Raster-Noton 20 Year Anniversary Japan Tour 2016
電子音楽レーベルの最高峰にして、また、サウンド、アート、デザイン、科学が交差するプラ ットフォームとして、常に進化し続けるドイツの Raster-Noton(ラスター・ノートン)が、レ ーベル設立 20 周年を記念したジャパンツアーを開催!!
近年は Diamond Version としても活動してきたRaster-Notonを率いるツートップであるAlva NotoとByetone、To Rococo Rotのメンバーでありベルリンで最も影響力のあるアーティストの一人Robert Lippok、そして中毒性の高いミニマルな世界観で魅了するフランス人音響詩人Anne-James Chatonの4名が東京、大阪、京都の3都市を廻ります。Alva NotoとByetoneは日本初披露となるライブセットを行ないます!
さらに、東京公演では今年日本に初上陸するカナダ・モントリオール発祥のオーディオヴィジュアル・アートと電子音楽の祭典「MUTEK」でレーベルショーケースを開催!前途4名に加え、エクスペリメンタル・ライブセットを行なうロシア人女性アーティストDasha Rushと、Raster-Notonよりフルアルバムのリリースを控える日本人アーティストUeno Masaakiの出演が決定!
Raster-Noton20 年の歴史が凝縮された、極限にまで研ぎすまされたエレクトロニック・ミュージックを是非会場で体感してください!
【大阪公演】
『Raster-Noton 20 Year Anniversary in Osaka』
日時:2016年11月1日(火)OPEN 19:00 / START 19:30
会場: CONPASS(大阪市中央区東心斎橋1-12-20 心斎橋ダイワビルB1F)
料金:前売 ¥3,500 / 当日 ¥4,000 (共にドリンク代別途)
チケット販売:ローソンチケット(L コード :56159)、ぴあ(P コード:313-175)、e+、CONPASS前売メール予約
LIVE:
Alva Noto
Byetone
Robert Lippok
Anne-James Chaton
More Info:CONPASS
【東京公演】
『MUTEK JP 2016』
カナダ・モントリオール発祥のオーディオヴィジュアル・アートと電子音楽の祭典「MUTEK」が、2016年11月2日(水)〜4日(金)までの3日間に「MUTEK JP 2016」として日本初上陸!Raster-Notonレーベル20周年記念ショーケースは11/2(水)にWWW Xにて開催。
日時:2016年11月2日(水)OPEN 18:00 / START 19:00
会場: WWW X + WWW (東京都渋谷区宇田川町13-17 ライズビル2F + 地下)
料金:早割:¥4,500 / 前売:¥5,000 / 当日 : ¥5,500
チケット販売:e+、Peatix、RA、Clubberia
*MUTEK JP全プログラムのPASSPORTもあります。
[WWW X : NOCTURNE 1 / RASTER-NOTON 20th Anniv.]
Alva Noto (DE)
Byetone (DE)
Dasha Rush (RU)
Anne-James Chaton (FR)
Robert Lippok (DE)
Ueno Masaaki (JP)
[WWW : A/VISIONS 1 ]
Martin Messier (CA): FIELD
Herman Kolgen (CA): AFTERSHOCK
Herman Kolgen (CA): SEISMIK
Max Cooper (UK): Emergence A/V show
Intercity Express (JP)
More Info : MUTEK JP
【MUTEK JP関連トークイベント】
日時:2016年11月3日(木・祝)時間:12:00 – 23:00
会場:Red Bull Studios Tokyo (1F・5F)
料 金:入場無料
“NEW HORIZONS ”
PANEL DISCUSSION with CARSTEN NICOLAI + OLAF BENDER
MODERATOR: SAWADO EIICHI
Presented by GOETHE-INSTITUT TOKYO
日本語・英語(同時通訳)
*入場方法
MUTEK PASSPORT : ¥11,000
販売: イープラス/Peatix / RA / Clubberia / iFLYER / ディスクユニオン
#Peatix チケット無料発売 (先着50名限定)
#Native Instruments
https://www.native-instruments.com/jp/community/native-sessions/
【京都公演】
KYOTO EXPERIMENT 京都国際舞台芸術祭 2016 AUTUMN フリンジ「オープンエントリー作品」
『Raster-Noton 20 Year Anniversary in Kyoto』
日時:2016年11月4日(金)OPEN / START 23:00
会場:METRO(京都市左京区川端丸太町下ル下堤町82 恵美須ビルBF)
チケット:早割¥3,000 / 前売¥3,500 / 当日¥4,000(共にドリンク代別途)
LIVE:
Alva Noto
Byetone
Robert Lippok
Anne-James Chaton
DJ:Dasha Rush
Opening DJ:Tatsuya Shimada (Night Cruising)
★期間限定:早割¥3,000 ドリンク代別途 [受付期間:9/17~9/30]
※『特別先行早割お申し込み方法』 → タイトルを「11/4 ラスターノートン早割希望」
として頂いて、お名前と枚数を明記して[ticket@metro.ne.jp]宛でメールして下さい。
★一般前売は10/1より発売開始
チケットぴあ(Pコード:311-392)、ローソンチケット(Lコード:53684)、e+ (http://eplus.jp/)
※前売発売場所:ぴあカウンター、セブンイレブン、サークルKサンクス、ローソン、e+
More Info : METRO
本名カールステン・ニコライ。1965年、旧東ドイツのカールマルクスシュタット生まれ。ベルリンを拠点にワールドワイドな活動を行うサウンド/ビジュアル・アーティスト。音楽、アート、科学をハイブリッドした作品で、エレクトロニック・ミュージックからメディア・アートまで多彩な領域を横断する独自のポジションを確立し、国際的に非常に高い評価を得ている。彼のサウンド・アーティストとしての名義がアルヴァ・ノトである。ソロ活動の他、Pan Sonic、池田亮司とのcyclo.、ブリクサ・バーゲルトなど注目すべきアーティストたちとのコラボレーションを行い、その中でも、坂本龍一とのコラボレーション3部作『Vrioon』『Insen』『Revep』により、ここ日本でも一躍その名を広めた。2016年には映画『レヴェナント:蘇りし者』(アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督)の音楽を坂本龍一、ブライス・デスナーと共同作曲し、ゴールデン・グローブ賞やBAFTAなどにノミネート。また、実験電子音楽レーベルの最高峰と評される<Raster-Noton>をオラフ・ベンダー(Byetone)と共に主宰する。
Photo by Summer Yen
オラフ・ベンダーのソロプロジェクト。1988年、東ドイツのアンダーグランドバンドAG Geigeのメンバーとして音楽活動を開始。ベルリンの壁崩壊後、ベンダーは音楽ディストリビューション会社で働き、その後、その経験を生かして1996年にフランク・ブレットシュナイダーとカールステン・ニコライと共に音楽レーベル<Raster-Noton>を設立。ベンダー、ブレットシュナイダー、ニコライはSignalとしても今日まで活動を共にしている。既存の概念に反抗するようなエネルギーが詰まったロックなアティチュードによるミニマルなリズムを基調としたサウンドを特徴とする。2011年にリリースした2ndアルバム『SYMETA』はその年の様々なメディアのレコード・オブ・イヤーに選出された。ソロ作品の他、ModeselektorやVCMGのリミックス、Rick Owens、Nina Ricci、NikeLabなどのファッションデザイナーのための音楽も手掛けている。また、カールステン・ニコライとのデュオDiamond Versionとして、2013年Mute RecordsよりEPシリーズおよびフル・アルバムをリリースした。
Photo by Béla Bender
1966年、ベルリン生まれ。ミュージシャン、ヴィジュアル・アーティスト、舞台美術デザイナーとして様々な活動を行なう。90年代にステファン・シュナイダー(Kreidler)とロバートとロナルドのリポック兄弟の3人によるTo Rococo Rotを結成し、ポスト・ロックとエレクトロニカを軸に、実験的なミニマリズム・サウンドをベースにしながらも、躍動感溢れるサウンドを実現。その後のソロ活動における彼のアプローチは、シンプリシティというスタイルに集約され、そのメロディラインと音の造形においては、限りなくミニマルに、限りなく純粋に整えられ、そうして洗練された様々な曲のコンポーネントが具現化されている。2001年に発表した『Open Close Open』はFACTが選ぶ<Raster-Noton>のベスト20の1枚に選出され、2000年代ミニマル・ミュージックの代表作と評されている。2012年、同レーベルより最新ソロ作『REDSUPERSTRUCTURE』を発表。
Photo by Sylvia Steinhäuser
Anne-James Chaton (アンヌ=ジェイムス・シャトン)
フランスの音響詩人。レシート、フライヤー、名刺、バスや電車の切符など、現代社会の日常生活で手にするあらゆる印刷物を元に、サウンド、詩、ヴィジュアル・アートなど多面的な作品を生み出す。ソロ活動以外にも、オランダのロック・グループThe Ex、イギリス人ギタリストAndy Moor、ドイツ人電子音楽家Alva Notoらとコラボレーションを行い、2012年にはAndy Moor、Alva Notoとのコラボレーション作品『Décade』を<Raster-Noton>より発表した。
Photo by Andy Moor
ロシア生まれ。彼女自身が主宰するレーベルFullpandでのテクノ・プロデューサーとしての活動やDJとしての活動に、ヴィジュアル・アーティストやダンサーたちとの多様なコラボレーションを結合させ、非常に希有なテクノ〜エレクトロニックの実験とアンダーグランド・ミュージックのムーブメントにも通じるサウンドのミクスチャーを提示する。様々な音楽的/非音楽的なフォームや、ディープでエモーショナルかつアーティスティックな表現方法で現代ダンス・ミュージックの境界線を限界まで押し広げることを好む彼女が<Raster-Noton>より発表した最新アルバム『Sleepstep』(2015年)は、相反する要素が素晴らしく融合された彼女の作品の集大成的な内容。
※東京公演はライブ、京都公演はDJで出演。
桐朋学園大学音楽学部作曲科、同研究科修了。第76回日本音楽コンクール作曲部門入選。入選作「0度の共鳴」はNHKクラシック、NHK-FMでも放送される。在学中から、コシノジュンコ・伊藤五郎ファッションショーへ選曲/音源提供で参加、NHK大河ドラマ「功名が辻」のサウンドトラック及び劇中曲の指揮、宮本亜門演出「テイクフライト」に副指揮として参加するなど活動を始める。現代音楽を中心とした制作・発表を展開させながら、2013年からは Ueno Masaaki / ΩPROJEKT 名義で電子音響作品の発表を開始。2014年9月にはドイツの<Raster-Noton>より1st EP『VORTICES』をリリースし、Boomkatや14tracksをはじめとした各媒体からベスト2014に選出。世界各地でのライブも高い評価を得る。現在、フルアルバムを制作中。
※東京公演のみ出演
Photo : (c) Villa Massimo (foto Alberto Novelli)
ポップ、アート、科学の領域が交差する境界線をカバーするネットワークであり、プラットフォームとなることを意図されたレーベル”raster-noton”は、1996年にオラフ・ベンダーとフランク・ブレットシュナイダーが設立した”rastermusic”(と、カールステン・ニコライが運営するサブレーベル”noton”が合体して誕生し、音楽、出版物、インスタレーション作品を発表している。すべてのリリース作品の背景にはサウンド、アート、デザインの融合という共通の実験的なアプローチが行われており、それは音楽だけではなく、アートワークやジャケットデザインにもはっきりと表されている。
これまでに、レーベルのカタログは約200作品に及び、ファイン・アーティスト、クラブ・ミュージシャン、ノイズのパイオニア、学問的に教育を受けた作曲家やクラシック楽器奏者など、非常に異なるアーティストたちがレーベルに在籍している。これらのリリース作品は、CDのようなオーディオ・フォーマットに限定せず、書籍、雑誌、DVD、USB、アートの印刷物なども含まれている。
レーベルはオラフ・ベンダーがカールステン・ニコライと協力して運営し、ドイツのケムニッツとベルリンに拠点を置いている。