Natalie Williams
“Lucky Old Sun”
ナタリー・ウィリアムズ
『ラッキー・オールド・サン』
¥2,190+税
IPM-8013
2008年10月17日リリース
レーベル :Inparmtiant
美貌と高い実力を兼ねそなえた本格ジャズ・ボーカル。珠玉のスタンダード集がここに。
ナタリーの透き通ったボーカルが心地よい(1)スカイラークでアルバムはオープニングを飾る。続く(2)クライ・ミー・ア・リバーは心地よいアップテンポのスイング。後半のボーカルとドラムの4バースに耳を傾けてほしい。チック・コリア不朽の名作(3)スペインではピアノのリフと完璧にユニゾンするボーカルを披露し、パット・メセニーの原曲である(4)ジェームスでは、優しく語りかけるような歌声を聞かせてくれる。原曲のフィールを残しつつも、ジャズテイストの溢れる仕上がりになったスティングの名曲(7)フラジャイルも聞き逃せない。ジャズ~ポップスまで幅広い楽曲を収録した珠玉のスタンダード集がここに。
濃密にして軽やかな空気感がいいですね。どこかでかかっているのを耳にしたらきっと「これ、誰ですか?」って訊いちゃいます。
CDショップバイヤー/吉村健
ナタリー・ウィリアムズの歌声は「暖かさ」と「優しさ」を内包している。アルバムのそれぞれの楽曲をとてもよく理解していながらも独自の解釈を込めて、とても広い声域で表現している。チック・コリアの「スペイン」のボーカルは必聴ものだ。この歌声と音楽への姿勢には大きな可能性を感じる。
Jazz Review
01.Skylark
02.Cry Me A River
03.Spain
04.James (An English Garden)
05.I Love You Porgy
06.Never Will I Mary
07.Fragile
08.They Can’t Take That Away From Me
09.Ac-Cent-Tchu-Ate The Positive
10.Lucky Old Sun
11.Mackie Messer
12.Untitled
Natalie Williams
ナタリー・ウィリアムズ
ドイツのベルリン生まれ。ジャズ好きの父親の影響で幼い時より、ルイ・アームストロング、マイルス・デイビス、ビリー・ホリディ、エラ・フィッツジェラルドを聞いて育つ。高校時代から本格的にジャズを学びはじめ、バークリー音楽院の奨学生に選ばれる。高校卒業後はイギリスに移住し、ギルドホール音楽大学でジャズとクラシックを専攻。在学中からジャズ・カフェやロニー・スコッツといったイギリスでも有数のベニューで演奏経験を積み、アメリカのモントレー・ジャズフェスティバルにも参加を果たしている。