2005年の13&Godに続く、画期的なコラボレーションが実現!
ヒップホップとエレクトロニカ、そしてポストロックとを架け渡すインディー・ミュージック・シーンにおける「重要事件」。

Themselves(Anticon)+The Notwistというジャンルの枠を越えたコラボレーション=13&Godは2005年の音楽シーンにおいて最も注目されたユニットだった。10月に実現した来日公演での熱狂的な受け入れられぶりからも伺えるように、人々が最も待っていたサウンドがそこにはあったと言える。そして、それに続く新たな画期的コラボレーションがここに生まれた。先日、国内盤がリリースされたベルギーのCavemen Speakのリーダー格であるSiazと、スウェーデンのStacs of Staminaの核弾頭MC Marcus Graapによるユニット=Zucchini Driveがそれだ。彼らの2ndにあたる本作≪Being Kurtwood≫は、ヒップホップ、エレクトロニカ、ポストロックの素晴らしいアーティスト、プロデューサーたちとのコラボレーション・アルバムとなっている。イタリアのポストロック・バンドgiradini di miro。the notwistのフロントマンであり、lali puna、13&godなどでも活躍するドイツのインディーロック・シーンを支える中心的存在marcus archer。米フロリダの高速ラッパーbleubird。米ピッツバーグのアンダーグラウンドヒップホップ・デュオgrand buffetの片割れlord grunge。styrofoam、b.fleischmann、populousというベルリンの人気エレクトロニカ・レーベルMorr Music勢。米ボストンの注目のアンダーグラウンド・ヒップホップ・ユニットpilot balloon。そして、アンチコンのalias・・・。こうして名前を羅列しただけでもすごさが伝わるのではないだろうか。ただ彼らの楽曲にラップを乗せただけではない、ハイセンス同士が巧妙に融合し、特別な化学反応を起こした刺激的なトラック群は、人々の心を惹き付けてやまないだろう。自由に溢れた独自の感性でもって、全く新たな地平を見せてくれる、「事件的傑作」の誕生!音楽というものをジャンルなんて枠に閉じこめるべきではないことを気付かされる。

 

Tracks:
01. Painting Things in Harsh Colours
produced by Giardini di Miro
02. Sombre City (ft. Markus Acher)
produced by Markus Acher & Aqua Luminus III
03. Easy Tiger (ft. Bleubird)
produced by Lord Grunge
04. Knucklesandwich
produced by Corrado Nuccini
05. 1000 Streets Beneath The Sky
produced by Lauri
06. Vagabondage
produced by Styrofoam
07. Earth to Kurtwood
produced by Pilot Balloon
08. Banned from Poland
produced by B.Fleishmann & Homesick Nomad
additional vocals by Styrofoam
09. Bonafied Gambler (ft. Lord Grunge)
produced by Alias
10. Good Music & Indian Food
produced by Populous
additional vocals by Kimberly