Tamas Wells
“A Plea en Vendredi (15th anniversary LP edition)”
タマス・ウェルズ
『ア・プリー・アン・ヴァンドレディ』
¥4,290(税込)
LIIP-1549
2021年11月19日リリース予定
国内盤LP
レーベル:Lirico
すべての痛みを除去する、やさしくかなしくやわらかな「天使の歌声」
不朽の名作と名高いタマス・ウェルズの2ndアルバムが初のLP化!
すべての痛みを除去するようなけがれなき美しい歌声を持つオーストラリア人シンガー・ソングライター、タマス・ウェルズ。2006年にリリースされ、あまりの美しさが評判に評判を重ね、異例のロングセラーとなった2ndアルバム『A Plea en Vendredi』がリリースから15年を経て、待望のLP化。
当時、医師である妻とともにHIV/エイズ教育に関わる地域保健活動を行うNGOで働くために短期的に移住したミャンマーで大半の曲が書かれ、その後メルボルンでレコーディングが行われました。その時レコーディングされたマテリアルは数時間分にも渡りましたが、そこから厳選され余分なものが削り落とされた結果、11曲の美しい楽曲が残りました。
天賦の歌声を引き立てるような、アコースティック・ギターとピアノを中心とした、シンプルでフォーキーなアコースティック・サウンド。彼自身による多重録音コーラスに酔いしれるとともに、極上のメロディーに心洗われるかのよう。この世のものではないような極上の美しさと、その裏側に底抜けの悲しみを湛えた名曲「Valder Fields」は、静かで繊細な美しいものを追い求める人たちに長年愛されてきました。特に中国では「Valder Fields」がテンセントの人気ヴォーカルオーディション番組「明日之子」で課題曲として使用されるほど、リリースから15年経ってもなお圧倒的に支持されています。
なお、2006年、ちょうど本作がリリースされた春頃に彼は再びミャンマーに移住し、それから2012年の春まで6年間をミャンマーで過ごし、そこで数々の名曲が生まれました。メルボルンに戻ってから現在に至るまで、ミャンマーの政治について研究を行なっており、第二の故郷とも言えるミャンマーに身を捧げています。
Track listing:
Side A
1. From Prying Plans Into The Fire
2. Valder Fields
3. Vendredi
4. Lichen and Bees
5. Yes, Virginia, There Is A Ruling Class
6. The Opportunity Fair
Side B
1. Valour
2. The Telemarketer Resignation
3. I’m Sorry That The Kitchen Is On Fire
4. Melon Street Book Club
5. Open The Blinds
Tamas Wells
タマス・ウェルズ
タマス・ウェルズは、メルボルン在住のオーストラリア人シンガー・ソングライター。2006年から2012年のはじめまで6年間をミャンマーで過ごし、現地のNGOでHIV/エイズ教育のヘルスワーカー〜フィールドワーカーの仕事に従事していた異色のアーティスト。
2006年秋に日本でもリリースされた 2ndアルバム『A Plea en Vendredi』が口コミで大きな話題を呼び、ロングセラーを記録した。人々の心を洗うような美しすぎる歌声は、「天使の歌声」と大きな評判を呼んだ。現在までに6作のアルバムを残している。また、 2007年に初めての来日ツアーを行って以来、これまでに5度の来日ツアーを行っている。
現在はメルボルン大学で東南アジアの政治を専門的に扱う研究者として働く。2021年5月にはミャンマーの政治や民主主義について書いた初の書籍『Narrating Democracy in Myanmar』を出版した。
official website: http://www.tamaswells.com/