Fabrizio Paterlini
“Transitions”
ファブリツィオ・パテルリーニ
『トランジションズ』
¥2,530(税込)
PDIP-6591
2020年8月28日リリース
国内盤CD
レーベル : p*dis
イタリアのメランコリック・ピアニスト、ファブリツィオ・パテルリーニが導くマインド・トラベル
「わずか2分以内で人はどれだけ多くの感情を感じることができるのか?」。
イタリアのピアニスト、ファブリツィオ・パテルリーニはそんな問いかけに答えるべく、2019年の夏の間、ほぼ毎日インスタグラムに1-2分のソロ・ピアノの小品を発表してきました。「MicroStories」と名付けられたそのプロジェクトは最終的に50もの曲が発表されました。
そのプロジェクトで作られた数々の楽曲は、セレーナにある18世紀の建造物ヴィラ・ディオニージやスタジオでのちにライヴ・レコーディングされ、「Transitions」というEP三部作として、2019年秋から2020年初夏にかけてデジタル配信されました。本作はそのEP三部作を1枚のアルバムとしてまとめた全24曲入りの小品集。
ピアノの弦とハンマーの間にフェルトを挟んで演奏することでより柔らかなサウンドを志しており、日々の感情の機微を繊細にとらえたような、静かでありながら極めてエモーショナルなソロ・ピアノ作品となっています。
<トラックリスト>
1. Eyes Closed
2. If only I could tell
3. The hall is dancing
4. Istanbul wedding
5. Homesick
6. Fire
7. Summer Story
8. Mind Travels
9. Found hopes
10. The wind, the sea
11. Gentle Thoughts
12. Unsaid
13. The long path to imperfection
14. That feeling, though
15. Autumn Theme
16. Hours passing
17. Story of you
18. Lost song
19. When orange is the sky
20. Leafs’ dance
21. Dark room
22. Home, at last
23. Piano is breathing
24. Waltz
Fabrizio Paterlini
ファブリツィオ・パテルリーニ
イタリアのマントヴァの作曲家/ピアニスト。6歳からピアノを弾きはじめ、マントヴァの芸術学校で音楽理論を学んだ。90年代にはロックやポップからジャズに至るまでさまざまなバンドで演奏し、次第に作曲をはじめた。90年代が終わりに近づいたころ、ついにピアノに集中していくことを決断。ソロ・ピアニストとしてじぶんの作品を作っていく。2007年、アルバム『Viaggi in Aeromobile』でデビュー。上品なメロディーと美しいストラクチャーが高い評価を得た。2011年に2ndアルバム『Viandanze』と 3rdアルバム『Fragments Found』をまとめた編集盤で本格的に日本デビュー。
official site: http://www.fabriziopaterlini.com/