Directorsound
“Into The Night Blue”
ダイレクターサウンド
『イントゥー・ザ・ナイト・ブルー』
¥2,200 +税
YAIP-6040
2016年6月29日リリース
レーベル : Yacca
★日本国内のみCD化
イギリス人1人宅録オーケストラDirectorsoundが、スウェーデンの音の魔術師Musetteらと一緒にレコーディングを行なった大注目の6thアルバム!モリコーネの映画音楽、マーティン・デニーのエキゾチカ、ビル・エヴァンスのジャズなどを彷彿させるエッセンスを甘〜く甘く溶け合わせた、ロマンチシズムとノスタルジー溢れる七色のインスト・アンサンブル。
The PastelsのGeographicや、Second Language、Tona Serenadなどのレーベルからリソロ・アルバムや、伝説の英国アシッドフォークシンガーMark Fryとのコラボレーションを発表してきたDirectorsoundことイギリス人マルチ奏者ニコラス・パーマー。2014年の夏、パーマーはストックホルムを訪れ、『Datum』『Drape Me in Velvet』『A Cosmic Serenade』等のアルバムがロングセラーを記録しているスウェーデンの音の魔術師、Musette(ミュゼット)ことヨエル・ダネルたちと一緒にレコーディングを行なった。
パーマーは彼らと共にもっぱら60年代初頭のジャズや、50年~60年代のイタリアやフランスの映画とそのサウンドトラックに没頭し、Directorsound史上最もロマンティックな楽曲を作曲しようとしていた。エンリオ・モリコーネ、ビル・エヴァンス、アントニオ・カルロス・ジョビン、マーティン・デニーたちから受けた影響を昇華させて、彼ら全員の共通の好きなもの:トロピカル・ミュージック、クール・ジャズ、ロマンティックなメロディーを融合しようとしていたという。
レコーディングはストックホルムにあるヨエル・ダネルのアナログ機材のスタジオで3日間行なわれた。ピアノ、スパニッシュ・ギター、アコーディオン、ヴィブラフォン、マリンバ、ウクレレなどなど、数多くの楽器を演奏する1人オーケストラのパーマーを、ダネルはダブルベース、また、スタン・ゲッツやベン・ウェブスターを彷彿させるロマンチックなサウンドを奏でるジャズ・サキソフォニストGustav Rådströmや、トロピカルなものに取り付かれているというラップスティール奏者Anders af Klintbergたちがバックアップし、息の合ったアンサンブルを繰り広げている。
ジャズ、エキゾチカ、ミュゼット、モダン・クラシカル、映画音楽などのエッセンスを絶妙に溶け合わせた七色のインスト・サウンドは、まるで60年代のビーチ・パーティや、グランドピアノの上で月明かりを浴びるカクテル・グラスのサウンドトラックのように、郷愁感とスウィートでドリーミーなロマンチシズム溢れる音世界を提示している。
日本国内のみCD化。
Tracks:
1. Once Upon an Ocean
2. Barracuda
3. Orchid Blue
4.Whispers in the Dark
5. Umbrellas of Beckholmen
6. i. Winter with Veronika
ii. Spring with Veronika
iii. Summer with Veronika
iv. Autumn with Veronika
7. Into the Night Blue
8. On a Boat to the Moon
Directorsound
ダイレクターサウンド
イギリス・ドーセット生まれ、ロンドン在住のマルチ奏者、ニコラス・パーマーのソロ音楽プロジェクト。
2001年にThe PastelsのGeographicレーベルからリリースした、デビューアルバム『Redemptive Strikes』が称賛を浴び、その後Tona SerenadやSecond Languageなどのレーベルから、汎ヨーロピアン・フォーク、ハワイアン、エキゾチカ、サイケデリックの要素がすべて包含された楽曲のアルバムを数枚発表。ソロ活動の他、2012年には盟友Plinth名義で知られるMike Tannerとのユニット”The A. Lords”で、伝説の英国アシッドフォークシンガーMark Fryとのコラボレーションアルバム『I lived in Trees』をリリースした。2016年6月、6枚目となるフルアルバム『Into the Night Blue』をYacca/Inpartmaint Inc.より日本先行発売。