Reginald Omas Mamode IV
“Children of Nu”
レジナルド・オマス・マモード 四世
『チルドレン・オブ・ヌー』
¥2,200+税
IPM-8085
2018年1月28日リリース
国内盤CD
レーベル:インパートメント
PrinceとJ Dilla
ふたつのロストソウルが
サウスロンドンで交差する
D’AngeloやTheo Parrishを感じる
溶かしキャラメルの極上グルーヴ。世界初CD化。
新進ブラックミュージックの震源地となりつつある、混沌と洗練の街ロンドン。ベースミュージックやヒップホップ、R&B、ジャズやファンク、もちろんダブやレゲエなど様々な要素が凝縮された街そのものが生み出した、若く新しい音楽シーンは、ジャンルやフォーマットを飛び越えるどころか、その意味すら無効化し、純粋な音楽愛好家たちのためのサービスと実験の精神に溢れています。
Reginald Omas Mamode IVは、サウスロンドンのブロークンでダビーでディープな祝祭感に溢れたベースミュージックを展開するTenderlonious率いる謎多き”22a”クルーのひとりで、アンダーグラウンドで世界中のDJ達を常に刺激し続けるMo Kolours、Al Dobson Jr.、Henry Wu、Jeen Bassaらのと切磋琢磨というより、ゆるりとそのヴァイブスを共有し、地下なのに陽光を感じさせる独特のサウンドを集団的に生み出しています。彼らはDanny Brownとのいかれた仕事で世界にその名と鋭いビートを轟かせ、英国のMadlibと称されるPaul Whiteともシーンを共有しており、そのつかみ所の無い足取りはいかにも英国らしい魅力に満ちています。Reginaldは2016年のデビュー作の段階から安心と信頼の重鎮ジャイルス・ピーターソンにプッシュされ、引っ切りなしに移動し続けるグルーヴの騒乱の中を妖しげに出入りする、そのキャラメルの様に滑らかで甘いソフトな歌声をトレードマークにして独自の世界観を構築してきました。
今作はPrinceとJ Dilla、ふたつの失われたソウルのお導きを感じざるを得ない、全ブラックミュージックファンが嬉しい最高の仕上がりに。70年代の輝かしいムードとでディスコの騒乱、D’AngeloやTheo Parrishのスウィートなグルーヴなど、とにかく濃い〜ブツが欲しい方、こちらです。
Track listing:
1.Rollin’ In
2.Put Your Hearts Together
3.Afrika Crunk
4.Us Two
5.Interlude
6.Question They
7.Nu
8.Do Right
9.Peoples Pattern
10.Working
11.Unity
12.Don’t You Know
13.I Guess
14.Interlude II
15.We Must Learn (skit)
16.Wake Up
17.Children of Nu
18.Satisfied
19.This Light (Omas Sextet)
Reginald Omas Mamode IV
レジナルド・オマス・マモード 四世
サウスロンドンはペックハム出身。2016年に発表したデビューアルバムがいきなりジャイルス・ピーターソンによる2017 Worldwide Music Awardsでベストアルバムにノミネートされ、ジャズやソウルの愛情をたっぷり詰め込んだアフロでブロークンでダビーな独特のビートに乗せたPrinceやD’Angeloの影響を感じる軽やかなその歌声は瞬く間に世界中のリスナーを虜にした。所属する22aクルーの仲間であるMo KoloursとJeen Bassaは実の兄弟であり、彼らの共有する親密なムードと特異なサウンドはRythm SectionやYAM Recordsなどのスタイリッシュでアグレッシヴな感覚と共鳴し、いま最高の盛り上がりを見せるサウスロンドンシーンの一翼を担っている。
Bandcamp: https://reginaldomasmamodeiv.bandcamp.com/album/children-of-nu/