弱冠19歳の若者が偶発的に奏でてしまったサウンドがこれから多くの人々を魅了していくことになるだろう….

スウェーデン出身の5人組イマニュ・エルは、シガー・ロス、120 days、エスキュー・ディヴァイン、ムームなど北欧ならではの空気感を音楽に取り込んだアーティストのなかでも、ヨーロッパで最も注目を集める若きポストロック・バンドと言えるでしょう。
2006年夏に高校を卒業後、アルバム制作にとりかかり遂に今作『they’ll come, they come』を完成させる。冷たく煌めくギター、荘厳な雰囲気を醸し出すドラムのリズム、静かに時を刻むベース、軽やかに気高いピアノ、そして憂いを帯びたヴォーカルそのすべてが混ざり合って作り出される神の祝福のような彼らのサウンドは、正に新しい音楽の世界の始まりを告げるファンファーレ。壮大な映画のワンシーンを想起させる物語性のある曲の展開、リズム、メロディー、個性的なヴォーカルはこの作品すべてを注ぎ込んだバンドの気持ちが伝わってきます。そして、ドイツのMTV, IBMなど多くの企業のデザインを手がけるイラストレーターkheira linderによる美しいアートワークやポストロックバンドには今まで存在しなかったヴォーカルのClaesと双子の兄弟でギターのPerのアイドル的な容姿など人気の出る要素は十分。北欧ロックで2007年最大の発見となるでしょう!

※日本盤のみボーナストラック
※ライナーノーツ付

Tracks
01. under your wings i´ll hide
02. home
03. white seraphs wild
04. astral days
05. panda
06. kosmonaut
07. I know you so well…
08. … in valleys

extra track
09. fall med mig nu