なぜか今まで秘密にされていました。
ニルス・フラームが2009年に制作していたピアノ作品が初公開! 今年のピアノ・デイでリリースされる音源がCD/LP化です。

ニルス・フラームは何世紀にもわたって受け継がれてきたピアニスト・コンポーザーという存在を、新しい世代の音楽ファンのために生ま れ変わらせ世界を静かに変えてきました。今作は2009年にトーマス・ガイガーがプロデュースした論文「Conversations for Piano and Room」の一部として、グラーツの音楽・舞台芸術大学Mumuthで録音された若き日のニルスの未発表のスナップショットです。そ のうちの2曲(特に『Hammers』)は彼のライブセットの一部として生き続け、2013年に発表したアルバム『スペイシーズ』で再構築され ました。彼のクラシックの和声言語とジャズの即興性という本質的な天才生は今作から垣間みる事ができます。

“グラーツでのセッションでは、グランドピアノから音楽を絞り出さなければならなかったことを覚えています。今聴いても楽しいのですが 、私はこの録音をしばらくの間、秘密にしていました。なぜなら、この録音は私にとってずっと若い頃の自分のように聞こえるし、当時の音 楽表現の多くは、今の私には再現できないからです。” ニルス・フラーム

 

Tracklist
1. Lighter
2. O I End
3. Because This Must Be
4. Kurzum
5. And Om
6. Hammers
7. Crossings
8. About Coming and Leaving
9. Went Missing