats and Birds
Millie Tizzard – Welcome Home
Radical Face – Always Gold
miaou – Lost Souls (feat. Radical Face)

【転換時】
egil olsen - She
egil olsen - dot
Nomad – Hajani
The Leisure Society – The Hungry Years
Secret Cities – Always Friends
Seabear – Lion Face Boy
Nico Muhly – The Only Tune: III. The Only Tune (feat. Sam Amidon)
The Sad Snowman – My wandering days are over
The Little Hands Of Asphalt – Oslo

【終演後】
Múm – Nóttin Var Sú Ágæt Ein
Scott Matthew – Blue Christmas
Chinese Christmas Cards – All I Want For Christmas Is You
Firebreather – Tonight I Belong To You
Radical Face – Mountains

Tamas Wells Japan Tour 2011無事終了!

タマス・ウェルズの来日ツアー、無事に終了いたしました。

ライヴにお越しいただいたお客様をはじめ、Fly soundの福岡さん、vacantのみなさん、artyardのみなさん、大阪公演のオープニングアクトのtoreno、その他、関係者のみなさんに心からお礼申し上げます。

ひとまずはご報告とお礼を。
ツアー後記はまた後日。

Tamas Wells来日公演ついにスタート!スペシャル・セッションforジャパン!

ついにタマス・ウェルズの4度目の来日公演が日付変わって本日からスタートします。

きょうは一日オフでみんな休養十分。中国での5公演は日本のためのウォーミングアップです。あしたとあさってはきっとすばらしいパフォーマンスを見せてくれるでしょう。

本日、15時くらいにオフィスにやってきたタマスが言いました。「こんやどこかでシークレットライヴとかできないかな?」と。もっと早く言えよと。がんばって探したのですが、結局ふさわしい場所は見つからず、そのかわりにアコースティック・セッションを撮影してアップすることになりました。日本のファンのためのスペシャル・セッションです。

電車とかタクシーのなかでの演奏という彼らのアイデアをやんわりと却下して、結局、渋谷の某バーで撮影させてもらいました。その結果が以下の3曲です。あしたとあさってのライヴを前にぜひご覧になってお楽しみください。

メール予約の受付は終了いたしましたが、両公演とも当日券を販売いたします。

それでは、会場でお会いしましょう!

Tamas Wells Japan Tour 2011詳細

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