Masayoshi Fujita
“Bird Ambience”
マサヨシ・フジタ
『バード・アンビエンス』
¥2,400 + 税
AMIP-0250
2021年5月28日リリース
レーベル : Erased Tapes Records
■国内流通盤のみボーナストラック”Cape Girardeau”のDLコード付
ビブラフォンに加えマリンバが飛躍するマサヨシ・フジタの新たな形 エル・フォグ名義で表現して来たエレクトロニック・ダブの要素も取り入れた これまでの集大成と言える作品が完成。
完璧なバランスでアレンジされた今作は、ゆっくりとしたペースで一つ一つの音とフレーズが心に染み込むまでを楽しむ時間を十分に与えてくれます。高田みどりのミニマリズム、Mika Vainioのスタティックな雰囲気、To Rococo Rotの有機的な要素、Minotaur Shockの 牧歌的なエレクトロニクスなど、偉大なアーティストとの共通点を感じさせてくれます。しかし、それだけでなく現代音楽やクラシック/ア ンビエントや解体されたダブ・サウンド/コントロールされたノイズやジャズの断片などを大気中の静的な霧の中に蒸発させ、それらを 巧みに新しい音楽の形に変換し独自の音像を形成したのです。
「マリンバの弾き方はビブラフォンと似ているので自然と身につき、始めやすいのですが音の響きが全く違います。マリンバのバチは木で作られているのでビブラフォンよりも音域が広く、より多くの可能性を秘めた大きなサウンドパレットを提供してくれました。弓やマレットを 使って演奏したり、時にはエフェクトをかけたりしています。」マサヨシ・フジタ
マリンバの軽やかな響きと温かな慈愛を感じさせるリードシングル”Thunder”は、アンナ・アフマートヴァの詩”You Will Hear Thunder”からインスパイアされた楽曲。MVはリョウ・ノダが監督し、兵庫県の新生活を取り巻く山の風景の中で撮影した映像を収録しています。
Track list :
1. Bird Ambience
2. Thunder
3. Anakreon
4. Cumulonimbus Dream
5. Gaia
6. Noise Marimba Tape
7. Morocco
8. Miyama No Kitsune
9. Nord Ambient
10. Stellar
11. Pons
12. Fabric
Masayoshi Fujita
マサヨシ・フジタ
ドイツのベルリンで活動するヴィブラフォン奏者、作曲家。el fog名義ではより実験的なアプローチでエレクトロニクスと
アコースティックサウンドの融合を試みている。2010年にはJan Jelinekとのコラボレーションアルバムも発表。2012年に本名名義では初となるヴィブラフォンの可能性を追求したアルバム『Stories』をFlauよりリリースし、Ele-King/The FADERなどでも高い評価を受ける。そして2015年に、Nils Frahm、Olafur Arnaldsなどを輩出するErased Tapesより2ndアルバム『アポローグス』をリリース。Pitchforkでも8.2を獲得するなど多くのメディアで評価される。2018年には『ブック・オブ・ライフ』をリリースし日本ツアーも行う。そして3年ぶりなる新作『バード・アンビエンス』をリリース。
Masayoshi Fujita
Erased Tapes Records