カルロス・アギーレをはじめ、世界の繊細で美しい音楽を紹介するbar buenos airesが遂にレーベルをスタート、注目の第1弾リリース!
水の雫のようなピアノの音色と、澄んだ風のように揺らめくギターの響きが重なり合う、幾多の奇跡的な瞬間を封じ込めた1枚。ECM/ビル・エヴァンス〜ジム・ホール/パット・メセニー〜ライル・メイズ/エグベルト・ジスモンチなどに通じる、透徹した美意識に貫かれたピアノとギターのインストゥルメンタル作品。

美しく生命力に溢れ、心を鎮める静寂に包まれた音像風景を産み出す素晴らしいアーティスト達を紹介するbar buenos aires。
2枚のコンピレーションCDの発表を経て、価値あるアーティスト/アルバムをさらに紹介したいという願いのもと、レーベルをスタートします。

その記念すべき1枚目のリリースは、ホベルト(ギター)とエドゥアルド(ピアノ)、ブラジル出身で南米〜ヨーロッパで活躍するタウフィッキ兄弟によるデュオ・インストゥルメンタル作品『Bate rebate 〜 ピアノとギターの響き』。

bar buenos airesクラシックであるキケ・シネシ&カルロス・アギーレの「Danza sin fin」「Seras verdad?」において、ピアノとギターが呼吸を合わせるあの親密な瞬間。本作には、それに匹敵する輝きが幾多も封じ込められています。

ホベルト/エドゥアルドのペンによる楽曲を全編にわたって収め、現代ブラジル音楽を代表する才人、アンドレ・メマーリがプロデュースを務めた本作。ブラジル音楽に留まらず、ジャズ、クラシック、ポピュラーなどが融け合った表情豊かな楽曲、実の兄弟ならではのまるで楽器で会話をするような響きや空気感、ナチュラルな質感がそのまま収められた高品質な録音まで、深く聴きごたえのある作品です。

日本盤序文:吉本宏 解説:山本勇樹(bar buenos aires)

パーソネル:
Roberto Taufic(Guitar)、Eduardo Taufic(Piano)
プロデュース:
André Mehmari
ゲスト:
André Mehmari(Accordion on Track 14)、Luciana Alves(Vocal on Track 18)

2011年ブラジル/サンパウロ録音

 

Tracks
01. Children’s dance
02. Lembranças
03. Quando vem do coração
04. Brasil express
05. Ficou o amor
06. Choraminguando
07. Bate e rebate
08. Bicho solto
09. Passeando
10. Real picture
11. Nosso chão
12. Sobre as nuvens (feat. André Mehmari)
13. Êta danado!
14. Falação
15. Deu gato na cabeça
16. Assenza
17. De tanto amar
18. É assim (feat. Luciana Alves)