イタリアのピアニスト、ステファノ・グッツェッティによるピアノをめぐる旅
「Piano Book」シリーズ完結編

ルドヴィコ・エイナウディ、ヘニング・シュミート、ダスティン・オハロランなどをおもわせるぬくもりのあるタッチと美しいメロディーで多くの人々を魅了するイタリア・サルデーニャ島の作曲家/ピアニスト、ステファノ・グッツェッテイの最新作。
 
2014年のソロ・デビュー作『At Home』、2018年の『Short Stories』に続く「Piano Book」シリーズの第3弾にして最終章。
 
この「Piano Book」シリーズは、、この10年という時間の中で、その音のパレットがどんどん変化していきました。ピアノのアコースティックな響きだけの『At Home』、ミニマムな表現力を持つ楽器の響きに繊細なエレクトロニクスを加えた『Short Stories』。そしてこの最終作に辿り着き、厳選された古いハードウェアシンセサイザーとピアノが絡まり合います。
 
『Letters from Nowhere』は想像上の場所からの手紙のやりとりをじっくりと描写しています。一瞬の激しさ、絶望の大きさ、そして喜び。大切な人や場所との再会のために。また、「Shoji」や「Tokyo At Night」など、日本へのラブレター的な曲もあります。
 
作曲、演奏、録音、ミックスまですべてステファノ自身が行い、彼のホームスタジオで完結させた、繊細で美しいポスト・クラシカル〜アンビエント作品です。
 

Track listing:
1. Our hands
2. Finally home
3. She sleeps
4. Fede
5. Tokyo at night
6. A distant point in the sky
7. A fragile leaf against the wind
8. Shoji
9. Summer night
10. Aurora
11. Under the stars