Mayuko Hino
“Akashic Records”
日野繭子
『アカシック・レコーズ』
¥2,000 + 税
SRCD048
2016年7月14日リリース
レーベル : shrine.jp
「ジャパノイズクイーンにしてノイズイノベータのひとり、
日野繭子(伝説のC.C.C.C.オリジナルメンバー)が初のソロアルバムを待望のCD化!」
人類の魂の活動記録の概念を美しきノイズで綴られた超大作。 荒石亮(ichion(shrine.jp
Track List
1,Veil of Ignorance
2,Mediator
3,Mebius Strip
4,Atomism
5,Autos Akos = Autacoid
6,Klein Bottle
7,Quality of Pleasure
8,The Golden Rule
9,FOR R (Noise Remix)
10, FOR R
クレジット:
produce : Mayuko Hino
mastering : Ken’ichi Itoi
artwork : Shohei Tsuda
art direction : Ken’ichi Itoi
liner notes
explanation : Satoru Higashiseto
translation : Hitomi Tsunekawa
Mayuko Hino
日野繭子
ジャパノイズのイノベータ。シーンを牽引したC.C.C.C.の中心人物。
C.C.C.C.活動休止後、2011年に10年ぶりに復帰、TRANSPARENTZやDFH-M3のノイズバンド活動と平行してソロ活動も開始。
ソロ活動としては勝井祐二(ROVO)、坂田明、大友良英、グンジョーガクレヨンの組原正など ジャンルを超えたミュージシャン達とのコラボレーションがきっかけとなり、ハーシュノイズの可能性に挑戦している。
C.C.C.C.は1990年、日野繭子を中心に、ベース、ギター、パーカッション、ボイス&パフォーマンスからなるメンバーで結成された。 ハード・ロックの影響下、即興音楽を試み,そこへエレクトリックを融合させノイズ・サウンドを確立。そして、91年春、完全にノイズ・プロジェクトとしての方法論を確立した。
C.C.C.C.のサウンドの特異点はその特殊な<美>にある。C.C.C.C.は、見ている者にその自然的な力、もしくはその特殊美とでも言うべきものを感じさせる。彼等は、宇宙や空間的なサイケデリックを聞くものに投げかけるだろう。もちろん彼等のエレクトリック・ノイズはその音楽的エレメントから成るのだが、女優、そして舞踏手でもあった日野繭子のそのパフォーマンスから彼等の意味する美学を見い出す事が出来るだろう。くどさとえげつなさに終始し、挙句に音響の自家中毒にかかってしまうという凡百のノイズ・バンドが陥る罠から逃れ創造的活動を行っていた。1998年11月、約9年に渡る活動に終止符を打つ。
海外公演(C.C.C.C.)
[1992] アメリカ公演(全9ヵ所)
[1994] ヨーロッパ公演(フランス、ドイツ、オランダ、イギリス)
[1995] 台湾カルチャー・カウンシルより招弊。-The TAIPEI Broken Life Festival-
[1996] アメリカ西海岸公演。(全4ヵ所/サンフランシスコ・ノイズ・フェスティバル)
[1997] ヨーロッパ公演(イタリア・ノイズ・フェスティバルに招弊の為。オーストリア、スイス、フランス)
[1998]「メルトダウン・オブ・コントロール」ヨーロッパ・ツアー(ベルリン/ポードウィル、 イギリス/クィーン・エリザベス・ホール)
with Zbiggniew Karkowski, Merzbow, Atau Tanaka, Kasper T.Toeplitz, 古舘徹夫, Dror Feiler, Edwin Van Der Helde,Aube
Mne-mic 活動歴
[1998]ヨーロッパ公演 ドイツ(ベルリン/プリューエン) [with PAL(Germany)]、フランス(リヨン) [with Misfits(U.S.A.)]、オランダ(ナイメーヘン)
澁谷ラ・ママ[with:Jojo広重,Masonna,Merzbow, Borbetomagus(U.S.A.)]
[1999] 高円寺20000V [with:灰野敬二,白石民夫+Michiko (No Neck Band from U.S.A.), Jhon Duncan(Italy)
澁谷ラ・ママ [with:Merzbow, Aube, 非常階段, Nihilist Spasm Band(Canada)]
[2000] カナダ(ロンドン) Forest City Gallery”No Music Festival”に招聘される。[with:Nihilist Spasm Band, Lee Lanald(Sonic Youth), Voice Cruck(Swiss) etc……..]
USA(ロスアンジェルス、 シアトル、サンフランシスコ)” Music For A New MESS.” [with:The Haters, RRRon etc……..]
[1978-88]主演代表作:
「13人連続暴行魔」監督:若松孝二、「日本の拷問」監督:高橋伴明、「女教師緊縛」監督:高橋伴明、「女高生下宿」監督:山本晋也、 「聖処女縛り」監督:渡辺護 脚本:高橋伴明、「少女縄化粧」監督:渡辺護 脚本:高橋伴明、「激撮・日本の緊縛」監督:渡辺護 脚本:小水一男、「制服とパンティ」監督:渡辺護 脚本:小水一男「悶えて濡れて」監督:小水一男、中村幻児、滝田洋二郎、中山潔監督 他多数………
第7回ポルノ大賞、、スカイブルーリボン賞・主演女優賞、Zoom-UP映画祭・主演女優賞
泉谷しげる監督「ハーレム・バレンタイン・ディ」
内藤誠監督 「俗物図鑑」
緒方明監督 「東京白菜関係者」
田中登監督 「愛欲の標的」
山本晋也監督 「気分を出してもう一度」(柄本明の相手役)
諸沢利彦監督 「裸の24時間」(氷室京介の恋人役)
…等出演多数。
あがた森魚コンサート・ゲスト出演
日劇ミュージックホール・ゲスト出演「マッチ売りの少女」原作:野坂昭如、演出:高橋伴明
宇崎竜童写真集、ダウンタウンヴギヴギバンド「日本武道館コンサート」フィルム出演
「問題小説」表紙&グラビアで篠山紀信とコラボレート
故・野村秋介氏と「新雑誌エックス」にて対談
GORO、平凡パンチ、プレイボーイ、11PM、タモリのオールナイトニッポン等………各メディアTV・ラジオ出演多数。
[1989 ]草月ホールにて、芥正彦演出「リボン・惑星・涙の木」を最後に女優を休業。
ノイズ・アーティストとして活動を開始。