エグベルト・ジスモンチの娘という肩書きももはや不要。ピアニスト/コンポーザーとしてブラジル音楽とジャズ、そしてクラシックを消化し独自の道を歩む才媛が、自身のトリオを率いて録音したアルバム『プリメイロ・セウ』が正規ライセンス国内盤として来日記念発売!

ブラジル音楽の多彩なリズム、クラシックの端正かつ現代的なハーモニー、ジャズの自由なイマジネーションを変幻自在に織りこむ鬼才っぷりは父親譲り。しかしそこに、キース・ジャレットや上原ひろみ、ティグラン・ハマシアンをフェイヴァリットにあげるビアンカならではの感性がフレッシュかつ瑞々しくほとばしる。繊細かつダイナミック、そして美しいその容姿からは想像もつかない力強いリズムと自由奔放なピアノ演奏が全編に渡って聴ける本作は、南米音楽ファンはもちろん、刺激的なサウンドを求めるジャズ・リスナーにもぜひ聴いてもらいたい。(国内盤ライナーノーツ:柳樂光隆)

 

 

■トラックリスト
 01. Olhos Fechados
 02. Para Inês Acordar Sorrindo
 03. Cristal
 04. Dança, Mandela
 05. A Luz Sem o Véu (feat. Jane Duboc)
 06. O Primeiro Céu de Marina
 07. Folia
 08. Gláucia do Samba
 09. Lenda de Francisco (feat. Paula Santoro)
 10. Rio dos Sinos
 11. Água de Beber