Veronica
“Pra Fugir da Saudade”
ヴェロニカ
『ブラ・フジール・ダ・サウダージ』
¥2,381+税
FEST-0006
発売日:2015年9月20日
レーベル : Festina Lente / GOIS Inc.
リオからニューヨーク、そして日本へ。カヴァキーニョの優しい音色と唄声はニューヨークの秋の風と香りに包まれて日本に初登場!
カヴァキーニョという楽器はポルトガル人がもたらした。どうやらブラギーニョとよばれる楽器が起源らしい。ブラジルではカヴァコと呼ばれやがて「〜ちゃん」という愛称を表す「〜ニョ」という語尾がついて、カヴァキーニョと呼ばれるようにになったという。ちなみに、ハワイに入ったものはウクレレと呼ばれていく。
切ない響きを持ちながら、ほっとする安らぎも与えてくれる、そんなカヴァキーニョを演奏し、唄声を聞かせてくれるのが、ニューヨークで活躍するブラジリアン・ミュージシャンのVeronica。秋の昼下がりにはぜひこのアルバムを聞いて欲しい。Veronica、日本初登場!
Track List :
1. Barulho de Trem
2. Dura na queda
3. Batsucada dos nosos Tantans
4. Berimbau
5. O samba E meu dam
6. Pura fugir de saudade
7. O Futebol
8. Eu canto samba
9. Aguoniza mas nao more
10. Regra tre
Veronica
ヴェロニカ
クラッシックのピアニストの娘としてリオデジャネイロで生まれる。サンバやショーロといった伝統的なブラジル音楽とクラシック音楽に囲まれた環境で育つ。15才でプロのシンガー/アーティストとして活動をはじめ、ブラジルの音楽学校EPMで、サンバやショーロの基礎を学び、その歌唱法、ギター、そしてカヴァキーニョと呼ばれるブラジリアン・ウクレレを学ぶ。
2009年にニューヨークに移り、当地をベースに活動する有名なブラジリアンバンド「Bazooka」のメンバーとなる。このバンド「Bazooka」は、ジミ・ヘンドリクスや、ジャニス・ジョップリン、ボブ・ディラン等を輩出したグリニッジ・ヴィレッジにある伝説的な有名クラブ「Café Whua」で過去10年間ホストバンドとしてパフォーマンスを続けていたことで有名である。Veronicaは、このBazookaのギタリストであり、また作曲家としての才能を発揮していた同じブラジル人Ricardo Vogtと出会い、以降音楽活動を共にする。
2013年、Ricardoとのコラボレーションによるアルバム『Pra Fugir da Saudade』をリリース。このアルバムは、Chico Buarque, Milton Nascimento, Paulinho da Viola, Nelson Sargento, Barden Powell, Vinicius de Moraisなどサンバを始めとする、偉大なブラジリアン・ミュージックの時代を超えて受け継がれている名作を取り上げた、素晴らしいトリビュート・アルバムとなっている。NYでは2013年5月にリリースされた本作には、ドラムにRafael Barata, トロンボーンにAlan Ferberを迎え、スペシャルゲストとしてGil Gilbertoのバンドのベーシストとして有名なArthur Maiaが、オープニングトラック「Barulho de Trem」ウクレレ・ベースを演奏している。