Lullatoneの最新作は、インディーフィルムのサントラのような繊細さ、マイクのあちら側の佇まいさえも想像させるやわらかさを感じる15編のほのぼのチェンバー・ポップ。

映画やコマーシャルのための作曲を何年も経験したLullatoneのショーン・ジェームス・シーモアがつむぎ出したメロディーラインには、グループの初期の作品では見られなかった、豊かな感情が音の一粒一粒に織りこまれています。’’Soundracks for Everyday Adventures”でLullatoneは、毎日の生活中で起こるちいさいけれど大切にしたいものごとを描いています。

今アルバムは全曲を通して、彼らのホームスタジオで録音されました。ウェス・アンダーソンの初期フィルムスコアへの親しみが、このアルバムに一風変わった要素をもたらしています。グロッケンのきらめく響き、心地よくかき鳴らされるギタレレ(ギターとウクレレを合わせた楽器)、森閑としたストリング、ホルンにピアノ、少しの口笛とドラムをなぞるブラシの音。このような入り組んだ構成にもかかわらず、綿密に練られたトラックは秩序よく鮮やかさを失いません。チェンバーポップ、twee、そしてモダン・クラシックのヒントが幾重にも重なり、デュオにとって、これまでで最もリリカルで開放的な作品にできあがりました。

「ララトーンの音楽は、いつも洗練されていてびっくりする要素が満載です。これは彼らのベスト・アルバムです!」
– Shaw-Han Liem (I am Robot and Proud)

*日本流通盤にはボーナストラック3曲がダウンロードできる、ブックマーク(本のしおり)型のダウンロードクーポン付き!ララトーンがデザインした、かわいいブックマークです。

 

Tracks
1 growing up
2 a runaway kite
3 going to buy some strawberries
4 an inherited record collection
5 finding a leaf in your girlfriend’s hair
6 an older couple holding hands
7 checking things off of a to-do list early in the morning
8 riding a bike down a big hill and taking your feet off of the pedals
9 the best paper airplane ever
10 a picture of your grandparents when they were young
11 little things swimming under a microscope
12 clapping contest
13 the kind of song you make up in your head when you are bored
14 brass practice
15 listening to raindrops knocking on a window