The Boats
“We Made It For You (2016 Edition)”
ザ・ボーツ
『ウィ・メイド・イット・フォー・ユー(2016エディション)』
¥2,222+税
PDIP-6566
2016年12月15日リリース
国内盤CD
レーベル: p*dis
*リマスター再発盤
*ボーナストラック4曲収録
*新装パッケージ(紙ジャケット仕様)
*CDは日本のみのリリース
★送料無料★
〜だれかをおもって奏でられた音楽は、時の流れに勝る〜
2005年にリリースされたピアノ・エレクトロニカ不朽の名作!
ザ・ボーツの2ndアルバムがリマスター再発!
フッド、ザ・リモート・ヴューワーのメンバーとして90年代から活動してきたクレイグ・タッターソールと、アンドリュー・ハーグリーヴスによるイギリスのエレクトロニカ・デュオ、ザ・ボーツ。2004年にザ・リモート・ヴューワーのレーベルMoteerからデビューし、生楽器と電子音を巧妙に交配させたオーガニック・サウンドは、第2の隆盛期に入ったと言えた当時のエレクトロニカ・シーンにおいて、特別な輝きを放つ存在として多くの人々に認められていました。デビュー作『Songs By The Sea』、2nd『We Made It For You』、3rd『Tomorrow Time』という2004年から2006年にかけてMoteerからリリースされた傑作群はエレクトロニカの歴史に残る作品と言えるでしょう。
本作はザ・ボーツ最大のヒット作でもある2005年リリースの2ndアルバム『We Made It For You』の再発盤。リリース後、わずか1年ほどで廃盤となった傑作がリリースから11年経って、ついに再発です。捨てられていた古いアップライトピアノを中心に据え、繊細でやわらかなエレクトロニックビートやグリッチノイズを交えたとても穏やかなピアノ・エレクトロニカである本作は、ゴールドムンドの『Corduroy Road』、ハウシュカの『The Prepared Piano』という2枚のピアノ名盤が生まれた2005年において、のちにポスト・クラシカルと呼ばれるようになるジャンルとも共振する内容でした。「We Made It For You=あなたのために作った音楽」というすばらしいアルバム・タイトルの通り、彼らの大切な家族や友人たちのために本作は作られています。「Sarah Alice」「Darren」「Nicola」・・・というふうに各曲には人の名前が冠せられ、それぞれの曲において、あるピアノの主題がさまざまなヴァリエーションで形を変え、ザ・ボーツの慈しみと愛情として示されています。だれかをおもって作られた音楽はかくも美しい、そんなどこまでもやさしい音楽。
再発にあたり、ボーナストラック4曲(未発表曲やライヴ音源)を追加し、アートワークも新装。リマスタリングは畠山地平が担当しました。CDのリリースは日本限定となります。
「ぼくたちはあなたたちのためにこの作品を作りました。捨てられていたピアノの音にのせて、こころから愛をこめて。さびて音のはずれた弦、ほこりまみれのハンマー、不安定なギシギシいう床。これは最期にもう一度だけ切りとられた、そのピアノの魂の震えです。〜ザ・ボーツ」
Track listing:
1. Jumble
2. Sarah Alice
3. Mum And Dad
4. Miles, Sean And Bodie
5. Andrew And Lynsey
6. Donna, Paul And Grace
7. Nicola H
8. Annabel
9. Darren
10. Chris, Elaine And Lucy
11. Bob, Ben And Kipper
12. Bobbin
13. Jonathan And Rob
14. Nicola
15. Danny Norbury *ボーナストラック
16. Sarah Alice (Early) *ボーナストラック
17. Shlom, Sonia And Coner *ボーナストラック
18. We Made It For You (Live Dortmund 14/09/2006) *ボーナストラック
The Boats
ザ・ボーツ
元Hood、The Remote ViewerのCraig Tattersallと、Beppu、Tape Loop Orchestraなどの名義でも活動するAndrew Hargreavesにより結成。 2004年にThe Remote ViewerによるレーベルMoteerより『Songs By The Sea』でデビュー。2005年にはピアノをメインとしたアルバム『We Made It For You』をリリース。世界中で絶賛されたこの作品はわずか1年足らずでソールドアウト。2006年にはクリスマス・アルバム『Tomorrow Time』をリリース。このMoteerからの初期3作により、生楽器を多用した繊細なオーガニック・エレクトロニカの代表格としての評価を決定づけた。その後、日本のflau、Home Normal、12k、そしてThe Boats自身が運営するレーベルOur Small Ideas、Other Ideasから様々な作風のリリースを重ね、2度の来日ツアーも行なった。2016年、Moteerからの3枚のアルバムをレコード・ボックスセットで再発するアーカイヴ・プロジェクトを始動。
official: http://theboats.band/