3人組プロダクション・チーム、ニーズのメンバー、ラース・バートクンが手掛けるソロ・プロジェクト、パッション・ダンス・オーケストラの1stアル バム。

世界中のダンス・フロアーを鵜ならした大ヒット曲「Worlds」ファン待望の1stアルバム。ゲスト・ミュージシャンは一切取り入れず、ラース本人の演奏、プロデュース・スタイルで制作されたとてもパーソナルな作品。豊かなメロディやハーモニーと共に、サウンド・スケープへ導く様に、エキサイティングなストーリーラインが描かれおり、豊かな音楽性がマジカルに配合されたタイムレスな作品。レーベルが放つ1stアーティスト・アルバムは、ニーズの今後の方向性を広げる作品となるだろう。

 

「ジャケットの男は誰だろうか。距離感の全く違ったアートワーク。男の前には月面、そう遠く無い場所には地球。そしてタイトルには、ドリームランド。こ のアルバムは音楽的に言えばハウスだろう。しかし「ハウス!」と言い切るには、何だかフィットしない。ここにはダンスによって得られるカタルシスだけで はないし、またアメリカ的なヴォーカル・ハウスとしてのカタルシスでもない。もっと他の「何か」を強く訴えかけている。そう、あくまでハウス的なビート を借りる事によって言い切れない「何か」を。」

 

解説:岡本 俊広(ライター)

 

01 Thought Of You
02 Discover The World
03 Treasure Everywhere
04 Where We’ve Been
05 Dreamland
06 Headin’ Home
07 Echos Of A Lost Love
08 (Her) Life