ピアノ・テンダネス ~思いやりの優しさをもったピアノ・ミュージック~

「穏やかな音楽を集める」というコンセプトのCDショップ「雨と休日」監修による新たなコンピレーション・アルバム。「思いやり」と「優しさ」をキーワードに、極めて繊細でありながらもポジティヴさを感じさせる、頭の中で風景が見えるようなソロ・ピアノ作品ばかりを集めました。
 
小瀬村晶による録り下ろし「Mimosa, Spring Tenderness」は、元々は40秒ほどの楽曲「Mimosa」のロング・ヴァージョン。zmiの初CD化音源「ほおさい」や、現在はユニバーサル・ミュージック傘下の名門Deccaと契約するChad LawsonとElliott Jack Sansomによる心が軽くなるような名曲。そしてharuka nakamuraの「CALL -雨と休日の春に-」は本作のためにミックスし直された新ヴァージョンを収録。
 
「感謝」「優雅さ」「友情」「豊かな感受性」「思いやり」といった花言葉をもつミモザの花をメインイメージに据えた美しいアートワーク(見開き紙ジャケットにトレーシングペーパーによる書籍のようなカヴァーが巻かれた仕様)。ミモザのように控えめで、かつ確かな思いやりをもった16曲のピアノ・ミュージック。マスタリングは日本を代表するアンビエント・アーティスト畠山地平が担当。
 
選曲・監修:寺田俊彦(雨と休日)

 
トラックリスト
1. Akira Kosemura / Mimosa, Spring Tenderness
2. Elliott Jack Sansom / Primrose Hill
3. Jacob David / Nowesind
4. Giulio Fagiolini / Libero Nell’aria
5. Simeon Walker / Letters
6. Ludvig Cimbrelius / Kärlekens Vingslag
7. zmi / ほおさい
8. Ed Carlsen / Unfold
9. Sophie Hutchings / So Slightly
10. Stefano Guzzetti / Bubble – For Vaughan
11. Yoav Ilan / Sweet Love Dream
12. Ketil Bjørnstad / Prelude 1
13. Chad Lawson / Promise Made On Signal Mountain
14. Phil Cook / Thursday Night Prayer
15. Andrei Poliakov / Piano Meditation B-dur
16. haruka nakamura / CALL -雨と休日の春に-