haruka nakamura
“twilight Deluxe Edition”
ハルカ・ナカムラ
『トワイライト・デラックス・エディション』
国内流通盤2枚組LP
2024年10月25日リリース
AMIP-0361LP
本体価格:¥6,700 + 税
*2024年再プレス
*ブラック・ヴァイナル
レーベル : KITCHEN. LABEL
haruka nakamuraの代表作の1枚である2010年作『twilight』に、当時のオリジナル・セッションで録音された未発表曲8曲追加収録のリマスター2枚組LPデラックス・エディションが待望の再プレス。
陽が沈んでから夜が来るまでの淡く美しい、その時間へ捧げる。」
薄青い夕方。窓辺からの風。その旋律。
海辺のスタジオで録音された、ピアノが紡ぐ静謐なセッションに、ARAKI shin、akira uchida、April Lee、Janis Crunch 等の演奏家たちが出会っては、過ぎ去って行く。
1日の終わりに。彼方に祈りを。夕べの祈りを。
シンガポールの KITCHEN. LABEL より 2010 年の夏にリリースされた haruka nakamura の 2nd アルバム『twilight』。”twilight” や “ 音楽のある風景 ” などの名曲を生み出したこのアルバムは、アーティスト自身の代表作のみならず、KITCHEN. LABELの歴史の中でもベスト・セラーを記録し、2013年には新装丁のリイシューがリリースされた大名盤。デラックス・エディションには、2010 年のオリジナル・セッションで録音された未発表曲 (*) を8曲を追加収録。オリジナル・アルバムのリマスタリングは haruka nakamuraの長年のコラボレーター田辺玄が担当。ゲートフォールド・ジャケット仕様、寺田俊彦(雨と休日)によるライナーノーツ付き。
海を見下ろすスタジオで録音された本作は、太陽が水平線へとゆっくり沈む夕暮れ時の光景に捧げられた作品。徐々に消えゆく太陽の光やそれに伴う 空の色の移り変わりなど、夕暮れ時が醸し出す儚くメランコリックな空気感を、繊細な音とテクスチャーのヴァリエーションで、とても丁寧に、とてもおだやかに表現した音の風景。ARAKI shin、akira uchida、saito isao、Rie Nemoto、April Lee、Janis Crunchがレコーディングに参加。
【Tracklist】
LP Tracklist: (*previously unreleased)
(Side A)
1. 夕べの祈り
2. harmonie du soir
3. 彼方
4. 窓辺
5. memoria
6. ベランダにて
(Side B)
7. faraway
8. 光景
9. dialogo
10. 音楽のある風景
(Side C)
11. twilight
12. カーテンコール
13. the light
14. 光 (Feat. ASPIDISTRAFLY)*
(Side D)
15. ニつの風景の消失点 *
16. drape*
17. calma de noite*
18. dreaming dawn*
19. calma de noite (Take 2)*
20. 光景 (Feat. Rie Nemoto)*
21. 夕線 *
haruka nakamura
ハルカ・ナカムラ
音楽家。青森出身。15歳で音楽をするため上京。2008年1stアルバム「grace」を発表。それまで主にギターを弾いていたが、2ndアルバム「twilight」以降、ピアノを主体に音楽を作るようになる。ミュート・ピアノソロアルバム「スティルライフ」「Nujabes Pray Reflections」など、いくつかのオリジナル・アルバムを発表。THE NORTH FACEとのコラボレーションで原宿の新店舗ビルSphereのために四季を通じて四枚のアルバムをリリースするシリーズ「Light years」はカセットテープでリリースするなど話題に。初期作品からほぼ全てのアルバムが時を経ても要望がありアナログレコード化され再発売を続けている。
2020年より自主レーベル「灯台」を立ち上げ、「灯台通信」で手紙のように自身の言葉を伝える発信を行う。
北海道の馬だけが取り残された島「ユルリ島」とのMVや、ナチュラルワイン「BEAU PAYSAGE」とのワイン、画家ミロコマチコとのライブペインティング、ミナペルホネンのコレクション映像の音楽、写真家・川内倫子とのコラボレーションライブなど多岐に渡る。
杉本博司「江之浦測候所オープニング特別映像」などの映像音楽を手掛け、NHK「ひきこもり先生」Hulu「息をひそめて」TVドキュメンタリー「安藤忠雄・次世代へ告ぐ」TVアニメ「TRIGUN STANPEDE」任天堂「どうぶつの森」など、ドラマ、映画、CMなどの音楽を担当。
長い間、旅をしながら音楽を続けていたが、2021年より故郷・北国に帰り音楽をすることにした。
www.harukanakamura.com
photo by Shoji Onuma