Stefano Guzzetti
“Japanese Notebooks”
ステファノ・グッツェッティ
『ジャパニーズ・ノートブックス』
¥2,500+税
AMIP-0119
2017年11月12日リリース
国内流通盤CD
レーベル:Stella Recordings
イタリアのピアニスト、ステファノ・グッツェッティと世界的漫画家イゴルトのコラボレーションによって「幻想の日本」を表現した、うつくしきピアノ音楽集
ルドヴィコ・エイナウディ、ヘニング・シュミート、ダスティン・オハロランなどをおもわせるぬくもりのある作品をつくりつづけてきた、イタリア・サルデーニャ島の作曲家/ピアニスト、ステファノ・グッツェッテイの最新作。1990年代に「モーニング」誌(講談社)で連載を持ち(『ユーリ』)、坂本龍一とのコラボレーションも行なったことのあるイタリアを代表する漫画家イゴルト(Igort)が2015年に発表したグラフィック・ノベル『Japanese Notebooks』にインスパイアされてつくられた同名作品です。
親日家でもあるグッツェッティは、実際にイゴルトに会い、彼の作品に強く惹かれ、この作品を書きはじめました。多作家でしられる彼ですが、この作品が完成するまでのあいだに2度の来日ツアーも経験し、じっくりと時間をかけて作りこまれています。三島由紀夫、谷崎潤一郎、松尾芭蕉、浅草の凌雲閣、つげ義春…など、古きよき日本文化を彼なりに解釈し生まれた、翡翠のように美しい魅惑の音楽。ステファノ自身の演奏によるピアノと、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロのストリング・トリオを中心に、フィールドレコーディングやエレクトロニカの要素を加えたおだやかでエレガントなポスト・クラシカル作品です。
イゴルトの『Japanese Notebooks』や他の本からのドローイングをフィーチャーしたブックレットと4枚のポストカード、ボーナスコンテンツのダウンロードコードを封入した丁寧なハンドメイド・パッケージ。全世界300枚限定です。
Track listing:
1. A New Day (Tokyo)
2. ichi (Kumo)
3. Temper (Yukio Mishima)
4. Downfall (Junichiro Tanizaki)
5. ni (Matsu)
6. The Long Journey (Matsuo Basho)
7. Flock (Abe Sada)
8. san (Igoruto)
9. Clouds (Ryounkaku no tō)
10. Vanished (Yoshiharu Tsuge)
11. shi (Tōku)
12. Calm (Midori no yume)
13. Thirteen Petals (Kiku)
Stefano Guzzetti
ステファノ・グッツェッティ
1972年生まれのサルデーニャ島出身のイタリア人作曲家/ピアニスト。自身の作品の他、さまざまな映画やドキュメンタリー、TVゲームなどのサウンドトラックも手がけ、サウンド・プロデューサー、マスタリング・エンジニアとしても活躍。9歳の時にJ.S.バッハのオルガン作品に夢中になり、オルガンのレッスンをはじめる。その後クラフトワークの音楽との出会いをきっかけにコンピューターによるプログラミングをはじめた。カリアリ音楽学校ではエレクトロニック・ミュージックを専攻。Twisted Tree Lineからの数枚のCD-R作品のリリースを経て、2012年にはアイルランドのPsychonavigationよりWaves on Canvas名義によるエレクトロニカ作品『Into the Northsea』をリリース。Louise Rutkowski (This Mortal Coil)、Ian Masters (Pale Saints)、Pieter Nooten (Xymox, Michael Brook)をフィーチャーしたこの作品が彼の本格的デビュー作となった。2014年にはHome Normalよりソロ・ピアノ作品『At Home – Piano Book (Volume One)』をリリースした。2015年にはイギリスの大手音楽出版社Mute Songと契約し、自身のレーベルStella Recordingsを立ち上げた。2016年にアルバム『Leaf』をリリースし、初来日ツアーも行なった。