シンガポールのデュオASPIDISTRAFLYが2011年にリリースした傑作2ndアルバムが待望のヴァイナル化。ノスタルジックなフォークロアと繊細なエレクトロニクスが美しく溶け合った、優雅さと暖かさを湛えるフォーク・アンビエント作品。

 

シンガポールを拠点に活動するシンガーソングライターApril Leeと、KITCHEN. LABELの運営も行うプロデューサーのRicks Angによる男女デュオASPIDISTRAFLY (アスピディストラフライ)。彼らが2011年にリリースした2ndアルバム『A Litte Fable』が待望のヴァイナル・フォーマットでリイシュー。アルバム発売から10周年を迎えた本作の牧歌的かつノスタルジックなサウンドは、いまもなお新しい世代のリスナーを魅了し続けており、パンデミックの間にSNSで再熱したトレンド<コテージコア>の美学の先駆けとも言える作品です。
 
2010年の秋に東京でレコーディングされた本作は、時間の経過やフォークロアをテーマにした12曲の叙情的な楽曲が白昼夢のような物語を展開していきます。Aprilの深みのあるやさしい歌声と素朴なギターのアルペジオ、優雅なストリングスやピアノのアコースティック・アンサンブルに、デリケートなエレクトロニクスを纏わせた、美しくノスタルジックな雰囲気のフォーク〜アンビエント・アルバム。レコーディングには、haruka nakamura、Kyo Ichinose、徳澤青弦、柳平淳哉(いろのみ)、Akira Kosemura、 Janis Crunch等、ASPIDISTRAFLYと交流の深い才能豊かな日本人ミュージシャン達がゲスト参加しました。
 
ヴァイナル盤のリマスタリングはオランダのBrandenburg Masteringが担当。パッケージはダイカットを施したジャケットに、プレミアム・ペーパーを用いたインナースリーブと4ページのインサートが付属されており、オリジナルのデザインを忠実に再現しています。
 
「ヴァシュティ・バニヤンの精神を受け継いだ静かなウィスパー・ヴォイスを持つASPIDISTRAFLYは、マックス・リヒターのようなアンビエント作曲家たちとの共通点も多いが、その過程で、彼ら自身の葉に覆われた道を見出している。」(NPR Music)
 
Side A
1. A Black-Necked Swan
2. Landscape with A Fairy
3. Homeward Waltz
4. Cocina
5. Sea of Glass
6. Countless White Moons
 
Side B
1. Language of Flowers
2. Wooden Room
3. Gensei
4. Blue Bonnet of the Seven Stars
5. Dear Sylvan
6. Twinkling Fall

 

 

 

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