World Standard “UTAU KANADERU”
ワールドスタンダード『UTAU KANADERU』
■税込2,750円(税抜2,500円)
■SLIP-8511
■2022年5月31日
■レーベル:Stella
■発売・販売元:インパートメント
■国内盤CD
鈴木惣一朗率いるポップ・グループ、ワールドスタンダードが2022年4月、10年振りに開催したフル編成でのライヴ『理想郷』の模様を収めた、14枚目にして初のライヴ・アルバム。
鈴木惣一朗(歌/クラシック・ギター)の元に集ったミュージシャンは、松本従子(歌/アコーディオン)、山本哲也(シンセサイザー/サウンド・エフェクト)、 安宅浩司(マンドリン/バンジョー/ペダル・スティール・ギター)、武嶋聡(サックス/フルート/クラリネット)、白佐武史(チェロ)、ガリバー鈴木(コントラバス)。
パンデミックの戸惑いと空しさの雲の下で、”ぼくの青い空”を音楽で描いた『色彩音楽』と『エデン』という2枚のアルバムからのレパートリーを中心に、長年演奏を共にしてきた彼らが歌い奏でた音楽。それは、ライヴの日の朝から降り続いた雨のように、優しく暖かに会場の人々を包み込みました。
初のライヴ・アルバムとなる本作は、再び仲間やオーディエンスと音楽を共有し、希望が生まれる場所にしたいという願いを音楽にのせて伝えた、この日、この時代の大切な記録。
『UTAU KANADERU』
収録曲
01. 物語の扉~朗読<空の青さ>
02. 月は甘く苦く
03. マロニエ
04. 遠い声 遠い部屋
05. ラツィオの花
06. 浮雲
07. 雪と花の子守唄
08. 生きようとする力
09. ナガレユクモノ
10. 夕なぎ
11. ひとしきりの哀しみ
12. ステラ
(※ アルバムの演出上、曲間の拍手、MCなどは全てカットしてあります。ご了承ください。)
歌と演奏 ワールドスタンダード
歌、クラシック・ギター 鈴木惣一朗
歌、アコーディオン 松本従子
シンセサイザー、サウンド・エフェクト 山本哲也
バンジョー、マンドリン、ペダル・スティール・ギター 安宅浩司
サックス、フルート、クラリネット 武嶋聡
チェロ 白佐武史
コントラバス ガリバー鈴木
会場:WWW(2022年4月14日)
ライヴ制作
制作 片平啓(WWW)
運営 鈴木悠子
舞台 石川葉月
照明 一條紗希
音響 FOH 葛西敏彦
音響 モニター 山本真純
CD制作
プロデューサー:鈴木惣一朗
ライヴ・レコーディング、ミックス、マスタリング:原真人
イラストレーション:横山雄(BOOTLEG)
デザイン:杉怜(SCENERY OF DESIGN)
ディレクター:稲葉昌太(INPARTMAINT INC)
イグゼクティヴ・プロデューサー:桑原守夫(INPARTMAINT INC)
鈴木惣一朗
1959年、浜松生まれ。音楽家。83年にインストゥルメンタル主体のポップグループ「ワールドスタンダード」を結成し、85年に細野晴臣プロデュースでノン・スタンダード・レーベルよりデビュー。「ディスカヴァー・アメリカ3部作」は、デヴィッド・バーンやヴァン・ダイク・パークスからも絶賛される。デビュー35周年を迎えた2020年に10年ぶり12枚目のオリジナル・フル・アルバム『色彩音楽』を、続いて2021年に13枚目のアルバム『エデン』をリリース、同時に過去の全作品を全世界での配信を解禁。2022年4月には10年ぶりのライヴ「理想郷」を渋谷WWWで開催。アシッド&トラディショナル・フォーク、南米音楽、トーチ・ソング、ミニマル、サイケデリア、室内楽から民族音楽まで吸収した音楽性が、ジャンルと世代を超えて支持されている。
プロデューサーとしては、程壁(チェン・ビー)、南壽あさ子、ハナレグミ、ビューティフル・ハミングバード、中納良恵、湯川潮音、羊毛とおはな等、多くのアーティストを手掛けた。2013年、直枝政広(カーネーション)とSoggy Cheeriosを結成。
執筆活動や書籍も多数。95年刊行の『モンド・ミュージック』は、ラウンジ・ブームの火付け役となった。細野晴臣との共著に『とまっていた時計がまたうごきはじめた』(平凡社)『細野晴臣 録音術 ぼくらはこうして音を作ってきた』(DU BOOKS)。ビートルズ関係では『マッカートニー・ミュージック~ポール。音楽。そのすべて。』(音楽出版社)。「耳鳴りに悩んだ音楽家がつくったCDブック」(DU BOOKS)などがある。
WORLD STANDARD https://www.worldstandard.jp