Eyolf Dale / The Wayfarers
エイヨルフ・ダーレ『ウェイフェアーズ』
■RCIP-0340
■2023年2月17日リリース
■2,640円(本体2,400円+消費税)
■レーベル:Edition Records
■国内盤CD(仕様:ジュエルケース/6Pリーフレット)
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ノルウェーの俊英ピアニスト/作編曲家エイヨルフ・ダーレによる、豊かな陰影と深みをたたえた音の造形美が素晴らしい、どこまでもリリカルでポエティックなピアノ・トリオ作品。
スキルフルなピアニストとしての実力、作編曲家としての能力は折り紙つき。抽象的かつ映像的なテーマから着想し、ノルウェーの古典音楽、ジャズ、クラシックを融合したメロディーとハーモニーで思慮深く組み上げ、変幻自在のトリオ演奏で聴かせる全10曲。グレッチェン・パーラト、マーク・ジュリアナ、クリス・ポッター、狭間美帆、そしてサシャル・ヴァサンダーニ&ローマン・コランまで話題作を連発するレーベルEdition Recordsより注目作!
ジャズ・ピアニストとしてヨーロッパのフェスティバルに招待され多くの受賞歴を持つ、ノルウェーのピアニスト/作編曲家、エイヨルフ・ダーレ。アルバム『Wolf Valley』(2016)がSpellemann Prize(ノルウェーのグラミー賞)にノミネートされ、一躍北欧〜ヨーロッパのジャズ・シーンで注目の存在となりました。2作目『Return To Mind』(2018年)では、ピアノトリオ+管三本+ヴァイオリン+ヴィブラフォンという特徴的な8人編成で、ダーレの曲想を有機的に調和。その「新しい室内楽」に通じる世界観はECMやミナス新世代、中島ノブユキにも通じ、日本でも好事家のあいだで話題に。
グレッチェン・パーラト、マーク・ジュリアナ、クリス・ポッター、狭間美帆、リオネル・ルエケそしてサシャル・ヴァサンダーニ&ローマン・コランまで話題作を連発するUKのレーベルEdition Recordsでの5枚目の自身名義作となる本作は、アルバム・タイトル『Wayfarers(旅人)』が示すとおり、これから始まる旅のまばゆい未来を感じさせる冒頭のタイトル曲から、旅人が立ち止まり、観察し、塾考する旅路の過程が表現されています。それぞれの場面や感情の起伏を捉え、得たイメージから構築された楽曲は、深い部分で曲想を共有したトリオの変幻自在の演奏により豊かな陰影を与えられます。
ジャケットのアートワークも素晴らしく、北欧〜ヨーロピアン・ジャズらしい美意識に溢れたピアノ・トリオ作品として近年でもトップ・クラスの作品と言えます。
■トラックリスト
01. The Wayfarer
02. Woodland Walk
03. Hidden Treasures
04. Behind The Curtains
05. A Current Peace Of Mind
06. After The Party
07. A Blacksmith’s Tale
08. The Sky At Sunset
09. Fields Of Kyiv
10. The Homestead
Eyolf Dale – Piano, Hammerspinet, Celesta
Per Zanussi – Bass, Saw
Audun Kleive – Drums